最近になって急に、鎧伝サムライトルーパー・デビューアルバムこと「君を眠らせない」の事を思い出していた。
これを最初に聴いたのは、正にトルーパー全盛期。メインキャラの声を当てていた声優5人衆も「NG5」なるユニットを結成して活動、それが更なる熱狂を煽ったりもしていた。アニメと彼等両方まとめて、「若い女子達が“美少年アニメ”に熱狂!」みたいな切り口でニュース番組にも取り上げられてて、「あのキャラデザ&作画で“美少年アニメ”を名乗っても良いんだなあ……」とか思ったものだっけ(遠い目)。
当時実家住まいで、アニメの視聴&漫画の購読を禁止されていた私は、「学校で級友からアニパロコミックスを借りて読む」という接し方で、その話題のトルーパーと接していた。「君を眠らせない」は、音楽であった為に母親の監視をすり抜け、家でも聴く事ができた。後期OPの「サムライハート」以外に知る曲はなく、事前情報を元に、伊達×羽柴を連想させる歌詞&羽柴の下方向に人並み外れた歌唱力で話題沸騰の「Cool Moon」と、歌のバックに入っている各キャラの呟きが同じく話題沸騰の「ミッドナイト・ パーティ」と、鼻にかかった歌声が仲間内で話題だった毛利の「新宿サンセット」を、とりあえず実際に聴いて満足していた。
あれから20年近い年月が経った今、しかし脳裏に朧によみがえるのは、「Cool Moon」でも「ミッドナイト・ パーティ」でもなかった。キャラとしては3枚目担当で正直華に欠けた麗黄が歌う「Lonely Blood」と、「サムライハート」を歌った森口博子が歌っていたような気がする「Wild Cat」、の2曲だった。当時は大した関心もなく聞き流していた筈のこの2曲が、今更になって脳裏に浮かぶという事は、嗜好の変化を実感すると共に、関心なかった時分でも脳裏に残すぐらいに歌詞や曲や歌声が琴線に触れていたのだろう。
という訳で、CDも廃盤であるようなので、ニコ動で聴いた。ニコ動初リンクおめ。
「Lonely Blood」(16:40?~)は、記憶以上に好みだった。穏やかな中に物哀しい曲調と歌詞を、落ち着いた声でじっくりと聴かせる。尖ったところが皆無なので、あまり人々の印象にも残らず、大々的に売れたりする事もないのだろうけれど、こうやって何かの拍子に思い出してしみじみ聴くにとても良い。というか、5人中唯一の「シンガーソングライター兼声優」だったのだから、5人の中で飛び抜けて上手くて当然なのに、仲間内ではそういう取り上げられ方もされず、「佐々木望と草尾毅は歌も結構上手いね~」とか言われていたあの頃を思い出して、妙に切ない気分になった。
「Wild Cat」(29:50?~)も、記憶以上に良かった。歌詞や曲も好きだけど、声質と声量とが非常に好み。歌ってたのはやっぱり森口博子だった、そんなに自信なかったんだけど。「サムライハート」を聴いたばかりの頃には、その歌い手の森口博子を認識していなかったんだった。彼女がTVのバラエティ番組等で一世風靡したのは、直後ぐらいじゃなかったろうか。でもガノタ達は当時既に「水の星へ愛をこめて」で彼女の存在を知っていたのだろうと思うと、その一点だけでもガノタに敬服の念を覚えずにいられなかったりいられなくなかったり。
暑くても楽しい(ほんわかにっき)/一緒にお昼寝しますけど何か?(猫式訓練所)
ケナガワラルーの赤ちゃんを発見(動物の写真)・ずぶ濡れ2(アムールトラ/やきにく写真日記)/「鮮やかなピンク色の体をした蛾」(GIGAZINE)/YouTube“Goat yelling like a man / Koza urla kao ★ovjek”(ひろぶろより/ポトチャリポラパ経由)&“Camel Car”(GIGAZINEより)・Break“Dog Smarter Than Baby”(※動画※/小太郎ぶろぐより/教官不定期日誌経由)
「鳴き声が『成人男性の叫び声』にしか聞こえないヤギ」、しかも、ものすごく切羽詰ってる状況で助けを求めてる系の声。面白哀しい。<“Goat yelling like a man / Koza urla kao ★ovjek”
自動車(の一部?)を背中に乗せて歩く駱駝。思ってもみなかった力持ちっぷりだが、ヒトコブもフタコブも荷物載せるに瘤が邪魔そうなのも気になる。<“Camel Car”
赤ちゃんとハイタッチしたいパパだが赤ちゃんは「あ゛ー」とか言ってるばかりで、静かに現れた犬が代わりにハイタッチ。やっぱ赤ちゃんより犬。<“Dog Smarter Than Baby”