2008-09-27 国立科学博物館付属 自然教育園 他 [長年日記]

国立科学博物館付属 自然教育園

「目黒の『自然教育園』というところに、夥しい数の亀が生息している」との情報を得て(→「動物と戯れる・都内編」(Security Akademia))、目黒へと出かけた。教育主目的の自然施設としては、以前に多摩森林科学園と小石川植物園に行った事があるぐらいだが、自然教育園はこれら2つと比較して随分カジュアルな雰囲気で、“緑深い公園”といった趣だった。

スッポン@目黒自然教育園 アカミミガメ@目黒自然教育園

今回の訪問は、亀観察&撮影一本狙いなので、園内では池と思しき場所をチェックして、専らその周辺を何度も歩き回るに留めた。おかげで他には、僅かな花と、ギンヤンマ&オニヤンマしか目に入らなかった。亀達は、季節或いは時間的な理由か、「立ち泳ぎする程」という程の夥しさではなかったものの、距離が随分近くてその上何故か異様に懐っこい。1匹のイシガメ等は、私が戯れに水面へと差し出した指を、餌とでも勘違いしたのか水から陸地に這い上がろうと必死で、この密度の濃い触れ合いには大変心満たされた。イシガメ可愛いよイシガメ。頭が大き過ぎず、目は黒々としてつぶら。近い将来には亀を飼いたいが、飼うならやっぱりイシガメか。アカミミガメも姿形は可愛いけれども、生き様がアグレッシブ過ぎて私には合わないかも。

花@目黒自然教育園 花@目黒自然教育園

さて、ここの園に棲息する亀の種類はというと、クサガメが大半でイシガメも少なくなく、スッポンも僅かながら。驚いたのは、「密放流されるや否や、在来種を蹴散らして爆発的勢いで繁殖する」というかのアカミミガメが、殆どいない事。この日見かけたのは、たったの1匹きりで、近場にいたクサガメよりも達者な泳ぎを披露していた。亀達の人懐っこさからは、「来園者が常習的に餌を与えているのでは?」という疑いが濃厚だが、それでいてアカミミガメが1匹もいないというのは、「密放流する来園者がいない」か「園が厳しく駆除している」のどちらかしか想像できない。この2つの事象の間には、私の稚拙な想像力では埋め難い、大きな溝がある。――いやそれとも、これもまた「季節或いは時間的な理由」なんだろうか。

クサガメ@目黒自然教育園 イシガメ@目黒自然教育園

前述した通り、亀の数が予想よりも少なかった事と、出発が遅くて園に着いたのは既に光線弱まった午後で写真がブレまくった事とが、若干の心残り。秋と冬と春が過ぎて初夏が訪れた頃に、意気揚々と再訪したい。立ち泳ぎする亀達を是非ともこの目で見たい。

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西表島の動物達。仔牛の初試練に微笑んだ直後に、不気味な生き物が続く素敵構成。ありふれたペットしかも安価の癖して天然記念物のオカヤドカリと、青くて不気味なヤシガニを途中まで同一視して読んでた。<「西表島の熱い夜~ヤシガニとの出会い」

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