秋メニュー。「おさかな天丼」と銘打つその中身は、はたはた・銀鮭・帆立貝柱・海老・なす・いんげん。はたはたの天麩羅を食べて「これは“はたはた”である」と識別する能力を私の舌は持ち合わせていないが、他の海産物が鮭と帆立と海老であるならば、残った“普通の魚”がつまり“はたはた”であると自信を持って断言できる。これは私に親切なメニューである。銀鮭と紅鮭と白鮭をのせた「秋鮭天丼」とかこしらえられた日には、「どれ食べても鮭……」と呟きながら目に涙を溜めて天丼をかき込まなければならなくなるところであり危うかった。
「きのこ天丼」を注文した友人から、舞茸とかぼちゃのかき揚げを半分分けてもらったので、はたはたと銀鮭を半分あげた。てんやの良いところは、変化に富んだかき揚げを楽しめるところにある。実家でかき揚げというと、具は必ず人参の細切りと決まっており、例外は存在しなかった。幼い私は「かき揚げ＝人参の天麩羅」と思い込んでいた。もしも私が今までずっとてんやを利用せずにいたなら、もしかすると今なお「かき揚げ＝人参の天麩羅」と思い込み続けていた可能性さえある。
マイミクさんの日記より。無殺菌の為、嫌な臭いや後味の悪さもなくお腹も壊さず、カルシウムと乳酸菌とラクトフェリンが生きていて、悪い菌は通常の高温殺菌牛乳以下だという牛乳。味の違いを是非確かめてみたい。
★ 「アラビアの夜の種族Ｉ」（古川日出男／角川文庫）
ナポレオンのカイロ侵攻前夜のエジプトを舞台にしたファンタジー小説との事。「読む者を破滅に導き、歴史を覆す書物、『災厄の書』」の設定に惹かれたので探してみる。文庫全3冊。琥珀色の戯言経由。
★ 「猫は魚が大好きだ、ネズミはチーズが大好きだ、パンダは笹が大好きだ」（吹風日記）
「ネズミはチーズを好まない」説出所検証。製造業者による「ブルーチーズは匂いと味がキツいからネズミは食わない」なる実験結果に辿り着くという。この情報が「商品のイメージアップと販売促進」に結び付くかは謎。
昨今のブームともいえる（一時的）記憶障害を「特殊空間」というＳＦ的設定に取り込み、更にその中で駆け引きやアクションを繰り広げさせる贅沢っぽい作品らしい。世界Ａの始末書経由。
★ おこめたうん：おこめレシピカタログ−おこめで簡単スイーツ
★ 「ヒーローは人間だけではない」（医学都市伝説）
「９．１１テロの際、『せめて犬だけでも助かれば』とハーネスを外された盲導犬が主人の下に戻り、火傷や骨折をものともせずに主人や他の人々あわせて９００人を救助した」逸話は、２つの実話から生まれた都市伝説との事。
恐怖に襲われた時、あなたはどんな行動をするのか……。
逃げるのか？ それとも立ち向かうのか？ それらは、あなたの選択で決定します。
あなたの本性は……？
情報元失念ごめんなさい。夏は既に終わったが、肝試しは夏に限定されたイベントとも限らないのでレッツトライ。
あなたは“ニワトリ並の臆病者”です。
あなたの人生において予想される出来事
天井のしみが人の顔に見える可能性 ４８％
夜中にひとりでトイレに行けない可能性 １００％
意中の相手に思いを告げられない回数 １８回
デートでお化け屋敷に行ってふられる回数 ７回
幽霊や怪奇現象に遭遇する可能性 １００％
貴殿はニワトリ並の、超がつく臆病者であるようだ。ビビリ度も他の追随を許さぬダントツの高さである。周囲からは「優しい」「良い人」との評価を得ているようだが、強引さに欠けるため「特別な人」に対して強烈な印象を与えられず、ただの友だちで終わってしまうことも多いであろう。
霊感は皆無だが、優しい雰囲気に癒されたいと願う霊がまとわりつくことも。いわくのある場所には近づくべからず。
臆病者が周囲から「優しい」「良い人」との評価を得るとは限らない。臆病だから物事を常に悪い方へ悪い方へ考え、他人や状況に傷付けられる前に、先回りして他人を攻撃したり状況を引っ掻きまわしたり。あと、夜中に一人でトイレぐらい行けるが、天井のしみは高確率で人の顔に見える。
心理テストの最初の時点で「怖いので帰る」にしたところ、「貴殿に話すことなど何もない。出直してくるがよい」と門前払いをくらわされました。うわぁぁぁ
私も本当は「廃校で肝試し」とかイヤで「怖いので帰る」にしたかったんですが、「でも友達と廃校までやってきてる時点で断り切れなかったというシチュエーションなのだろうから、気乗りしなくとも少しぐらいはつきあっとくか……」まで考えて先に進みました。
そういうシチュエーションだったこと自体忘れていました。一人だと思い込んでいて、「こんな場所には入らん！」と堂々と立ち去っていきましたよ（笑）。でもそういうシチュエーションだということを認識していたら、入っていたと思います。他人の気持ちにドキドキするタイプなもので。
私も他人の気持ちにドキドキするタイプなのでついつきあって廃校に入ってしまいましたが、<br>「本当に霊が出るなら逃げやすい場所にいたほうが良いな」<br>「床が腐ってて抜けて下の階に落ちて大怪我したらイヤだな……」<br>まで考えて、次の選択肢では上の階に行かない選択肢を選びました。先日読んだ平山夢明の本にそういう話（廃墟で床抜けして大怪我）があったもので。