2008-11-23 それは殺意ではない 他 [長年日記]

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お気に入りの場所にゃ♪(ちびうるシンガプーラ♪)・笑えるくらいしっかり者の姉と..(香港ねこぶろぐ)/「猫が、猫がはみ出てる…」(らばQ/教官不定期日誌より)/YouTube“★グーグーくららの同情するなら~餌をくれ!”アルファルファモザイクより/教官不定期日誌より)/「我が輩は怒っている!人気駅長、朝日新聞記事に反論」(ZAKZAK)・荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ”第78回「猫がわらわら集まる無人駅」(ASCII/かーずSPより)

「野良猫⇔芦ノ牧温泉駅を現住所とするれっきとした家持ち」「一日中待合室で寝てばかり⇔お迎え・構内巡回・お見送り」、この反論に、「なぜかご機嫌斜めのご様子」「また遊びに伺います」とピントずれた反応……。<「我が輩は怒っている!人気駅長、朝日新聞記事に反論」

空っぽの餌皿を引き寄せ、戻しても引き寄せ、更には前足のせ傾け中身の空っぽ振りを執拗チェック――を無言で行う圧力。可愛くなくて可愛い。<“★グーグーくららの同情するなら~餌をくれ!”


猫@杉並区

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親の威厳(コツメカワウソ/やきにく写真日記)/「目が完全にイッてらっしゃる・・まさに『狂犬」な犬」(ぱるぷんてにゅーす)・「ビフォーアフター」(そんなあなたに/教官不定期日誌より)/「幸せの黄色いガス管 シロクマに新しいおもちゃ」(MSN産経ニュース)・「小型霊長類のピグミーメガネザル、80年以上ぶりに生息確認」(CNN)

「とべ動物園のピースが今春、ファンクラブから贈られる→写真をネットで見かけたガス会社社員が、自社で使わなくなったガス管を遊び盛りの白熊がいる各地の動物園に贈呈」。素敵な会社だから名前出せば良いのに。<「幸せの黄色いガス管 シロクマに新しいおもちゃ」

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それは殺意ではない

「太田総理『殺害予告』犯人 驚愕の『言い分』」(J-CASTニュース)を読んで。先に記事の概要を私なりにまとめておくと、「2ch上で爆笑問題・太田氏の殺害予告をかまして逮捕された男性が、太田氏出演のTV番組上で直接議論を行うという前情報だったのが、いざ蓋を開けてみたらメール読み上げのみで、しかも男性の言い分が『笑いになると思った』という肩透かしに終わった」というもの。これに関しては「ふーん」以外の感想が出てこない。のだが、いつもの如く、枝葉末節部分で気になった箇所があった。

メールの内容に対して太田さんは、
「彼の言っていることは、ある程度理解できます」
とする一方で、「殺しますと言われて俺が笑うと思ったのか」という疑問を投げかけた。
「冗談のつもりじゃなくて書き込んだ時点で殺意があったんだと思う。太田光が気に入らなかった。それを何とか世の中に知らしめたかった。ましてやこういう時代、あれが殺害予告になるのはわかるんだから」
とも話した。

「太田光が気に入らなかった。それを何とか世の中に知らしめたかった」から「殺します」と書き込むのは、果たして「殺意」によるものなんだろうか? 「殺します」と書き込む事で太田氏の言動を制限する目論見があったとして、それが「殺害予告」とみなされる覚悟も持っていたとして、それは「殺意」なんだろうか?

悪名高いはてブのタグとして、「死ねばいいのに」というものがあるが、「殺す」とは書いていない時点でまず殺意ではない上に、このタグを使う人はそもそも「死ねばいいのに」と実際に考えている訳ではない(筈)。ネット上やネット外で凄まじく不愉快な言動をしている人がいるとして、反射的に胸の内で「死ね」と口走ったとして、それは真に「死んで欲しい」とは考えていない(筈)。冷静に自分の感情を分析して突き詰めてみれば、それは大概のところ、「おまえが自分の認識範囲に入ると自分の気分が激しく害されるので、自分の認識範囲外で諸々の活動を行って欲しい」止まりだろう。

勿論、真剣に「死んでくれ」とか願っちゃってる人がいる可能性は否定できないので、言われた側は存分に警戒したり対策したりするに越した事はない。言われた側が何かの配慮をする必要はない。だから太田氏は「相手は自分に殺意があった」と認識して差し支えない。そういう事じゃなくて、あくまでも「殺す」や「死ね」等の言葉を発する側に対して、「安易に刺激的な語句を繰り出すんじゃなくて、自分の心情をありのまま語れよ。紛らわしいし、大袈裟で鬱陶しいから」という思いがある。

とはいえ、本当に誰もが自分の心情をありのまま語り出して、「殺します」の代わりに「貴殿が犯罪の類に手を染めて緊急逮捕されて芸能界追放されて、これまで築いてきた地位も覆されて、これまでの発言を一切省みられなくなるのが、私の切なる願いです」、「死ねばいいのに」の代わりに「貴殿がネット知人に裏切られて個人情報を漏洩させられて、ネット内外での奔放な異性交流なんかも全部曝け出されて、速攻ブログ閉鎖せざるを得なくなるばかりか、HNを変えてひっそりと再スタートを切る事すら叶わない状況に追い込まれるのが、私の飽くなき望みです」とか綴り始めた日には、「『殺す』『死ね』とか書きあってた頃のほうが、まだ幼稚な分だけ平和だったな……」と思うのかもしれないけれども。

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