新宿タカシマヤの上層複数階は、レストランフロアである。上階ほど価格設定が高く、最上階ともなると私如きには到底手が届かない。――かと思いきや、手が届かなくもないとんかつ屋を見つけた。
夜も9時に差しかかろうという折、通常のデパートのレストランフロアではオーダストップを迎えようかという頃合い、目指すとんかつ屋「かつくら」の前には待ちの列が。時間切れで門前払い食らわされる覚悟決めつつ駄目元で並ぶと、誰にも何も言われず、普通に待って普通に入れた。店の内部は、「とんかつ食べさせつつお酒も飲ませます」的、照明暗くムーディーな雰囲気。飲み比重が高いからラストオーダが遅いのか、新宿駅直結という土地柄でラストオーダが遅いのか、その辺りは不明。
料理が運ばれてくる前に、胡麻の入ったすり鉢と擂粉木が登場した。これで擂った胡麻をソースと混ぜて、とんかつにつけて頂くのだという。以前にも同じ形式を採用したとんかつ屋に入った記憶が朧に甦るが、店名や場所を思い出せないもどかしさ。とんかつと一緒に運ばれてくるご飯が、お櫃に入っている点も同じ。でもメニューはここと同じだった気がしない。
さて、目の前のとんかつに気持ちを切り替えて、擂り胡麻の絡んだソースを漬けて頂く。玉葱を挟んだor玉葱に挟まれたカツを注文してみたのだが、これが驚くほど美味しい。玉葱の甘さが、肉の旨味を引き出しつつ、脂っぽさを抑えている。新宿タカシマヤに来る都度ここで注文したい勢いで美味しいけれども、あいにく期間限定メニュー。だったらいっそ、多くの人々が自炊に取り入れて世に広めるべきじゃないかとさえ思う、そんな美味しいとんかつアレンジ。私は家で揚げ物をしない事にしているのだけど(それ以外の料理もほぼしないけど)、ヘルシオもある事だし、自分レベルに引き下げて再現してみるのも悪くないんじゃないか、と思った。
ゆっくり食べてすっかり遅くなって新宿を去る際、サザンテラスのクリスピークリームドーナツに目をやると、30分待ち超の列が残存していた。それを見て、「今日という一日は、まだまだ終わっちゃいないんだ!」と、ちょっと気を引き締めたり引き締めなかったりした。
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