2007-09-28 伊豆シャボテン公園詳細メモ/萌え猫&アニマル/はてブより [長年日記]

伊豆シャボテン公園詳細メモ

伊豆シャボテン公園は、伊豆高原の上の方、大室山の隣にあった。名前を聞く限りだと、シャボテンが売りの植物園のようで、面白そうではあるけれども積極的に行ってみようという気にならない。しかし知る人が語るところよれば、シャボテンばかりでなく動物も多数おり、何とカンガルーに触る事も可能なのだという。それを聞いた上で、行かないなんて判断はあり得ない。

餌につられてやってきたカンガルー(?)防護網を押し潰して葉を貪り喰らうカンガルー(?)サボテンあら絞りジュースサボテン入りグリーンカレー

という訳で、まずはカンガルーの話から。シャボテン公園園内は、大層広い敷地の中に施設が点在しており、マザー牧場に通じる雰囲気。カンガルーは、そういった施設の一つ「カンガルーの丘」内にいた。ドアを開けると、中にはこんもりした丘があり、クロカンガルーとベネットワラビーとパルマワラビーが放し飼い。私の目には、これら3種の区別が付かなかったので、ひっくるめてカンガルーと考える事にした。見知らぬ幼女姉妹がカンガルー天国を眼前にして、歓喜のあまり「カンガルー!!」と叫んで追い掛けたカンガルーにぴょんぴょん跳び逃げされているのを尻目に、薄汚い大人の女である私は、カンガルーが食べこぼした葉っぱを拾い上げて片手に持ち、それを振って注意を引き付け誘き寄せ、見事カンガルータッチをゲットしたのだった。

サボテン・1サボテン・2サボテン・3サボテン・4

次に、サボテンの話。園内各所にも植えられているのが全てかと軽く考えていたがさにあらず、5つの温室が連なるシャボテン温室こそが本領だった。世界各地のサボテンの、大層大きく育ったものや、見た目がすこぶる奇怪なものや、棘に似合わぬ可憐な花をつけたもの等、どれも立派なもの達ばかり、行く手行く手に次々と現れ、全く飽きない。姿形ばかりでなく、和名もまたユニーク。「大型宝剣」だの「降魔の剣」だの、和製ファンタジーにかぶれた中二病患者なら、名前だけで買ってしまいかねない力強さに溢れている。またサボテンは、見るばかりでなく食べる事もでき、とりあえずはサボテン入りホットドッグとサボテン入りグリーンカレーとサボテン入りソフトクリームとサボテンあら絞りジュースを飲んでみた。特筆すべきはジュース、売り場のPOPに「畳の味がする」という購入者の声が紹介されていた、まさにその通りに畳の味としか表現できない青臭さに満ち満ちている、どろりとした飲み物だった。不思議と不味くは感じなかったが。

バククビワペッカリーハゲコウチンパンジー

最後に、カンガルー以外の動物の話を箇条書きで。

  • 入り口付近にいるクビワペッカリーは、猪のような豚のような生き物で、子供含む集団が寄り添って寝ていて愛らしいかと思いきや、その内の数匹が牙を打ち鳴らしながら喧嘩に突入していた。
  • チンパンジーは、入り口とショーと島におり、入り口の個体は哲学的な憂い顔、ショーの個体は童女のような力強い無邪気さ素直さ、島の個体群は葉っぱのついた棒切れの争奪戦で始終奇声をあげかわしており、やっぱ人間の生活は環境によって左右されるんだなあと思った。人間じゃないけど。
  • リスザルは園内の樹を伝って自由に行き来しており、それ故に目撃すら危ういかと思ったが、夕方頃に備え付けられた果物や木の実を貪りにやってきたところと遭遇し、間近で観察&撮影できた。せっかくなので、カンガルーだけでなくこちらにも触らせてもらおうとおそるおそる手を伸ばして触れてみたところ、キーキー鳴いて嫌がられたが逃げはしなかった。

カピバラコクチョウリスザルプレーリードッグ
Tags: 旅行

萌えアニマル画像

洗面台しなもん(まるまるかじつ にゃんぽち日記)・たからの世界(猫またぎ)・空き地にいたミケコさん(The Greek Cats)・美味しい顔ってどんな顔?(レオンちゃんとパンダ日記)・夏の終わりのシャンプー(ネコぢルシblog)・キャ~!!(ねこなど)

Tags: 動物

「Wiiで引きこもり克服も――精神医療にゲームを活用」(ITmedia News)

香山リカが語る、家庭用&ネットゲームを通じて引きこもりや鬱病から脱した実例。耽溺してかえって内に篭る実例だってあるに違いないが、今はまた、ゲームへの過剰な批判や不信の眼差しを何とかする段階なのかも。

「カロリー摂取の削減は万病に効く? ハーバード大学がメカニズムを発見」(AFPBB News)

栄養減らさず摂取カロリーだけ大幅削減→ミトコンドリア内でNADと呼ばれるコエンザイム増強→エネルギー出力上昇→細胞老化防止。飽食=老化だなんて、生きるのが淋しい。RinRin王国より。

「植物同士は会話をしている?」(エルエル)

「植物が知覚&感情を持つ」なる説は目新しくないが、「外敵等から身を守る為に“ネットワーク”に接続して情報共有→情報受けて“化学的強化”し被害抑制」「ウィルス感染の可能性あり」は今時っぽく感じた。

「趣味は読書。」(琥珀色の戯言)

“本読み”ほど敬遠する「ベストセラー本」を、斎藤美奈子が読んで解説して分析。“斎藤美奈子の斬り口”という味付けで、食わず嫌いもベストセラー本に手が出せ(た気にな)る、お得な1冊っぽい。→「趣味は読書。」(斎藤美奈子/ちくま文庫)

「タカラトミー、手打ちそばが20分で作れる家庭用そばうちメーカー」(BCNランキング)

てっきり子供用玩具かと思いきや、「『ろくろ倶楽部』に続く『大人の趣味シリーズ』第2弾」だった。焼き物は後に残るが蕎麦は残らないので、その辺需要にどう出るか。私なら、5000円なら考えたが、1万3125円は無理。→タカラトミー「家庭用簡単そばうちメーカー『いえそば』」

「『地球最強の生物』クマムシ、宇宙でも生存できるか」(WIRED VISION)

飢餓・乾燥・真空・高圧・高温・極低温・放射線の耐久値が並外れており、“最強生物”とも囁かれるクマムシを、宇宙に連れ出す計画。ものすごい繁殖力とか身につけちゃったら、地球は一体どうなるんだろう?

[]