新宿西口に出た平日の夜は、そのまま西新宿まで足を伸ばして炒伽哩。サマーカレーが販売されている内に、サマーカレーの完成形と私が予測するところであるところの、「サマーエッグベーコン」に挑戦しておかなければならなかったからである。
結論として、「サマーエッグベーコン」は実際にこの上なく完成していた。トマトの酸味・青野菜の風味・茄子の食感・ベーコンの旨味、それらを卵のまろやかさがやわらかく包み込んで、その上に迸るカレーの香気。申し分なく美味しいし、野菜もたっぷり摂れるし、素晴らしくて素晴らしい。
メニューを確認するに、この店ではいわゆる「全部のせ」を提供していない様子(ライスの量と辛さはきめ細かく選べるが、具は定められたパターンから選ぶ様子/いわゆる裏メニューにあるのかもしれないが、そういうのを頼む度胸はないので除外)。なので夏が去った後の炒伽哩では、提示されたメニューの中から「完成形」を探す作業に勤しむ事になるだろう。
じゃなければ、店頭でも販売されているルーを買って、自分の好みで揃えた具を使って家で調理する方法もあるのだけれど、野菜をできるだけ数多くなおかつ少量ずつかき集めるのがなかなか難しげ。夏場、余らせた野菜はすぐに傷むし。
リスザル赤ちゃん お目目パッチリ(動物の写真)