2007-03-02 萌え猫/自アン系~empty speaker略してES [長年日記]

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ES(えす)をそそのかす無責任な一言コン(※箱消滅済※/自アン+)

「何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ!」
少年ジャンプの漫画にこんな台詞があるらしい。
だが俺に言わせりゃ、好きも嫌いも関係ない。何が好きか、あるいは何が嫌いかを
語る程度のことで自分を証明できるなどと、俺は全く思っていないから。
自分を語るということ。それは、自分が何者であるかを語るということだ。
絵を描ける。曲を作れる。詩や小説を書いている。打ち込んでいるスポーツがある―――
分野は様々だが、とにかく素人の域を超えた趣味や特技を備えることではじめて、
人は誰かに語ることのできる“自分”というものを得ることができる。
裏を返せば、人に誇れるほどの趣味や特技を持たない人間は、人に語ることのできる
“自分”を持たない人間であるといえる。無慈悲な話かもしれないが、これが真理だ。

ES(empty speaker)とは、オフ喜利や日常系雑記ブログをやってるの奴らのように、
“自分”を持たざる者であるにもかかわらず、その自覚の欠如した、自己顕示欲旺盛な
勘違い寒々人間のこと。この箱は、上に挙げたジャンプ漫画の台詞や、どこぞの路上詩人がのたまう
言葉のような、ESの勘違いを助長させる、人生経験の裏付けの無い空虚な格言やフレーズを集める箱です。

アンチテキストサイトなMIDIサイト氏による箱。「何が好きか、あるいは何が嫌いかを語る程度のことで自分を証明できるなどと、俺は全く思っていない」との事だが、私はてっきりMIDIサイト氏が「テキストサイト大嫌い」と語る事で自分を証明しているものとばかり思っていた。あー勘違い勘違い。

さて箱題や箱コメントにある“ES”とは、MIDIサイト氏が生んだ生まれたてほやほやの用語。初出はナトリ氏blog#A1FE9F1月29日付のコメント欄↓。

# MIDIサイト 『今ひさびさに見たら自アン+に入れた。
入れたというか、俺にそのつもりは無いけど
たまたま踏んだリンクが自アン+のものだった。』
# MIDIサイト 『>オタクというのは、ただ消費するしか脳のない批評能力のない、いわばオナニー猿。
誰が書いたか知らないが、これぞ至言。人生の基本だね。
ロックにはまった時期もあったし今でもロックは好きだが、
ロック雑誌は寒気がする。』
# MIDIサイト 『ロック雑誌をはじめとするジャーナリズムには何の真実も無い。
何も生み出さない奴が、何かを生み出している人の心や人生を否定したり見下したりする様は滑稽。』
# natori 『で、でたー!』
# MIDIサイト 『でたーじゃねえよ糞ES野郎。
ES(えす)というのは俺が今作った言葉。
empty speaker略してES
人生の中で何も創造してこなかったから、
吐き出す言葉の一つ一つがことごとく空っぽで
何の重みも持たない。そのくせ声はでかいわ
表にでしゃばってくるわで迷惑この上ない奴ら。
お前やオフ喜利のやつらはまさしくこのパターンだ。』
ナトリ氏blogにおけるMIDIサイト氏の人気たるや凄まじく、2月20日付のコメント欄(その1)では模倣者も登場↓
# MIDI泥の会 『かつて某エロ漫画雑誌に、『エロリス』という漫画が連載されていた。
テトリスブロック擬人化エロ漫画だ。
そのエロ漫画雑誌は、創刊二号で潰れた。
ナトリの発想力は、未来の無いエロ漫画雑誌に、
ようやく拾ってもらえるセミプロ漫画家程度のものに過ぎないことが分かる。
この程度のESが『自分の癖に何考えてたんだろう』などと、
さも自分の中に名前の無い怪物を飼っているようなフリをすること、
その醜さに早く他のESどもも気付いて、
わがふり直すことになればいいのだが。』
気になって「エロリス」で検索してこんなの見つけたが、多分これとは関係ないんだろう。MIDIサイト氏に戻る。今度は2月20日付のコメント欄(その2)でナトリ氏以上の影響力をアピール↓
# MIDIサイト 『このブログを見ていて感じたのは、俺がレスをつけないと
コメント欄が広がっていかないという点だ。

ナトリがESそのものの薄ら寒いネタを吐き出す。
ナトリの唯一の存在意義かつ特権であるサイト管理権を
ナトリの個性や実力と勘違いしている、これまたESゆえに物事を理解する能力の備わっていない下等自アン民が、
その薄ら寒いネタにお愛想の反応を示すことで
サイト管理人に媚を売っている。媚を売っている本人にはその自覚がないのだろうが。
ESの踊りにESが合の手を入れても、それは何か意味のある事件が発生しているわけではないから、
当然人の心に訴える要素は何一つ無い。
だからそこからコメント数が伸びていくこともない。
だがそこへ、ESではない、何かしらの趣味特技を備えた俺が
首を突っ込んだら、ようやくこのブログにもある種の意義が成立した。
ESにすぎない下等自アン民でさえも、ESとそうでない者とを
かぎ分ける嗅覚だけは最低限持っていると見えて、
俺が現れたコメント欄にだけは次々と乗っかってくるのだ。』
ナトリ氏blogのコメント欄を広げる力を持つ割に前述の箱で票をあまり集められなかったのは残念だがそれはさておき、彼がこの勢いを保ったまま突き進めば、いつしか“ES”が新たな自アン用語として定着する日も訪れる事だろう。MIDIサイト氏の勇姿は他にも2月4日付のコメント欄2月11日付のコメント欄で確認できるが、キリがないので割愛する。

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