2006-10-06 萌え猫/はてブより/「ファイナル・デスティネーションシリーズ」3作 [長年日記]

萌え猫画像

寝る前の毛繕い(ニャ郎ども通信)・大きいのが強いとは限らない(アポロとチョコの優雅な日々)・ぺこり猫(猫またぎ)・手のひらをネコにカザシテミレバ。(purapura.com)・こんな場所で・・(ほんわか写真日記)

Tags: 動物

「『えびめし』『デミカツ丼』って知ってますか?」

海老入りご飯をウスターソース+ケチャップ+香辛料で味付けし炒めた「えびめし」、ご飯+茹でキャベツ+ヒレカツ+苦味をつけたデミグラスソースの「デミカツ丼」。どちらも首都圏に提供店舗がないか探してみる。

「マツタケ山でシカ食害 下伊那北部 対策も効果なく」

「シカはマツタケのかさだけ食べていく」「ひどい時は、地中のシロ(菌根)沿いに10本出たら8本が食害に遭う」/生息数の増加に伴う生息域拡大と餌の木の芽&草減少により、マツタケに手を出し始めたのではとの事。

「白桃ピオーネカレー:特産・白桃生かし新商品−−新見の三セク/岡山」

「新見産白桃と皮付きのピオーネをルーに溶け込ませ」、他には鶏肉・完熟トマト・生マッシュルーム・玉葱等、ちょっと高級っぽいのカレー。林檎やマンゴー等でなく、白桃と葡萄というのが新鮮。→哲多すずらん食品加工

フィンランド情報館「SALMIAKKI サルミアッキ 〜世界一まずい飴?〜」

フィンランドでは小さい子から大人まで幅広く人気があり、各種メーカーが競って販売しているという飴。外見は真っ黒いグミで、味は「松ヤニ」「アンモニア」に形容されるほど不味いとか。主成分は塩化アンモニウム。

ファイナル・デスティネーションシリーズ

3部作続けて観たのでまとめて感想メモを書いたら超長くなったので恐らく誰も読まない。

ファイナル・デッドコースター(主演:メアリー・エリザベス・ウィンステッド/監督:ジェームズ・ウォン)

公式サイト

ハイスクール卒業間近のウェンディは、ボーイフレンドと親友とそのボーイフレンドと共に、遊園地にやってきていた。ジェットコースターに乗り込んだ彼女は、出発直前に「自分達の乗り込むコースターが暴走して乗客全員が死亡する」という生々しい予知夢を見てしまい、彼女の恐慌に巻き込まれた数人と共にコースターを降りる。直後、ウェンディの予知夢通りに凄惨な事故が発生、彼女の目の前で親友とボーイフレンド含む大勢の命が失われる。そして生き延びた者達の元にも、不可解な死が次々と訪れる。

友人に「面白くてあまりグロくないホラー映画らしい」と勧められて、シリーズ物の3作目とも知らずに観に行ってきた。まず冒頭、ジェットコースターという「安全性が保証されているから安心してスリルに身を任せて楽しむ事ができる」乗り物でのあってはならない凄惨な事故が登場、日常に潜む惨たらしい死の可能性にガクブルと身を震わせ、ここでもう存分におなかいっぱいに。しかしこれは序盤つまり序の口であり、先は長い。

その後は、コースターから逃げ延びた人々の何の危険性もない筈の日常生活の一場面一場面にピタゴラスイッチ的死の罠が張り巡らされる様が描かれ続け、しかもその死は到底受け入れがたいほどに酷く惨たらしく、その死のヒント及び順番は主人公が事前に撮影していた写真の中にのみ暗示されていて、主人公は彼等に死が訪れるよりも早くそれを読み解いた上で彼等を説得して危険を回避させねばならず、しかしそんな説得なんて常識的に考えて無理。差し迫る死の緊迫感&死を回避できない無情&死に際映像のグロさ&主人公達の置かれた不条理に息が詰まり、「一刻も早く上映時間が終了して欲しいけど個々の死に様は気になるし話の結末も気になるけどやっぱり映像を静止できない!!」と非常に混乱した精神状態に突き落とされて、面白かったけど大変辛かった。

