★ 牛ハラミステーキ＠肉屋の正直な食堂

新宿御苑から四谷方面への散歩道で見掛け、いつか機会を見つけて行こうと心に暖め続けていた、定食屋があった。普通の定食屋と明らかに違うその特徴は、メニューが肉系に特化している点。定食屋値段の肉料理に対し、味や質に過剰な期待を抱くのは愚かであるが、量や食べさせ方には期待しても差し支えないだろう。先日、遂に機会を捉えて行ってきた。

いざ店内に入ってみると、店の外から軽く見回しただけの時には目に付かなかった仕掛けがあった。カウンターの上、個々の席の前に、電磁調理器が個別にセットされている。カウンターの上で調理するのか、調理したものをここに載せて保温するのかこの段階では判らなかったが、「熱々の肉料理を食べさせよう」という心遣いは伝わった。ならば私も、今自分が真に最も食べたい肉料理を注文する事で、その心遣いに答えたい。席に着きメニューを眺め、「牛ハラミステーキ」を注文した。

さて料理は、加熱前の状態で席にやってきた。店員さんはまだ火の通っていない蓋付フライパン的な物をセッティングし、電磁調理器をセットし砂時計を逆さにした。砂が落ち切ったら、肉が食べ頃だという。砂が落ちるまでは蓋を取らず、中の肉と野菜が蒸されるに任せた。そして砂が落ちきった後、早速肉を口に運んだ。……うーん、薄味。しかし、問題ない。テーブルには調味料がセットされており、これらで各自が味を好みに調えて食べる寸法である。私による味付けなので手ぬるい味なのだが、それでも「下ごしらえが済んだ材料を簡単に調理して食べる」行為には、外食と自炊両方の満足をお手軽に味わえてなかなか良かった。また来たい、というよりも、家の近くに一軒欲しい。

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老夫婦（世界はニャーでできている。－なでしこ館－）／飾り窓の猫（猫式訓練所）・魚入り水槽に対する猫のロックオン率は異常　的な画像集＆地デジ化に断固反対な方々の画像集＆こっちまで幸せになる寝顔×３（以上３点、ねこメモ）／半ケツはしんどいです（※テキスト※／ねこメモ）

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