2007-09-25 北茨城3日目:日立→東京・その2/萌え猫&アニマル/はてブより [長年日記]

北茨城3日目:日立→東京・その2

かみね動物園(承前)
「承前」ってこういう使い方するんだっけか。
ワオキツネザルシシオザルフクロウハートマンヤマシマウマ
  • 通りすがる人に「カラス?」等と言われながら覗き込まれてた鳥がいて、見た目が黒いし寝ていて顔が見えないしで間違われるのも致し方ないのだが、日立市の鳥「ウミウ」だった。気の毒に思って何枚も写真を撮ったが、カラスみたいで写りが良くないので使わない。
  • 鳥だったか蛇だったかを見終わって、「さあ次の動物のところへ行くか」と進行方向を見遣った私の目に、無垢な瞳でこちらを見つめている動物の姿が映った途端、あまりの不意打ちあまりの可愛らしさにハートを撃ち抜かれた。数年ぶりに胸がきゅんとした。大抵の可愛らしい動物は知識として脳内にインプットしているつもりだったが、コビトマングースという生き物はノーチェックだった。
  • 猿の種類がかなり多く、猿はどいつもこいつも表情豊かで是非ともカメラに収めたくなる反面、どいつもこいつも動きが素早くてカメラに収め辛い。その中でも特に印象に残ったのは、ワオキツネザル。最初、何匹もが重なり合いくっつきあって眠っていたのだが、近隣のサルどもがやかましく騒ぎ始めた途端にしゃきんと起きて、皆で周囲を警戒する様子が大変可愛らしかったので。
アジアゾウコビトマングースワタボウシパンシェシロテテナガザル
  • さて、私的にかみね動物園一番の目玉はライオンのカップルであった。「動物チラリズム」の人が「非常に仲がよく、メスがオスに近寄ってきてはじゃれあっている光景をよく見かける」と書いていた(→Yahoo!JAPAN 世界の動物園・水族館特集「やきそばかおるが個人的に気になる動物園 第1位」)のに興味を持ったのである。ところがこの日のライオン達、あまりラブラブではなかった。聞いていたのと逆で♂が♀に誘いをかけ、聞いていたのと違って♀がつれなくスルー。それを見ていた見知らぬおばさん達が「やっぱライオンも、女のほうがエライのね、男は邪魔って感じね」みたいな会話を交わすのを聞いて、「違う! このライオン達は本当はラブラブな筈なんだ!」と、あくまでも内心でふるふると拳を握りしめながら叫ぶに留め、シャッターチャンスをじっと待って、ようやくラブラブっぽくもない写真が撮れた。
  • 一方、隣のスペースにいるトラ達は、誰の目にも明らかにラブラブ。ラブラブというか、イチャイチャ。イチャイチャというか……。見ていてどんどん雰囲気がおかしな方向になっていくので、当惑しながら成り行きを見守っていると、片方が片方の上に覆い被さって首根っこを噛んで押さえ付けて……って、ああこれ交尾じゃん! その最中に2匹が放つ雄叫びに、隣のライオン達も呼応して吠え声をあげ、一時期はすごい騒然かつ一種厳粛な雰囲気に包まれていた。それにしても、大抵の動物園のライオンやトラが、寝てばかりか或いは檻の中を目的もなくぐるぐると歩き回るばかりな中、ここかみね動物園のライオンとトラは2匹の間の意思疎通が目に見えて、見ていて楽しい気持ちになる。相性の問題なのか、展示方法が良いのか(ストレスにならない等)、飼育員の愛情なのか。
  • ニホンザルのスペース前には餌販売機があり、「動物に餌を与えられるのはここだけ」というような看板があるのを見て、「じゃあこれまでのヤギとホンシュウジカは一体……」とツッコミながら餌を購入。もなか皮(っぽいもの)の中に、固形餌が入っている。それを下方に広がる猿山めがけて投げてやるのだが、ヤギと違うのは、小さい奴めがけて的確に与えても、大きい奴が奇声をあげながら攻撃してきて小さい奴の手から餌を奪い取るところ。そして奪い取られた小さい奴は、奇声をあげて抗議するのだけど通じない。誰かが餌を投げ込むたびに、こうした争いと叫び声があがり、とても気持ちが沈んだ。こんな餌やりはイヤだ。
ベンガルトラライオンニホンザルカバ
Tags: 旅行

萌え猫画像

とらあと牛乳(猫またぎ)・ぽちおむもん(まるまるかじつ ぽちもん日記)/「名古屋で長寿の猫祝う 人間なら100歳、動物愛護週間で」(中日新聞)

Tags: 動物

萌えアニマル画像

みくるんパラダイス。(purapura.com)/「メジロすくすく 本宮町の堀本さんが保護」(AGARA紀伊民報/ミオンの雑記帳より)・「すごく珍しいホワイトコアラ」(エルエル)・「犬をメイドにする」(デイリーポータルZ)