観終わった後、震えを殺しつつ「一体何処の誰がこれを『あまりグロくないホラー映画』だと語っていたのか?」と友人に尋ねると、「mixiのスプラッタコミュの人達」と返された。聞く相手を間違えていた(二重の意味で)。

ファイナル・デスティネーション(主演:デボン・サワ/監督:ジェームズ・ウォン)

TSUTAYA online 作品紹介

高校生のアレックスは、修学旅行に出発しようと空港にやってきていた。飛行機に乗り込んだ彼は、出発直前に「自分達の乗り込んだ機体が爆発炎上し墜落する」という生々しい予知夢を見てしまい、彼の恐慌に巻き込まれた数人と共に飛行機を降りる。直後、アレックスの予知夢通りに凄惨な事故が発生、彼の目の前で同級生達含む大勢の命が失われる。そして生き延びた者達の元にも、不可解な死が次々と訪れる。

「ファイナル・デッドコースター」が私の許容範囲を超えるスプラッタだったので、「シリーズ物の3作目と知ったって絶対1&2作目なんて観るまい」と心に決めていたのだが、1作目を観た人の「3はスプラッタ度合いがアップしていた」との言葉に「つまり1はそれほどグロくない」と判断、どの程度グロくないのか気になって結局観てしまった。3を「あまりグロくないホラー映画」と言った人の言葉は信じてはならなかったが、「1は3よりグロくない」と言った人の言葉は信じて正しかった。「凄惨な飛行機事故から運良く逃れてもなお、死の手からは逃れられない」という不条理だけで充分恐怖なんだから、スプラッタな死の描写は少なくとも私には余計で、1がちょうど良い塩梅だった。

他に3との違いは、まず「冒頭の事故が飛行機事故」という点。冒頭から派手にかますだけでなく、主人公の予知能力が周辺人物に主人公への不信感(爆破犯ではないかという疑惑)をもたらし彼を孤立させるという、上手な設定だった。それから「死に方が明示されない」のも大きな違い。「死の順番の明示」だけで充分だという考えか、1だから「死に方の明示」という発想まで湧かなかったのか。私は「死の順番の明示」だけで充分だなと思った。「3を観たのが1に興味を持つきっかけとなったのだから、3はグロ過ぎだけども観たのは決して過ちではなかった」と思えるぐらい、1は気に入った作品だった。

デッドコースター/ファイナル・デッドコースター(主演:A・J・クック/監督:デイヴィッド・R・エリス )

TSUTAYA online 作品紹介

高校生のキンバリーは、友人達と旅行に出かけようと車を運転していた。ハイウェイに入りかけた彼女は、直前に「自分達の乗り込んだ車が大規模玉突き衝突事故に巻き込まれる」という生々しい予知夢を見てしまい、恐慌に陥り車を止めて後続の車の流れまで遮ってしまう。居合わせた警官に宥められている最中、キンバリーの予知夢通りに凄惨な事故が発生、彼女の目の前で同乗の友人達含む大勢の命が失われる。そして生き延びた者達の元にも、不可解な死が次々と訪れる。

1がグロくなかったので2もグロくないだろうと推測して借りてみたが、その推測は大外れだった。1と比較してピタゴラスイッチ殺人が格段に惨たらしくスプラッタになっていてゲンナリ。「1も3も観たんだから、2を観ないで終わるのは気持ち悪い」と思って必死で観たが、観終わっても気持ち悪かった。グロいだけでなく、他にも改悪点と感じるところが多々あったが、ネタバレが多いので暗号化ツールにて(暗号化キー:deadcoaster)。冒頭の大規模玉突き衝突事故を180便の1年後に設定し、また1の登場人物の1人を「180便唯一の生き残り」と紹介した上で合流させるという、1の正当続編になっているところは良かったし、大規模玉突き衝突事故は3のジェットコースター事故と違って1の安易な模倣になっていなかったし、また「死のリスト」に載る人物を高校生に限定しないで登場人物の性格描写に幅を持たせているのも良かった——と、一応フォローを入れておいた上でいざ。

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