今年のバレンタインにはマイチョコを複数買い込んだ。その内の1つが「電子レンジに90秒かけるだけで簡単にチョコフォンデュを楽しめる」という触れ込みのチョコだった。休日の今日は、のんびりチョコフォンデュを楽しむに絶好のシチュエーション。チョコを絡める具(素材?)にバナナとイチゴを用意して、洗って切ってすっかり準備も整えた。あとはチョコを溶かすだけである。
チョコの蓋を開けて電子レンジに入れ、説明通りに90秒まわす。ドキドキしながらレンジの扉を開けてチョコを取り出すと……チョコは全く溶けていない。表面も内部もカチカチでスプーンが刺さらない。首を捻りつつ、チョコを再び電子レンジに入れてまたしばらくまわす。扉の外から中の様子を窺う。しばらく見ていると、徐々にチョコの表面が波打ち始めてきた。ようやく溶け出したらしい。器に接した端の部分が艶を帯び、やがて内部がせり上がってきたので、ちょうど良い頃合いだと思い今度こそと期待してレンジの扉を開けた。
中からは、香ばしい香りと共に程良く溶けたチョコが……と思いきや、チョコの様子が明らかにおかしい。レンジ内部を照らすオレンジ色の明かりの下ではわからなかったが、妙に部分部分が黒くてしかもブツブツしている。今度はあっさり差し込めたスプーンで試しにすくって舌にのせると、これが強烈に苦い。炭の味である。つまり焦げている。そう言えば、漂う香りも香ばしすぎる気がする。本当はチョコを絡めて食べる筈だった果物をせっせとヤケ食いして落胆を埋めた。
その後、後始末が煩わしくて放置していたチョコは、時間の経過と共に再び冷え固まった。固まった後で「毒食わば皿まで」とばかりにスプーンでかち割って口に運んでみたところ、流動化していた時には食べ物ではあり得なかった激烈な焦げ味がおとなしくなっており、チョコ本来の苦さ(フォンデュ用のチョコは素材の味を引き立たせる為に甘さ控えめになっているらしい)とあまり変わらない味でつまり普通に食べる事ができた。それはそれで、何だか馬鹿にされているようでムカつくのだけど。
★ 萌え猫画像 オヤツタイムに寄り添って…(PURAPURA.COM(2月26日付))・親子・兄弟(おちこじんち。(2月26日付))・ごちそうさま(夕飯は無いよ♪/アポたんとチョコの日記(2月26日付))・ 「猫店長」(真夏に悪い夢を見る(2月26日付))(→関連:Yahoo!グルメ tea&wineDiekatze)
4件目、新宿にあるというオサレげな「ワインと紅茶を出す喫茶店」の店長さんの写真。店名はドイツ語ですばり「猫」なのだそうである。フランス語で「黒猫」のシャノアールになら、比較的頻繁に通っている。
★ 「ニホンザル:1匹2万円、45匹を実験用として譲渡−−円山動物園方針/北海道」(→関連:JAVA 動物実験の廃止を求める会 「札幌市円山動物園のサルの実験用“売却”計画」反対の署名にご協力ください)
動物実験の廃止については考えるべき事項が多いので保留。本題の、展示用動物が「増えすぎ」を理由に実験用動物に転売される件については、小公女セーラが「親が死んで金をもらえない」のを理由に小間使いに格下げされるのを見るような、そんなやり切れなさがある。
つい先日歓迎されていたばかりなのに、と思って過去ログを読み返したら、今月22日付の話だった。あっという間の死。
★ 「<牛丼再編>『すき家』のゼンショー、『なか卯』株を買収」
私の頭の中でなか卯はモスフード傘下?のままだったのだが、’02年10月に旧ニチメン傘下に入り、そしてこのたび「すき家」のゼンショーに売却される運びとなったらしい。
私はなか卯の親子丼もすき家のハーブチーズ牛丼も好きだが、客観的に見てなか卯のほうがすき家よりも高評価であるようなので、今回の買収はなか卯単体の評判を下げる結果になるんじゃないかと少し懸念している。
魚の煮物・野菜の煮びたし・お吸い物・発泡酒という和風の献立を、ゼラチンで固めてひっくり返して味わおう、というレポート。
「献立が和風ならば、固める材料もゼラチンじゃなくて寒天のほうが雰囲気出るのに」と思ってしまったが、このレポートはゼラチンを活躍させるのが主目的なようで、つまり私の感想は的外れである。
また、レポート内では「ビールゼリーが不味い」と書かれているので、商品化されているビールゼリーを調べてみた。各地方の地ビールがゼリー化されている他、大御所ヱビスビールまでもがゼリーに。各所が揃って商品化しているという事は不味くはないに違いない、と思いたいのだが、しかし検索の時にひっかかってきた試食感想ページの評判はあまり芳しくなかったので、やっぱり微妙なんじゃないかという気がする。
★ 「炊飯器レシピ 1周年記念で第2弾!」(Orbium−そらのたま−(2月26日付))炊飯器レシピ集。私も「炊飯器で作るお菓子」の本を持っていて、一時期いろいろ作って日記にメモしていた。最近は本をしまい込んですっかり忘れていたので、こちらのレシピの中から何か手頃そうなものを試してみようかなと思った。
★ 「甘酒プリン」(OWL.Diary_TestType(2月26日付))
通常は卵と牛乳と砂糖、あと香り付けにバニラエッセンス辺りを加えて作るプリンに、更に甘酒を加えて作る「甘酒プリン」のレシピ。
月末月初の忙しさが片付いたら、久々に自炊でもして、桃の節句という季節柄にふさわしいメニューでも作ろうかと思っていたところなので、この「甘酒プリン」はちょうどぴったり。懸念点は、私がオーブン操作に慣れていないところだが、こちらAllAboutの「電子レンジでプリン作り♪」と組み合わせれば、電子レンジで何とかなるかもしれないし、チョコフォンデュの二の舞かもしれない。
★ 「『ネット言葉』は表現の破壊? それとも進化?」(sea of tranquility(2月25日付)より)
メッセンジャーやブログ等に代表される、ネットを介した書き言葉コミュニケーションの発展により、言語にどのような「変化」が生じているか、の調査結果を紹介した米国記事。記事タイトルから、「ネットにスラングが氾濫している現状を憂える記事」を想像していたので、読んでギャップに驚いた。
さて調査結果であるが、大学生を調査対象とした場合、略語や顔文字や短縮形は想像されるほどには氾濫しておらず、スペルミスも続くメッセージで訂正される事が多く、かなりきちんとしたコミュニケーションが取られていたそうである。ちなみに、コミュニケーションそのものをファッションとする高校生を対象とした調査であれば、結果は大きく変わっただろうと予想されている。しかし調査に親の同意が必要であり、同意した親は調査結果(子供のプライベートなコミュニケーションの内容)を知りたがるモノという事で、調査対象にするのが難しいそうである。
私はメッセンジャーでもこの日記同様の長文を書き殴りがちであるが、脊髄反射的に受け応えする分、この日記以上に推敲されていない駄文を垂れ流していると言える。また顔文字はあまり使わないけれども(単に辞書に登録していないだけ)、略語や短縮形は使わなくもなく、駄文との併せ技で「言語の悪化」に充分貢献してしまっているのは確かなようである。しかし私は文化の乱れへの懸念よりも自分のコミュニケーション欲を優先させたいので、せいぜい文法その他に気を配りつつ今まで同様に書き言葉を撒き散らしていこうと思う。