アルビノな上に、ピンク色の鼻と目の代わりに普通の鼻と目を備え、一層珍しいらしいホワイトコアラ。盲目状態で保護→厳重管理下で手術→秘密裏に自然へ戻して監視。ぶっちゃけ、毛の色の違いがよくわからない。<激レアホワイトコアラ

いつもの如くに100円ショップで入手できる素材を大活用して、黒ラブのモモちゃんをメイド仕立てに。洋服部分は、メイド喫茶のメイドが纏うメイド服のような安可愛いさが再現できていて素敵だが、猫耳付けると妖怪風。<犬をメイドに

Tags: 動物

「家電製品ミニレビュー 杉山金属『たこ焼き工場トントン』」(家電Watch)

家庭用自動たこ焼機。マニュアルに沿って機械の働きぶり見学に没頭するも良し、具や製造工程にアレンジを加えて自分流の味付け&焼き加減を追求しても良し。ただ、メーカー希望小売価格10,000円はなかなか敷居高い。

「活況メガネ市場“アパレル感覚”バリエーション豊かに」(FujiSankei Business i.)

メイド眼鏡屋は論外として、眼鏡をかけて「眼鏡マラソン」、眼鏡への情熱を審査する「眼鏡っ娘&男子コンテスト」――“眼鏡萌え”って、ある種の不器用さ&ストイックさに萌えるものではなかったの? 私だけなの?

「ヨーロピアンラーメンを食べる」(デイリーポータルZ)

フレンチ技法調理ラーメンの味は私の舌如きに判断できようもなく、アイスやココアは“ヨーロピアン”より“奇食”ジャンルだと思うので(そちらはそちらで嫌いじゃない)、ビシソワーズとバジルが良い案配風。

「スリランカのホテル、一皿167万円の高級デザートを提供」(ロイター→世界びっくりニュース)

「薄くのばしたカラメルに包まれコンポートが飾られたサバヨン」+「高級チョコで作られた竹馬に乗った漁師」+ドンペリまでは良いとして、「金や銀でできた葉や80カラットのアクアマリン」が水増し臭くて邪魔臭い。

「ホテルで飼育されていたアヒルの首を引きちぎった男」(AP通信→世界びっくりニュース)

ロビーの人工池で飼育されてたアヒルが酔客に首引きちぎられた事件について、地元警察は酔客の動物虐待容疑逮捕に終わらず、ホテルにもアヒルの安全性を配慮するようコメント。人目に触れさせないのが完璧な対策か。

「バイオ燃料は地球温暖化防止には貢献しない、ノーベル賞化学者が警告」(Technobahnニュース)

穀物生成のバイオ燃料は一般の燃料に比べてN2Oを2倍排出、カーボンニュートラルとは言い切れず、N2Oの排出量如何によっては却って地球温暖化促進する可能性――。私の理解が及んでないので、ほぼ丸写しするに留まる。

「『私のどこが好き?』と恋人や夫にたずねたとき、どう答えられるのが嬉しいですか?」(活字中毒R。)

「私の何処が好き?と恋人や配偶者に尋ねた時、どう答えられるのが嬉しいか」論争。相手に尋ねるに飽き足らず、仲間内で「どう答えられたいか」を戦わせるんだか競わせるだかするなんて、幸福とはつくづく貪欲なり。

「今や秋葉原も立派なデートスポットに」(へいわぼけ)

非ヲタの珍獣見物気取りにヲタが反感を抱くのは良いとして、ヲタップルのデートも「自分達が居心地悪い」から「空気読んで自粛せよ」とか言われてそうだと思った。ポトチャリポラパより。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]
NOB (2007-10-14 22:23)

「私のどこか好き?」→「アレとかソレとか」→「「ふーん、じゃぁそういう人だったら私じゃなくてもいいのね」という無限ループが怖くて、いまだに正解がわかりません。

素光 (2007-10-14 22:43)

「そんな質問をしてくるおまえが嫌いだ、別れよう」とかどうでしょうか?<正解

chapera (2007-10-14 22:58)

内面派と外見派の双方に適う模範解答が無くても、内面派か外見派のどちらなのかの判断基準はありそうに思った。 <br>実際にそういう質問されたときパニクって「甲斐甲斐しいところ」と答えたけど、内面といっても微妙な回答をしてたと今になって気付いた…

素光 (2007-10-17 00:01)

2日程考え込んでみたのでお返事遅くなりましたが(ごめんなさい)、具体的なものは何も見えてきませんでした。 <br> <br>というのも私の考えでは、「私の何処が好き?」の真髄は、「『私の何処が好き?』と問い掛けを投げられ、その問い掛けに反応してくれる相手が存在する」点に尽きると思うのです。 <br>だからリンク先みたいに、「尋ねた時、どう答えられるのが嬉しいか」とかいうところまで突き詰める、というのがそもそもよくわからないのです。 <br> <br>その事と「尋ねられた時にどう答えるべきか?」とは、厳密には別の問題とは認識しているのですが、前述の思考に囚われて脳が思考停止に陥ってしまっていて復帰しませんでした。

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