★ 帰省で仕入れた鳥の話

年末年始休暇は自分の為に使って、成人の日の連休で帰省してお茶を濁すのが、ここ数年の習慣である――ような気がする。年に１度の事なので、あまりちゃんと覚えていない。実際のところどうなのか、ｔＤｉａｒｙのｎ年日記機能で確かめてみようと思って過去ログを開くまでで面倒臭くなり、開いたタブをそのまま閉じた。

実家ではいろいろな話を聞かされたのだが、その９９％が、「書き留めたくないし他人様にも公開したくない話」ばかりで、それが私の肉親を取り巻く現実である事実に非常に気が滅入った。そんな中で、僅か１％の「書き留めたいし他人様にも公開したい話」があった。

その１：実家周辺を縄張りにしているジョウビタキがいて、実家のガラス窓に特攻するらしい。ガラスが見えなくて衝突しているのではなく、ガラスに反射した己の姿をライバルと認識しているのか何かで、ガラス窓を足跡で汚しまくるのだという。

その２：実家の近くには、かつてと或る海獣が出没して話題を博した河が流れている。そこには鷺が棲息しているという。鷺ならば、都内でも水場でお目にかかれるのでさほど珍しくない――と言おうとしたが、うちの親は鷺の交尾シーンを見たらしかった。「鷺の交尾は♂が♀を水没させる、馬鹿じゃなかろうか」と語っていた。さすが私の親、私と着眼点が全く同じ（→「鳥のセックスを笑うな」）。

その３：ここまでの話をせっせと携帯でメールにしたためている間（宛先は自分のＰＣメアド）、実家の窓の外にジョウビタキならぬ、アカゲラだかアオゲラだかとにかくキツツキが出没していたという。不慣れな私が窓の外を覗いた途端に飛び去ると思い、観ずに我慢した。

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本当は？ （はせべのお気楽猫たち）・猫で生まれて幸せなイノ（Ｔｈｅ　Ｇｒｅｅｋ　Ｃａｔｓ）・強引だね～（ほんわかにっき）・１匹でも無理（にゃんげる係数）・ありそでなかった（晴れのちニャンコ日和（別館））・しなかざり（まるまるかじつ　ぽちもん日記）／カメラに興味津々（猫式訓練所）

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あれは序章だったのか…（フェネック／Ｐｈｏｔｏｌｏｇ　Ｚｏｏ）