★ ユーミンの歌詞に出てくる男性を、全て松任谷正隆氏に置き換える遊び
コメント作氏より先日、「これからサーフ天国・スキー天国に連れて行くのも正隆氏だし、つむじ風を追い越してやってくるサンタクロースも正隆氏だし、並んだら5cmも背が低いのも正隆氏。ユーミンの曲を聴いてると
私の頭の中は正隆氏のオンパレードです」とのコメントを頂いた。
その気になってユーミンの歌を脳内再生してみたら、結構楽しくてなかなかハマった。歌毎に、まるで異なる松任谷正隆氏像が飛び出す。テンデバラバラなまま書き留めても良かったのだが、何となく思い付きで、イマヲタ的な分類をして並べてみた。5部構成。
- 「松任谷正隆氏の憂鬱」
- 初めて会った頃は毎日ドライブしたのに、この頃は送りもせずちょっと冷たい松任谷正隆氏
- この頃沈んで見える松任谷正隆氏
- 過ぎた夏の日々に悲しい事考えて、今夜は一人で塞ぎ込んでる、センチで魅力的な松任谷正隆氏
- 一人傷付き、忘れた景色探しにここへ来た松任谷正隆氏
- 窓辺に置いた椅子にもたれ、投げ遣りな別れの気配を横顔に漂わせ、夕陽を見ていた松任谷正隆氏
- 「松任谷正隆氏の陰謀」
- 月影の道で急に車を止める松任谷正隆氏
- コップのウォッカがこぼれ落ちる寸前までコインを沈め合う松任谷正隆氏
- 「自分でなくこの私の為に近道を選んでしまった」と気弱に言い訳する松任谷正隆氏
- もう会えない癖に「想い出の日にはまた会おう」と言った松任谷正隆氏
- すぐに忘れてしまうのに、私の事を「傷つけて辛い」と他人に言う松任谷正隆氏
- 柱越し別のテーブルで誰かとメニューを選び囁く松任谷正隆氏
- ストーヴの前でセーターを脱いだ時、いのこずちに気付く松任谷正隆氏
- もうすぐ可愛いあの女と引越しする時、ベッドの下にそっと片方捨てられた真珠のピアスに気付く松任谷正隆氏
- 10年後の花火の晩、約束の川辺に呼び出す松任谷正隆氏
- 「松任谷正隆氏の暴走」
- 午前4時に電話かけてくる松任谷正隆氏
- 「愛してる」とスノーケルでガラス越しにパントマイムする松任谷正隆氏
- 他の娘の話を平気でする松任谷正隆氏
- 寝坊できる休みの日にも慌ててとんでゆく松任谷正隆氏
- 昔のように気安くする松任谷正隆氏
- 陽気な学校一の遊び人だった松任谷正隆氏
- ただ向う見ずなマフィアみたいだった松任谷正隆氏
- 本気じゃないのに嘘をつき怒りのスコールに流される松任谷正隆氏
- 思いきり引っ叩かれた松任谷正隆氏
- 明日の朝ママから電話で叱られる松任谷正隆氏
- いつか泣くほど後悔する松任谷正隆氏
- 「松任谷正隆氏の憤慨」
- 「汚いシャツ着た奴だ」と兄貴が電話さえ取り次がない松任谷正隆氏
- 脱ぎ捨てたシャツを100回刻まれ媚薬かけられる松任谷正隆氏
- 私を許さないで憎んでも覚えている松任谷正隆氏
- 「別の人とここで暮らす」と言う松任谷正隆氏
- こんな激しい雨でも多分迎えに来ない松任谷正隆氏
- 人ごみに流されて変わってゆく私を時々遠くで叱る松任谷正隆氏
- よそゆき顔ですれ違ったら「嫌な奴だ」と怒る松任谷正隆氏
- 「松任谷正隆氏の消失」
- 去年は気軽に電話をすれば、すぐ会いに行ける近さだった松任谷正隆氏
- 私の名前を呼び捨てにできない、遠くなった松任谷正隆氏
- 今はもう別々の恋人が待つ場所へと、降り出した雨に追いたてられ急いでゆく松任谷正隆氏
- もうすぐ別の道を歩き、思い出してもくれない松任谷正隆氏
- 声立てて笑った後に遠くを見つめる癖を、愛の代わりに残していった松任谷正隆氏
- 悪ぶる私しか知らず、あの時旅立って行った松任谷正隆氏
- 要らない合鍵をポストに落としてもういない松任谷正隆氏
- 私の嘘を皆引き受けて離れてゆく松任谷正隆氏
- 私の許から突然消え、二度とは会えない場所へ一人で行く松任谷正隆氏
- 今でも遠い半島の国であの戦争は続くから、まだ私の許へ帰れない松任谷正隆氏
- 年に一度の一言を言う事さえもできない松任谷正隆氏
- 愛して愛している内に、私のグレイの汚染になる松任谷正隆氏
「~消失」は、文字列眺めただけでも何だか普通に泣けてしまう。各々の歌に個人的な深い思い入れがあるとかはないので(浅い思い入れぐらいならある)、元歌&元詞におちゃらけをあっさり無に帰すパワーがあるという事なのだろう。恐れ入るばかり。
★ 萌えアニマル画像
途中下車(スイギュウ/動物園写真館)
松任谷正隆氏ばかりでゲシュタルト崩壊おこしそうです。ちなみに「人ごみに流されて変わってゆく私を時々遠くで叱る松任谷正隆氏」というのはいいですね。近いんだか遠いんだかわからない(心的)距離の松任谷正隆氏
たくさん並べてみたら壮観でしたが、グーグルの検索順位に悪い影響が出ないか気になっています。 <br>「人ごみに流されて変わってゆく私を時々遠くで叱る」は、元歌は卒業アルバムの写真の筈なんですが、前後の説明を省略して切り出してみると、監視カメラで監視してる人みたいにも思えます。