ウッドベック村(ホブゴブ&狼一家狩り)
マナーの悪い弓装備のナイト達が、自分が連れた犬に経験値を稼がせる為に、狩場中の蜥蜴を何匹も引き連れて独り占めしている姿を見るのに疲れた。なので、場所を少し移動して、蜥蜴狩りからライカンスロープ&ウェアウルフ(狼一家)・ホブゴブリン狩りに移行した。
ライカンスロープ達は群れをなして移動していて、1匹を攻撃すると全員一丸となって襲いかかってくる。そして皆仲良く仰向け万歳ポーズで地面に伸びる。とても可愛い。またホブゴブリンは、ピンク色の小さい体という外見の割になかなか攻撃力が強く、こちらの攻撃に「ウキャ!」「フース!」とよくわからない奇声で応える。これもなかなか可愛くて、字にすると「ホブゴブりん」といった感じである。
他にこの狩場には蟻も多く現れるが、これは全然可愛くない。攻撃を加えると「めきょ」とでも表わすしかない嫌な音を出し、死んだ後は緑色の体液をぶちまけて汚い。周辺一帯のトムヤムクンじみた蟻酸臭が鼻に届くようである。
そんなこんなで楽しく狩りを続けた結果、レベルが16に到達した。新しい魔法をおぼえられるようになったらしいが、それは次回以降のお楽しみという事にして今日は終了。
友人がレオンをベランダに出した。先日のように床でゴロゴロ転げまわるだろうという、その予想を綺麗に裏切ったレオンは、隣の部屋との隔壁の下を潜った未知の世界に飛び出してしまった。
そのまま帰ってこなくなると困るという理由以外に、隣室やそれより先の部屋の住人が猫嫌い&猫アレルギーである可能性も考えれば、とにかくとっとと室内に呼び戻したいところ。レオンの大好きなおやつ(鶏のささみ)を手に持ってベランダに出て、隔壁の隙間からレオンに見せた。レオンはまるで障害物競走のような勢いで、隔壁の下をくぐって戻ってきた。そこをそのまま抱き上げて御用。おやつは室内でちゃんとあげたけれど、本当はゴツンと叩くべきところだったかも。