トラジくん、あらあら、安らぎの場所をとられましたね。(フクトラ日記)・隠し撮り(おちこじんち。)・レオンとお花見!(レオンちゃんとパンダ日記)・びろろーん(ねこなど)/毛玉+1(ツブログ)・朝からストーカー三昧(たまの玉手箱)・抜け毛の季節になってきましたね(はっちゃん日記)・お花見(しっぽぷるぷる)(以上4点、猫式訓練所より)
「遅刻少女が朝食の食パンを咥えて疾走登校中、曲がり角で男の子と衝突」という“少女漫画の定番パターン”が、実は少女漫画に登場してないのでは?(&’50年代米ホームドラマが元ネタでは?)という、熱心な調査。
★ 「単に『嫌い』のひとことが 」(「好きになった」メモ)
理屈抜きの「嫌い」が避けられる理由。「『嫌い』を公言しなければ、自分も他人から『嫌い』を公言されない」みたいな思い込みが、確かにある。でも、「人を嫌いになれる人はあまりイジメにあわない気がする」謎。
★ 「ゾウの肉、カバの味」(サファリ通信)
密猟者に傷を受け気が荒くなった為やむなく殺された象と、個体数調整で間引かれた河馬、各々の味。原始人が食べたマンモスの子孫の肉が硬くて口に合わないとは、夢が一つ破れた。河馬は美味でも、食欲そそられ難い。児童拳銃より。
★ 「3月29日」(asukafurica:卵・獣医のアフリカ独り言)
「(『アニマル・プラネット』の撮影隊が)猛獣の前にリポーターを立たせて撮影していたらしい」「保護区の『車から下りてはいけない』という規則を破る」。体を張った取材も、場合によっては一般人に悪影響な害悪。児童拳銃より。
押さえつけられたのが尻尾で助かった。尻尾を切ってなんとか逃げられました。怖かった……。
(ニホンカナヘビさん ♂ 青森県弘前市)
母が殺されました。母を捕らえたあの大きく凶暴な獣は、殺した母を食べずに去っていきました。
その場に置き去りになった母の死骸には、やがてアリの隊列が群がり、ハエが卵を産みつけ、
最後はシデムシが母を埋葬しました。僕の母は、一体何のために殺されてしまったのでしょうか。
(スズメさん ♂ 鹿児島県鹿児島市)
夏のある日の夜遅く。長きに渡る水面下の命がけの生存競争をどうにか生き延びてきた兄が、ついに念願の上陸を果たしました。
泥底からいつも見上げていた広い広い大空の世界。そこへこれから飛び立とうとする兄の姿を、私は岸際から感慨深く見上げていました。
でもその時でした。タコノアシの茎につかまって羽化後の体を乾かしていた兄に、全身を黒と白の毛で覆い、
顔に何本もの細長いひげをたくわえ、そして蛇のように邪悪な目つきをした巨大で醜い獣が襲い掛かりました。
そして私の目の前で、兄は獣のするどく尖った爪や牙で弄ばれ、じわじわといたぶり殺されてしまいました。
一度でいいから大空へ羽ばたかせてあげたかった……。言葉では言い表せないほど、あの獣が憎いです。
(コシアキトンボさん ♀ 岡山県津山市)
猫萌え猫ヲタによる語らいの場と見せ掛けて、野生生物達による外猫糾弾が綴られているウェットな箱。しかし下には下がいるようで、ススメが憎い(ミミズさん ♂ 新潟県村上市)項↓
長い冬が終わって、我が故郷にも遅い春がやってきました。
新潟地方は地震が多かったので、
やっと地震活動も落ち着き安心していた矢先、
うららかな春の日差しに誘われ、
うっかり地上に出てしまった息子が急降下してきたスズメについばまれ、
身体を千切られ、辺りには息子の体液が飛び散り、
それを目の当たりにした私は何もすることが出来ずに
ただただ涙を流すばかりでした。息子を返して下さい。
(ミミズさん ♂ 新潟県村上市)
過酷な生存競争というか、劣等感ゲームというか……。もっともミミズは、夏になると雨の直後にアスファルトの上に這い出て灼熱の日差しに焼かれて干乾びて死ぬ生き物なので、これより底辺はさすがにいないんじゃないかという気がするが。数日後に類似箱もできてたので、そちらもメモ。
(=-)ノニャーン♪ 猫の萌えるしぐさコン(※箱消滅済※/自アン+)
梅雨の近づいた6月の始め頃のことだったでしょうか。夜遅く、私の足元をくすぐる者がおりました。
その者の正体は、アブラゼミの幼虫でした。およそ6年にもおよぶ長い年月を暗い地面の下で過ごし、
そしてついに今夜、はかないながらも日の光を満身に浴びて人生を精一杯謳歌せんと地面より這い出してきたのです。
「まぁたうるさくなりやがるなぁ」と憎まれ口を叩きながらも、一生懸命に私の体を這い登ろうとしている
アブラゼミの幼虫を、私は目を細めながら見守っておりました。しかし、悲劇はその時に起きたのです……。
私の立っているすぐそばに設置された木製のベンチの足下に、怪しく輝く二つの小さな光がありました。
やがてその二つの光が、ゆらり、とほんの少し上に舞い上がったかと思うと、ゆっくりとこちらに近づいてくるのです。
そうして近づいてくる二つの光は、やがて周りにぼんやりと、黒い大きな輪郭を帯び始めました。
「あぶない!逃げろ!」私は、足元を這い登るアブラゼミの幼虫に向かって叫びました。しかしもはや手遅れでした。
全身黒づくめの悪魔が、鼻先を使っていとも簡単に、アブラゼミの幼虫を私の足元からひっぺがしてしまったのです。
―――それから先のことは思い出したくもありません。頭の中が真っ白になりながら、私は樹木ゆえに身動きもとれず
呆然とそこに立ち尽くし、目の前で起こる出来事を、ただ目撃していたのです。
(ハナモモさん 群馬県高崎市)