2008-10-27 LUMIX「DMC-G1」 vs EXILIM「EX-FH20」 他 [長年日記]

LUMIX「DMC-G1」 vs EXILIM「EX-FH20」

デジカメを手に入れて写真を撮るようになって、およそ1年が経過した。私の愛機はEXILIM「Z-1200」。メーカー各社が画素数競争に明け暮れていた時代の徒花であり、これの後継機が現在出ていない事がその裏付けとなっており、また最近買って最初の方だけ読んだデジカメ指南の新書によれば、「高画素って逆に画質悪いよねー、ユーザレビューがそれを如実に示しているよねー」(意訳)との事なのだが(そこまで読んで萎えて読むのを中断した)、私にとっては文字通り愛すべきデジカメ。操作がシンプルですこぶる使いやすい。このデジカメと出逢っていなければ、私は今のようには動物写真を撮り歩いていなかったのではないかと思う。

しかし、それはそれとして、また現時点の私が「Z-1200」の性能をフルに引き出せているとは言い難い事実も認めた上で、最近の私は明らかに「Z-1200」に物足りなさを感じている。というのも、私が撮るのは主に、道端の野良猫か公園の亀&鳥か動物園の動物達であるが、光量不足なり頑強な檻なりといった障害に出くわした場合、「Z-1200」と私の腕を合わせた総合戦闘力では、その障害を跳ね除けるに力及ばないのである。ブレるわボケるわノイズ出まくるわ、折角の素材も台無しとなり、その失敗写真をモニタで確認した時のガッカリぶりは、写真を撮る愉しみや喜びを半減させるのである。

という訳で、もっと高性能なデジカメが欲しい今日この頃。実は機種も既に絞っていて、候補は2つ。1つがLUMIX「DMC-G1」、もう1つがEXILIM「EX-FH20」である。

LUMIX「DMC-G1」は、パナソニックが満を持して世に送り出す、マイクロフォーサーズ規格の一眼非レフ機。ミラーレス構造採用で実現した、一眼とは思えない小ささ&軽さが一番の売り。その上に、猫撮りに最適なバリアングルで、レンズ側に手ブレ防止機能搭載で、ハイエンドコンパクトデジカメ機レベルの各種撮影機能が搭載されている。「女性向け」を謳うにしては、そのデザイン及びカラーラインアップはどうかと思わざるを得ないのだけど、一般女性には恐らく受けずとも私には逆に好ましい。NDSやPSPのような、おもちゃメカメカした可愛らしさで良い。取り分け赤色が。

一方、EXILIM「EX-FH20」は、今年中頃に発売された超高速連写専用機「EX-F1」のエコノミー版。60枚/秒の超高速連写が40枚/秒にペース?ダウンしている反面、ハイエンドコンパクトデジカメとしての使い勝手の良さが生まれ、かつ価格も若干お手頃になっている様子。これだけの連写力があれば、動物達の決定的瞬間もほぼ間違いなく逃さないし、連写機能を応用した手ブレ補正機能が随分と頼もしそう。外観は、レンズが大きくて可愛い。レンズが大きいカメラ(例:LUMIX「FZ28」)は可愛い。可愛いだけでなく、明るい写真が取れる筈だから良い事の筈。

今すぐ買い換えるつもりではなくて、一応の目安は「オリンパスのマイクロフォーサーズ機が市場に出て『DMC-G1』が値崩れする頃合い」、つまりは当分先の話なのだけど、その長い時間をかけて、じっくり楽しく悩み抜く心積もりでいる。また、これらのどちらかを買った後も、「Z-1200」は手放さず、サブ機としてもっとごく日常に持ち歩くカメラとする予定である。

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