★ 旧芝離宮恩賜庭園→浜離宮恩賜庭園

池に亀が棲む公園の発見に余念が無い、今日この頃。今回の２つの公園は、池の存在を地図帳でチェック済、どちらから先に攻めるかという問題だけを残していた。結局、ＪＲ浜松町駅で下車してまずは小さいほうの旧芝離宮を攻略し、それから徒歩で移動して浜離宮へと向かった。

旧芝離宮恩賜庭園

おおまかに、池の周囲を８の字型に通路が取り囲む構造をした公園で、あまり大きくない割には解放感があり良い居心地。池には多数の亀と、少々の鳥がいた。鵜（ウミウ？）も目撃したが、奴は水上に顔を出している時間よりも潜水している時間のほうが長い。ツンデレに例えるなら、ほんの一瞬垣間見たデレに慌てて己が目を凝らすと、何の事は無いいつものツンモードに戻っていて、「やっぱりさっきのは俺の勘違いだったか……（がっかり）」みたいな感じ。これだと進展すべき恋が全く進展しないから、鵜は一刻も早く戦略を改めたほうが良い。

　

浜離宮恩賜庭園

打って変わって、こちらは非常にだだっぴろい公園で、池あり・広場あり・雑木林あり・茶屋あり・各所に遺跡らしきものあり、統一感なし。池は潮入の池であるせいか、私が庭園に最も期待する生き物であるところの亀が１匹たりとも見当たらず残念であったが、小魚が多数いたので良かった。また、広場には油ぎった水が溜まって胸が悪くなる臭いを放っており、そんな中で上半身裸の男女数人が日光浴をしていた（恐らく彼等は鼻がもげている）。しかし、冬場になれば鴨場にて、多種の鴨観察が期待できるらしいので、その頃にまた訪れたい。

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