寝心地、良いみたい(ほんわかにっき)・ミケリリ、あらあら、残業ですね。(フクトラ日記)・和(世界はニャーでできている。-なでしこ館-)・かまくら(おちこじんち。)/光と影(猫式訓練所)
あなたの恋愛スタンスを分析し、初恋の人からの手紙をお届けします。
※胸くそ悪い手紙が届く可能性があります。ご了承ください。
情報元失念。
初恋の人から素光さんへお手紙が届きました。
素光、元気?
今でもフリマに自作の詩を出品していますか?会うたびに詩を書いておれに見せてきた素光をなつかしく思います。
泣きじゃくる素光が「好きだけど寂しいから別れる」と言って自分から連絡を断ったあの日から、もう19年が経ったんだね。月日が流れるのは早いものです。
あ、そうそう、手紙を書いたのには特に理由はないんだ。ただ部屋の掃除をしていたら素光からの昔の手紙が出てきたから、なつかしくなって。びっくりさせたかな。
今さらだけど、おれはあまり素光のことを分かってあげられなかったなぁと思っています。寂しがりだった素光に「寂しさは気の持ちようだ」と言って冷たく突き放していたし、「もっと強くないと疲れる」とよく言っていた記憶があります(でも強い女は嫌いなんだけど…苦笑)。本当はおれも自分に余裕がなかっただけで、弱いところも好きでした。
そういえば素光にとってはおれが初恋の相手なのかな?付き合ったばかりの素光はやたらと緊張していて、「恥ずかしい」という言葉を連発していたように思います。今ごろ、きっと恥じらいなんてものは忘れ去っているんでしょうね。
付き合ったばかりのラブラブだったころ、素光はいつも「私のどこが好きなの?」なんて確認していましたね。どこがとかいう問題ではないと思うけれど、プレッシャーに負けて「顔」と答えていた記憶があります。回答が下手でごめんなさい。
素光と付き合えて本当によかったなぁと思うところは、わりとネガティブな人の気持ちが分かってきたことです。それにより自分の包容力も多少は強化されました。どうもありがとう。
いろいろ書いたけど、おれは素光が大好きでした。これからも素光らしさを大切に、それとそろそろ彼氏の財布からお金盗むのはやめて(笑)、これからもっと幸せになってください。
またいつか会いましょう。では。
P.S. 右肩の関節を外す芸、また見せてください。
性格診断がベースだからか、アリそうな事を書かれているのが妙にイヤな気分だが、自作の詩で他人様から金を頂戴しようとしたりとか、彼氏の財布からお金を盗んだりとかはしません。また、昔々には「左の人差し指を左手の甲に接触させる」芸を披露していたけれども、右肩の関節は外しません。
素光さんについての分析結果は以下の通り。
【短評】
温和で優しい。かわいらしさがあるが、自信に欠け、弱気。精神的な波がある。
【あなたの恋愛事情を考察】
素光さんは、精神面ではいわゆる「女性らしい女性」だと言えるでしょう。気性は穏やかで、決して男性を引っ張るタイプではなく、守るよりは守られたいタイプだと思われます。しかし、その依存性が苦しみを生んでいる部分もあるのではないでしょうか。
男性に依存していると、人生が「相手次第、恋愛次第」になってしまい、疲れますし傷つきやすいはずです。それに苦しんで「強くなろう」と思っても自分にフィットせず、「もっと温和で誠実な人と付き合おう」と思ってもしばらくするとなんだかドキドキできなくて、その人に対し「いい人なんだけど」と思いながら付き合いが長引いたりしがちです。
依存することに苦しくなったとき、素光さんの中には「依存しない」という方向の解決しか思い浮かばず、当面はそんな袋小路に苦しむことになりそうです。
ここから言える、素光さんにありそうな問題点を列挙します。
◆彼氏や恋愛の比重が大きくなりすぎてしまい、苦しくなる。
◆強くなろうとしても、強さがよくわからない。「我慢」や「意地」のことだと勘違いする。
◆言いたいことがうまく言えない。気持ちが分かってもらえない人と付き合うことが多い。
「我慢」や「意地」という発露の仕方をしない「強さ」なんて、知らないなあ。