2007-11-17 ダチョウ王国(石岡ファーム) ~南のまきば編・2/萌え猫&アニマル/はてブより [長年日記]

ダチョウ王国(石岡ファーム) ~南のまきば編・2

ダチョウ以外の生き物が集う南のまきばにて、出会いに最も胸をときめかせていたアルパカには避けられ、ついでにシカには蛇蝎の如く嫌われて傷ついた私の心を、温かく癒してくれたのはエミューだった。私の認識では、「ダチョウに似ていて身体が黒っぽく目つきが悪くて嘴が鋭い怖い鳥」だったエミューだが、少なくともこのダチョウ王国石岡ファームに限っては、エミューの方が断然怖くなかった。

ダチョウはこちらを見れば即突つこうとしてきたが、エミューはそんな事しない。常にぼんやりしている。背後と嘴の下とから同時にそろそろと手を伸ばすと、両手に顔を包み込めてしまう。そこまでしても、エミューは全く嫌がらない。じっとしている。まるで私の全てを受け入れてくれるかのよう。

すっかり嬉しくなって、エミューに手持ちの餌を差し出した途端、エミューは目の色を変えて私を追いかけ回し始めたので、私は追いかけ回されながら若干失望しつつ、必死に扉から敷地外に逃げた。しかし少し間を空けて再訪してみると、エミューは私から餌をもらった記憶をあっという間に失ったようで、元通りのぼんやりに戻っていたので失望から回復した。やっぱボンクラって愛おしい。

エミュー顔ばさみ

他に特筆すべきは、カンガルー好きには外せないワラビー。ウサギやクジャクと同じ敷地におり、敷地に足を踏み入れた途端にひょこひょこ集まって周囲を囲み背後からタッチしてくるウサギ達を回避しつつ、餌を持った手を目一杯伸ばして注意をひくと、手から餌を受け取って食べるぐらいには人に慣れていた。

その時に、指先を曲げて顎の下に触れるのが精一杯の接触だった。せっかくの小型カンガルーなのだから、本当はもっと大胆に迫っていきたかったが、カンガルーだけに長い尻尾と逞しい後ろ足の威力が恐ろしく、勇気を奮えなかった。次回があれば、攻略法を練ったり調べたりして再戦を挑みたい。

ワラビーおねだり ワラビー待機 ワラビー食餌
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「『社会に出たら』病」(続・妄想的日常)

子供達に毎度「社会の怖さ」を吹き込む従兄弟は、彼自身が「社会の怖さ」に押し潰されていた、という話。そんなん他人の私がオチ聞く前から判るのに、事前の想像力も事後のフォローもないなんてやる瀬ない。mizukikのブックマークより。

「クマ・ツヨシのポーズ復活か」(中国新聞)

ツヨシ君にすれば、頭を抱えるポーズで人気者になる事よりも、新しい奥さんに餌をとられない事の方が幸せなんじゃないかと思われるのに、頭抱えるポーズの復活を期待されている=不幸を願われている切なさ。

「飲みかけのお茶は、なぜバッグの中で泡立つのか?」(Excite Bit コネタ)

茶に含まれる「サポニン」に、界面活性作用があって泡が立つが、この界面活性作用が体に溜まった脂肪を洗い流す等、身体には良く、また普通に飲む範囲で泡を消す方法はない、との事。着眼もまとめも気持ち良い記事。

「『世界一高価なデザート』の店、ゴキブリ多数発見で営業停止」(世界びっくりニュース)

“最も高価なデザート”としてギネス世界記録となったチョコサンデーの店(→「NYで290万円のアイス登場、『世界一高価なデザート』に」(世界びっくりニュース))が、衛生検査不合格。「蝿&鼠&ゴキブリや糞が至る所から」が、厨房のみか客席も含むか等、報道されない部分への興味全般が強まった。

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