谷中で買った竹製カップ。素材が竹であるだけに、液体の吸着力が強そうとは感じていたので、使い終わった後はすぐに洗って干すよう心掛けていた。しかし先日、ちょいと煩わしかったが為に、牛乳を飲んだ後水でゆすぐだけに留めておいた。そしたら翌朝、小規模ながらもしっかり目に付く黒い黴が速攻発生していて愕然とした。
スポンジの目が粗い方で強めにこすってみたが、繊維というか導管?の内部に入り込んでしまっているのか、全然落ちない。黴の胞子自体は熱湯ぶっ掛ければ殺せるだろうにしても、見た目の劣化はもう元に戻せない――のかも知れず。
カップのこの後の措置はさておき(憂鬱過ぎて考えたくない)、自然素材がこれ程までに繊細なものだと判ったのは、良い勉強であった。
あと人生において、取り返しがつかない事態の発生って、割と日常茶飯事だよなーと思った(そのせいでますます憂鬱になった)。今回の竹製カップの場合だと、黴を削り落とせた場合にのみ「取り返しがついた」と言えるのであって、同じ物を谷中に再び買いに行くのは「埋め合わせした」だけで「取り返しがついた」とは言えない。同じように、例えば仕事でミスをして慌てて自分からフォローしたり、誰かに酷い態度を取ってしまった後から謝罪して許しを得るのは、「埋め合わせした」だけで「取り返しがついた」とは言えない。
ついうっかり振り回した刃物で、自分を囲む壁を斬りつけて傷を刻み込んでしまい、慌てて傷にパテを塗り込めて安堵の溜息をつくけれども、いつかそれらの傷が元で壁が崩落し自分が生き埋めになる不安に囚われている。生き埋めになるぐらいだったら、いっそその刃物で自分の喉を突いてしまいたい。まあ、できないんだけど。
リリちゃん、あらあら、フクちゃんにはかないませんね。(フクトラ日記)/スクープ激写!! 噂の二人の熱烈KISSシーン!(ぶつぶつ独り言2)・マタタビで微妙な三角関係図・・・。(たまの玉手箱)・たぬきさんと猫くん(ちゃとらとはちわれ)(以上3点、猫式訓練所より)/「犬ばっかりに主役の座は渡さない」(ギズモード・ジャパン)
「足が無くても頑張って義足で歩く犬」(GIGAZINE)・「ジャンピングする動物達の画像の数々」(おもしろ動物園)
猫と犬が多い中で考えたのだが、室内で飼う猫と犬は、猫のほうが縦に活動範囲が広く、つまり跳躍力に優れている筈なのに、犬もフリスビードッグ等で跳躍を活かして活動しており、どうやって補っているのだろう。<「ジャンピングする動物達の画像の数々」