ストップモーションアニメを取り入れた作品で知られるチェコの映画監督、ヤン・シュヴァンクマイエルの企画展があると聞きつけ、「未だ『ルナシー』『オテサーネク』しか観た事ない」「エヴァ夫人は存在すら知らない」、付け焼刃事前知識でもって、オサレな原宿の中にあるが為に人生でこれっぽっちも縁がないラフォーレ原宿へ、ヲタヲタと出掛けてきた。
ヤン・シュヴァンクマイエルの映画作品は、私の乏しい認識からすると、「子供じみた残虐センスを、ストップモーションアニメという表現技法で生き生きと表現した」作品である。題材が童話で主人公が幼女な「オテサーネク」は顕著な例だ(ろう)が、キャッチで“哲学的ホラー”と謳われている「ルナシー」も、繰り返す悪夢及び相対する価値観の中での揺れ動きは、子供に特に色濃い恐怖感覚なのではないかと考える。
今回展示されていたのは映像作品ではなく、絵画や立体であった。その中で、私の理解が及んだ(ような気がした)のは、動物の標本や細密画のコラージュによって生み出された新しい生物群や、羽根の生えた凸凹を執拗に並べ立てて触覚に問い掛けると思しき立体や、子供の自由奔放な発想を大人の緻密な色彩計算&構図センスに落とし込んだかのようなメディウム・ドローイングで、前述した私の認識を乏しいながら強化するに充分だった。逆に理解が及ばなかったのは、“判じ絵”群。「ある種の啓蒙ポスターによくある感じだなぁ」という感想に尽きる。
他には、映画作品に関連する展示が幾つかあり、中でも「アリス」に関する展示にそれなりのスペースが割かれていたが、未見なので残念ながらよく判らず。代わりに、唯一理解できる「オテサーネク」の童話説明イラストと人形とを、食い入るように眺めた。オテサーネク人形は、赤ん坊代わりに抱くにはデカ過ぎるように感じたし、あれは映画中の小道具とは別物なんだろうか、しかし赤ん坊に似た樹の愛らしさ1割&禍々しさ9割を感じられる素晴らしい出来栄え(ごく簡単に言えば「キモかわいい」)。もしも私が「文化系女子気取りの峰富士子」ならば、ルパンをたらし込んで盗み出させて我が物にした事だろう。
そんな愉しい妄想も飛び出すぐらい、判らないなりになかなか愉快な企画展だった。オサレグロ好きは是非。
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オサレな街とは縁遠い私も、ヲタヲタ出掛けるかもしれません>雑記
シュヴァンクマイエル展は9/12(水)迄なので、お早めにどうぞ、というかまだ間に合いますか? <br>日記の更新が2週間前後の遅れをキープし続けているせいで、情報ソースとしてはほとんど役立っていない状況です。期間限定食品の感想とか、アップした頃にはもう終わってたりしますし。自分事ですが、困ったものです。