仕事帰り、特に金曜の夜辺りにこそ、動物園や水族館に立ち寄りたい。動物園は、動物達の活動時間や照明の調達&維持費の都合で無理だろうから、せめて水族館には立ち寄りたい。
それで、今日思い立ってエプソン品川アクアスタジアムへ行ってみた。こちらの水族館は、都心に近いし夜間営業だしで便利な反面、規模のこぢんまりさ故に入場料を若干割高に感じてしまうのが難。しかしそれでもいいやと言ってみたところ、非常にタイミング良い事に、お得な夜用チケット数種が6/16より販売開始されたばかりだった。
- アシカショー
- 途中から鑑賞、「3の倍数の時に●●になる」という旬のネタをちょうど見逃した。その後は様々な道具の頭のせ。この手の芸は、バランス感覚悪過ぎて自転車にも乗れない私を甚く感心させる。実際のところ、やる気と適切な訓練さえあれば、誰でもどんな種族でもこれぐらいにバランス感覚を発達させられるものなのだろうか。それとも、能力のある個体or種族だけが自転車に乗ったり表舞台に出たりしているものなのだろうか。
- イルカショー
- ここのイルカショーは、不思議とくつろいだ雰囲気なので、リラックスして鑑賞できて良い。プールを360℃取り囲む形式と、人間の司会が「解説・紹介」というよりも「MC」なノリなのと、イルカだけでなく人間も等しくしかも笑顔で頑張ってる感じなのと、要因はこの辺だろうか。だが写真撮影は、場内の暗さとジャンプ場所の把握し辛さにより、少なくとも私には難度が高い。撮影してる本人的には、後に残ったブレブレの写真にも、撮影当時の高揚した気分を見出せてしまうのだけれど。
- フウセンウオ
- 期間限定特別展示。小さくて丸っこくて、腹びれが吸盤化していて、水槽内のカラフルな風船やら水槽背面やらに皆で張り付いていて、大変可愛らしかった。水槽に露がびっしりついていたところから察するに、中の水は他の水槽以上に冷やしてあった模様。可愛いから常設展示すれば良いのに、ひょっとして水温維持の関係で常設できないんだろうか。
- ゆかいなマンボウ
- 以前見た時には、あまり広い印象を受けない縦長の水槽内で1匹きり、死の舞踏を思わせるゆらゆら泳ぎをしている姿が、「ゆかいなマンボウ」どころか「かわいそうなマンボウ」に見えた。しかし今回、マンボウは海底を横倒しになり這う様にして泳いでおり、水族館側の説明では「ECOなのでは?」との事でも私の目には「怠惰だから」に見え、「かわいそう」を脱却して「ゆかい」な気持ちになっていた。良かった良かった。