「ポケモン 不思議のダンジョン 闇の探検隊」略して「ポケダン闇」をプレイしている。EDを迎え、ED後のシナリオ消化を残したまま、「依頼達成→ランクアップ→倉庫容量増加」と、その過程での「ポケモン(仲間)集め&進化」に余念がない。
前作「ポケダン赤or青」は、私の記憶の限りでは、「人間から突然ポケモンに変化し異世界に放り出されてしまった“自分”の正体確認」が物語の軸であった。今作「ポケダン時or闇」は、私の理解の限りでは、「人間から突然ポケモンに変化」という主人公設定が全く同じでありながら、物語の軸を「主人公と相棒の関係性」とし、相棒の存在により比重を置いている。
幾多の探検に繰り出し、数多の試練を乗り越えた私=主人公(ピカチュウ♀)と相棒(アチャモ♀)は、都度友情と信頼を育み、EDを迎えた頃にはこの上なく強い絆で結ばれていた。最初は何事にも怖気付いていた相棒が、私=主人公という相棒を得て勇気ある行動を覚え、ぐんぐん逞しくなる姿に、「彼女とはこの先ずっとうまくやっていける」という安心を覚えていた。……過去形。彼女は近頃、どうにも不審な振舞いを見せるようになった。
護衛の依頼を受けている時。又は、低レベルの仲間ポケモンを引き連れ進化に必要なレベルに到達させんとしている時。自分共々充分に強まった相棒には、作戦「向こうは任せた」を指示して、敵ポケモンを片っ端から狩らせて経験値を稼がせている。フロアに降り立った直後から、別行動。あちらは単騎であてもなく、こちらは護衛依頼相手or低レベル仲間を引き連れ次の階層への階段目指し、フロア内を歩き回る。
時に、相棒と行き会う。互いの無事を確認して、再び道を分かれ――ない。何故かこちらに向かってくる相棒。私と護衛依頼相手or低レベル仲間の間に割り込む。そして、部屋の入り口で佇む。護衛依頼相手or低レベル仲間を、通路に取り残して。護衛依頼相手or低レベル仲間は、相棒に阻まれ部屋に入れない。彼等はやがて方向転換し、来た道を戻り始める。私とはぐれてフロアを彷徨う。敵と遭遇する。攻撃し攻撃される。護衛或いは経験値稼ぎを必要としている彼等だから、速攻倒される。即ち、私は依頼に失敗する。又は、仲間のレベル上げを失敗する。
私は、相棒との絆の為に、探検稼業に精を出し、依頼を受け依頼をこなし、仲間を増やし仲間を育てているのではなかったか。探検中に別行動を取っていても、2人が目指す先は同じではなかったか。何故、相棒は私の妨害をするのか。別行動の作戦を、恨んでいるのか。私と行動を共にする依頼相手or仲間を、妬んでいるのか。そこに、信頼はない。一体どうして、こうなってしまったのだろう。いつか昔のように、戻れるのだろうか。
アカカンガルー 柔道(動物の写真)/「はまってる」(犬/BARATIE/教官不定期日誌より)/YouTube“Exclusive time warp discovery ultra slow dog drinking water”(ネタフルより)
専用機材を使ったスロー撮影で、犬が水を飲む様をつぶさに観察。舌を裏側に巻き込んで水を口に運んでいる。理屈では知っていたが絵が浮かばなかったので、この動画で大いに納得。<“Exclusive time warp discovery ultra slow dog drinking water”