「セール」に引き寄せられる。人や会社よりもモノに愛着を感じるからか、誰にも目を向けられず市場の片隅に埋もれていたモノを、さほど懐痛めず無事拾い上げた偶然の出逢いには、とても心躍る。物が安く買い叩かれる裏で、人や会社が困窮している事実には、ぶっちゃけあまり目が向いていない。
とはいえ、それが「『閉店』セール」と銘打たれていた場合。自分を引き寄せここに導いた臭いは、死期の定まった店が放つ“死臭”であり、これからここで自分が為す行いは、“死体”から“死肉”を剥ぎ取って食するのと同義である――と、他者の痛みにすこぶる鈍感な私でさえも、判る。
それでも、これが“供養”そのもの或いはその費用になるらしいから、と、“死肉”をついばんでは美味しいとか口に合わないとか品定めをする私であるが、別に“死肉”を好む訳ではない。できればもっと早く、元気な内に知り得て、微妙な後ろめたさの混ざらない純粋な旨味を味わっておきたかった。いや、私が一方的についばむ形なのではない、互いが利を得る共生関係を築きたかった。
買い物に限らず、自分が興味を持つ事物全般において、せめてその“死”が確定する前に知り得たい。知り得る為には、今年からでもまだまだ遅くないから、視野を広げてアンテナ感度を上げたい。そのように考えながら、もう1ヶ月以上が過ぎてしまった。
紙袋(ぽれぽれDays)/取調べ中(猫式訓練所)/YouTube“Mummy to the rescue!”(カラパイアより/教官不定期日誌経由)&“寝込みを襲われるサスケ”(教官不定期日誌より)
尻尾を噛む等乱暴な振舞いの仔犬をごく軽く一喝したところ、飛んできた母犬に吠えられ、たまらず跳び上がって逃げる猫。世の中は不条理。<“Mummy to the rescue!”
この年齢にして、猫接触の真髄が肉球とおなか顔埋めと理解しているように見える赤子と、その赤子が家庭の中の護るべき存在であると理解して(我慢して)いるように見える猫。<“寝込みを襲われるサスケ”
アテネの忠犬パノラミコ(ノラちゃんのギリシャ!)・ダンディ(ミナミジサイチョウ/やきにく写真日記)・にこにこ☆ぱんだ(のんびりと動物園散歩)・日本に住んでる方々のエリア(猪&熊/wonderful Zoo)/「世界一小さいお馬ちゃん」(エルエル)