今の業務は、非常に膨大な量の入力作業がメインである。複数人で毎日延々と入力しているが、毎日延々と追加オーダが入る。そして、定時が来たら、仕事の進捗度合いに関係なく帰る決まりとなっている。恐らくは、処理の期限にだいぶ余裕をもたせた――或いは、一定のノルマさえこなしていれば良い――契約なのだろう。よって毎日、積み残しがどんどん増えていく。
残業せずに済むのはありがたいが、毎日このような仕事ぶりでは、気持ちが不完全燃焼でもやもやするばかり。ならば、「今日も一日終わったぞ!」と、自分を納得させられるような雑務を最後に自主的にこなしてはどうかと考え、試しに実行してみた。
まずは、室内備品の空気清浄加湿機に、給水してから帰るようにしてみた。この空気清浄加湿機は、1日強の連続運転で給水ランプが点灯し、給水サイン音が鳴るサイクルであり、日々自主的に給水する行為に、何ら問題ないものと思われた。しかし、実施してから僅か数日後、上の人間から、「そういう作業は退勤処理前にしたほうが良い」と、親切な忠告を頂いてしまった。私は何も、残業費という小銭稼ぎでその作業を捻り出した訳ではないので、仕方なく、退勤後ではなく出勤後にやる事とした。当初の目的は失われた。
次に、仕事が終わった後に、自分が使った範囲の机を清掃してみた。職場内には、クイックルワイパー的な物も、ウェットティッシュ的な物もあり、日々自主的に清掃する行為に何ら問題ないものと思われた。しかし、これをやったその日の内に、他の人から「素光さんって女性らしいですねー」と言われてしまった。私は何も、何らかの点数稼ぎでその作業を捻り出した訳ではないので、仕方なく、毎日ではなく汚れが目に余った時だけやる事とした。当初の目的は失われた。
最後に、仕事が終わって会社を出る前に、女子トイレの個室のトイレットペーパーを補充するようにしてみた。このビルの女子トイレ個室には、ペーパーホルダーがなく、いわゆる汚物入れの上に、予備のペーパーを置いている。補充用のペーパーは、個室を出た外の棚の上に控えているが、ペーパーを使いきって予備に移行した人が、棚の上から個室の中に移し忘れている事が多い。そうすると、そのまま誰も気付かずにいた場合、悲しい出来事に遭遇する人が発生する。そんな悲しい出来事を阻止する為にも、私が意識的に補充を行おう、というものである。イチ利用者が個室をわざわざ覗いて回る行為は、他人に目撃された場合、割と気まずくて問題あるものと思われた。そして実際、すぐに目撃され、お互いに乾いた愛想笑いをし、気まずかった。なので速攻やめた。
結局どの雑用も、自主的にやっている姿を他人に見られた場合には、胡散臭さが生ずるばかりであり、結局どうやってもすっきりしないのであった。
すーすー(ぽれぽれDays)・怖いよ・・(ほんわか猫日和)・古都の猫(Cat in Town Blog)・玄関先&とまらない(以上2点、せかニャ!)/顔を寄せ合って…(猫式訓練所)/猫からのテレパシーを旦那がキャッチしたんだと思ってる。(※テキスト※)&駅の駐輪場で「どーしよ……困ったなあ……」という声が聞こえた。(※テキスト※)(以上2点、ねこメモ)
ベニイロフラミンゴ(のんびりと動物園散歩)/「体長2.5mの巨大オヒョウを70歳男性が釣る」(国際時事新聞/→画像:“Novice angler catches monster halibut worth £25,000 ”(Metro))