かつてCoCo壱で私を魅了したバナナカレーそして林檎カレーが、恐らくは人気の薄さ故に姿を消してから随分経つ。残された私は、町でベージュのコートを見掛けると指にルビーのリングを探す男の如く、彼等の面影を追い求め続けている。
コージーコーナーの喫茶+軽食スペース付店舗で、カレーフェアに遭遇した。メニューの内実に2品もが、フルーツ系のカレーであった。すりおろし林檎のカレーとマンゴーのカレー。一見ゲテモノ風ではあるが、林檎は某レトルトカレーのCMで有名だし、マンゴーも調味料マンゴーチャツネがカレーの材料である事は広く知られている。だからどちらも美味しいに違いない。どちらにするか悩んだ末、私は個人的にノスタルジーに浸れる林檎カレーを選択し、同行の友人にマンゴーカレーの担当を委ねた。厳密にはCoCo壱の林檎カレーは、確か火を通して小さくカットされた林檎を使っておりすりおろし林檎ではなかったが、雰囲気を味わいたいだけなので細かい点は気にしない。
カレーを待つ間、店員が「林檎カレーにかけるフルーツソースです」といって、とろみのついた黄色い物体が盛られた皿を持ってきた。試しにスプーンで少量すくって舐めてみると、ほのかに甘くとても酸っぱく、そして何の果物か判別がつかなかった。まあ店員が持ってきたのだから正しく林檎カレーのソースなのだろうと納得し、やがて運ばれてきた林檎カレーにソースをかけて食べ始めたが、直後にウェイターが慌しくテーブルを覗いて慌しく戻りまた慌しくやってきて、「すみません本当はマンゴーカレーにかけるフルーツソースでした」と言った。ウェイターの間違いにはガッカリしなかったが、味見をしたのに判別できなかった私の舌にガッカリした。でもアイスティーを2人分サービスしてもらったので気を取り直した。また間違えた分と引き換えに友人のマンゴーカレーがフルーツソースなしになるような事態も起きなかった。
そういう次第でマンゴーソースが加味された私の林檎カレーだったが、さらさらすりおろし林檎で味が爽やかになり軽くなっている分、具を夏野菜たっぷりにして味のバランスを崩さずにボリュームを出して釣り合いを取っている感じで、その創意工夫と個性に好感を持った。友人のマンゴーカレーは、コクのあるポークカレーに甘味を足しつつ更にコクを深めている感じで、こっちのほうがカレー好きには好まれそうだけど、私は林檎カレーのほうが好きだと思った。そして、どちらも定番メニューであってくれれば良いのにと思った。
おまえがそれを言うか!(テトらんな日常)・ふくろねこ(三猫の日記)
★ 「マックフラリーの容器、『ハリネズミ』のためにデザイン変更」
ソフトクリームにトッピングを加えた「マックフラリー」の空容器に、食べ残しを狙い入り込んだハリネズミが出られなくなり死ぬ事故例を受け、ハリネズミが入れないデザインに改良した、とのマック発表。世界は平和。
★ 「みやぎの『ひょうたん』といえば…」(おっかぁ〜の「食ネタ一直線」!!)
宮城を代表する人気フード?「ひょうたん揚げ」について。蒲鉾のアメリカンドック風だそうで、ソーセージよりも美味しそう。また、チーズ入り蒲鉾を揚げた「番町揚げ」も紹介。こちらもシンプル直球で美味しそう。
ミズクラゲを食べる試み。真水に浸してぬめりを取った後、塩とミョウバンで漬け込んで脱水、その後塩抜きして調理。冷たい料理に使えば、海臭さも感じにくいらしい。→(独)水産総合研究センター「ミズクラゲを用いた塩蔵クラゲ加工品の開発」
★ ar*um「ストリートスナップ」
ストリートスナップ多数の中から自分好みのコーディネートを検索するサイト。「ファッションタイプ」「シーン」の他、「身長」はとても的確だが、「年齢」も加えて欲しかった。「よく読む雑誌」が「年齢」の代わり?
★ 「【Time waits for no one】時をかける少女−21【← ゜Д゜ ハァ?】−125」
※dat落ち、全文転載のはてブにリンク、またネタバレ注意※ 時かけ高瀬君の“救われなさ”についての解釈。「タイムリープは現象の表面をリセットするが、リセットする前の記憶が潜在意識となって残る」説は、深読みしすぎとの反論とセットで、高瀬君の存在を落ち着かす感じ。
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★ 「恐るべき『本のしおり』たちとの遭遇体験」(活字中毒R。)
古本屋勤務経験者が語る、無害な栞・素敵な栞・そして不気味な栞の数々。栞の存在をうっかり忘れて古本屋に出すのは仕方ないが、自分が好きで買って読んでいる本に汚いもの気持ち悪いものを挟む心理が理解不能。