勤め先にて、他部署が例外的に絡む厄介な案件があり、こちらは請負の身故、自分達の関わる範囲を明確に線引きして、範囲内だけを的確に処理する以外の道がなかった。一応念の為、関係者に対しては、部外者たるこちらの立場を強調した上で、執拗と思える勢いで懸念を投げかけてみていたのだが、あまり取り合ってもらえなかった。
案の定、ちょっとした問題が発生。発生した問題そのものについては、知り得た関係者より比較的速やかに、「本件は穏便に解決できたので事故と見なさなくて良し」との判定が出ていたが、しかしその判定及び経緯が、知る必要があると思しき関係者の間で適切な情報共有をされていなかった。
情報共有されなさに不安を抱き、或る席上にて情報共有させてもらった。すると、追加調査依頼を受けるという驚きの展開になった。責任部署でもなければ発見者ですらないのに、単に報告しただけであり、強いて言うならその件の調査に長けているという理由も思い当たらなくもないが、とにかく何故か私の仕事になった。
渋々嫌々不承不承調査したら、さすが調査に長けている私。渋々で嫌々で不承不承であるにも関わらず、割と迅速に、先のものと比べて程度が深刻である、他の問題を発見した。
慌ててそれを関係者に伝えようとしたら、「関係者宛に詳細報告をメールで投げれ」と言われた。今回こそは発見者かもしれないが、それにしたって責任部署ではないのに、とにかく何故か私の仕事になった。
調査は割と手軽く迅速で済んでも、その報告文を書くとなると、正式文書じゃなくメールであっても、経緯とか何とかをちゃんと押さえつつ書かねばならない。午前中丸々ぶっ潰して、関連情報を当たりながら、過去の時点で既に危険の兆候があったようなので、そういった文章も逐一引用して、長たらしさが憎たらしいメールを書いた。
――手を打てば打つ程ドツボにはまる苛立ちに囚われて崖底に転がり落ちるように突っ走り、全てが終わってようやく我に返ると、私は、「目の前の問題を論じている時に、過去の解決済案件を穿り返しぶちまけて鼻息荒くしている女」みたいなメールを出していた。
そのメールの、あんまりな内容に我ながら唖然としたが、出してしまったものは取り返しが付かないのでもう済んだ事とするしかない。目下気にかかるのは、「目の前の問題を論じているときに、過去の解決済案件を穿り返しぶちまけて鼻息荒くする」行動が、本当に女特有の行動なのかが否か、である。
抱き枕にあらず(レオンちゃんとパンダ日記)・栄養補給ですか?(ほんわかにっき)・出発進行!(おちこじんち。)・流し目?(ねこなど)/雪枝上の猫(猫式訓練所)/YouTube“耳掻きにゃんこ”(ずくなし日記より)&“カメラ目線くれながらバシってます”(ザイーガより/教官不定期日誌経由)
耳掻きで頭の上や顎の下を擦られて、非常に気持ち良さそうな猫。人間も、孫の手で背中を掻くよりも、人間の手(爪付き)で背中を掻いた方が気持ち良い――のと同じ事だろうか。<“耳掻きにゃんこ”
段ボール箱の中に入って、まだ新しめの箱特有の蓋の弾力ぶりを、片前足で確認しまくっている様子の猫。愉しそうでない様子から察するに、仕事?<“カメラ目線くれながらバシってます”
人恋しかった?(アライグマ)&旅立ち(ライオン)(以上2点、wonderful Zoo)・終わりなき戦い→羊丸(富士丸な日々/マイミクより)/「食うか?」(鳥&猫/BOX/教官不定期日誌より)