★ 浅田飴とヴィックスドロップの違い

風邪をひいた。私がひく風邪は、９割方が“鼻風邪”である。元々腹が弱いので、胃腸に来るタイプの風邪をひいても「またいつもの腹下しかよ」と、スルーしているだけの可能性が高いのだが、とにかく自覚レベルで言えば、９割方が“鼻風邪”である。ところが今回ひいた風邪は、珍しく“喉風邪”だった。喉が痛くて堪え難いが、医者に行く程ではない。医薬部外品辺りののど飴を舐めて紛らわす事とした。どの銘柄がよく効くのか、“鼻風邪”ばかりの私よりは詳しいであろう周囲に尋ねてみたところ、私の知らなかった事実がそこにあった。

それなりの薬効性を求めて舐める、有名なのど飴として、私の中の双璧が「浅田飴」と「ヴィックスドロップ」である。私はこの２つについて、「浅田飴：漢方」「ヴィックスドロップ：西洋ハーブ」なのだと、勝手に漠然と思い込んでいた。ところが、同じ職場の人が教えてくれるには、「ヴィックスドロップには殺菌消毒剤が入っている」という事なのだった。だから喉の痛みによく効くらしいのだった。早速レモン味を買って帰り、寝るまでの間に舐めていたら、翌朝には確かに喉の調子が随分良くなったように思う。

一方、浅田飴は浅田飴で、通常貧の漢方配合とは成分を異にした、「浅田飴咳止め」なる商品があるようである。こちらはこちらで覚えておいて、咳が出るタイプの風邪を引き込んだ時にでも試してみたい。私がひく風邪は、９割方が“鼻風邪”であるから、可能性はなかなか低いのだけど。というか、咳が出るタイプの風邪を積極的に引き込みたくはないのだけど。

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