2011-05-12 「ファイナルファンタジーIII」プレイ雑感 他 [長年日記]

「ファイナルファンタジーIII」プレイ雑感

ファンタジー小説が好きな私は、名前からして「ファンタジー」を謳っている「FF」こと「ファイナルファンタジー」については、とりあえずシリーズ全作品をプレイしようという意気込みで接している。PSを手にした後に、「I・II」と「III」の為だけに、敢えてニューファミコンを買った程である。しかし、ソフトとハードを揃えては見たものの、「III」は「ラストダンジョンが凄まじく難易度高い」との噂を聞いたこともあって、長らく手を着けずにいた。そんな私が中古屋で見かけたのが、携帯機向けリメイク版であった。機種はNDS、価格もお手頃。折を見て購入して遊び始めたが、実はこのリメイク版、移植に際して前述のラストダンジョン等が簡易化されていたらしく、ぬるゲーマーな私には打ってつけであったようである。

「FFIII」の売りは、何と言ってもジョブチェンジシステムである。最初は主人公達4人、横並びで初期ジョブ(FC版で「たまねぎ剣士」・NDS版で「すっぴん」)であったのが、シナリオ内で遭遇し解放する、四大クリスタルの力によって、新たな「ジョブ」に就けるようになる。ジョブは、その職業に似つかわしい能力値の組み合わせと、固有のスキルで成っている。主人公達4人を様々なジョブに就かせる事により、戦闘を有利にできたり、ダンジョンの特定箇所を通過できるようになったりする。また個々のジョブは、戦闘経験を重ねて熟練値を積む事により、攻撃回数が増えたり魔法ストックが増えたりと、そのジョブの本領を発揮できるようになる。

私はまず、4人の初期ジョブ:「すっぴん」を熟練度99まで上げた。次に、風クリスタルにより授けられたジョブ:「シーフ」「戦士」「黒魔道士」「白魔道士」にチェンジした。続けて、火クリスタルにより授けられたジョブ――に切り替えようとしたら、どうにもぱっとしないジョブがちらほら。しばし悩んだ末、「個々のクリスタルから必ず一つジョブを授かる!」当初の縛りを放棄して、自分が気に入ったジョブを渡り歩くと決めた。結果、私のパーティーは、「シーフ99→モンク99→空手家」「戦士99→ナイト」「黒魔道士99→魔人」「白魔道士99→導士」という経歴を経た。かねてから噂の、「導士」の猫耳衣装を3Dで堪能できて、感無量だった。

ファンタジーノリを求めてプレイするゲームで、ジョブのみ語っているのもアレなので、シナリオについても少々触れておく。「4人組のみなしごが、クリスタルの啓示を受けて世界を救う」という大元は今時王道に過ぎるが、「主人公達が最初に旅していた世界:『浮遊大陸』の外に、更に広大な別世界:『外界』が広がっている」仕組みには、事前に知っていてもなおワクワクした。……って、これもシナリオの話じゃないし。えーと、ラスボス一歩手前の人が豹変した理由であるところの授かり物は、私も要らないし貰ったらブチ切れるだろうなーと思った。

Tags: ゲーム

萌えアニマル画像

亀

Tags: 動物

«前の日記(2011-05-11) 最新