部屋で休んでいるところへ突如、汚れた犬と、それを連れていたらしい小さな子供が室内に乱入してきた。同居人よりも先に私が動いて、大慌てで犬を取り押さえた。そのまま誰かが来るのを待っていると、飼い主兼親が予想通りに遅れて駆け付けてきたが、室内乱入に対して謝らないばかりか、取り押さえに加わらなかった同居人を「犬嫌い」と思い込んで笑った。その態度に腹が立ち我慢できず、思わずこう言い返した。
「この同居人は、決して犬が嫌いなわけじゃありません。この犬があまりにも汚いものだから、触れるのに躊躇していただけです。私は、犬が汚いのを気にしないタチなだけです」
ある意味当然のことだが、同居人には感謝されるどころか、「余計なことを言うな」という顔をされた。
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何らかの鬱憤が溜まっている時に、この手の夢をよく見る。即ち、「腹に据えかねることがあって思わず反撃するが、誰も味方してくれない」という夢である。暴力に訴える夢の時もあるのだが、今回は口での反論だけで済んだので、比較的平和な夢であった。
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