2007-08-02 タカノフルーツバー/萌え猫&アニマル/はてブより [長年日記]

[食べ歩き] タカノフルーツバー

午後半休取得。所用を済ませた後、「映画の日」だしやっぱ映画でも観るかと新宿に向かったが、目当ての映画まで随分時間があるので時間をどう潰すか考え、以前一度足を運んでみたら長蛇の列だった故に諦めたタカノへ再び行ってみる事にした。

タカノ、それは新宿高野。ビルの下層部では丸ごとの果物やらジャムやら果物デザートを販売し、上層部ではパーラーとバーを運営している。「パーラー」と言えば、「デザートを提供する軽食屋」或いは「パチンコ屋」だが、「バー」のサービス内容がわからない。パーラーとバーの分岐点に笑顔で待ち構える店員に尋ね、「バーはバイキングです」との返答を得――気がつけばバー内に入っていた。席に案内された後で我に返り、店員が去ってからそっと伝票を表に返してみた。……3千円弱、か。まあ、好きなもの&美味しいものを食べたいだけ食べる値段としては法外ではない。私の生活水準から考えれば、充分に分不相応であるけれども。

という訳で、腹をくくっていろいろ食べた。お高い果物屋のバイキングだからと言って、果物の全てが高水準の美味しさではなく、例えば高級果物メロンや旬の果物スイカは「メロンだなぁ」「スイカだなぁ」以上の感想が引き出されない水準であったのが正直意外だった。が、南国果物の中で親しみ深いパインとキウイは、酸味はそのまま残して甘味がぐんと濃くて美味しく、これこそはお高い果物屋の本領発揮なのかと思ったり。デザートの味もマチマチだったが、桃のトライフルは抜きん出て美味しかった。

この手の「デザート類がメインなバイキング」のおかず類は、所詮箸休めであって単品の味にはさほど期待できない――と思いきや、意外とそうでもなかった。もちろん「箸休めだなぁ」と感じるものもあったけれども、カラリと火の通ったタンドリーチキンや、口当たりは非常に甘口なのに喉の奥から辛さがこみ上げる加減が絶妙のカレーや、くたびれて生気を失った表情のコックがロボットのように手を動かして作り続ける形の綺麗なオムレツは、どれもデザートに負けない美味しさだった。

制限時間をほとんど使い切りつつ、お腹いっぱいだけれども食べ過ぎではない絶妙の腹加減で切り上げてホクホクと店を出て映画館に向かうと、ロビーは既に行列で立ち見状態だったので、映画を観ずに帰った。

ところで疑問に思ったのだが、何故タカノは男性単独客の利用を断っているのだろうか。「“レディースバイキング”だから、異性の目を気にせずに存分に食べたい女性客がいるのかも?」「食欲旺盛な男子運動部に襲撃されて根こそぎ食い尽くされる事態を防ぐ為?」等考えてはみたが、これらが理由であれば女性同伴の男性客も断る筈であり、でも実際にはそうなっていない。

何故こんな事が気になったかというと、母親に連れられて来ている男の子を見かけたからである。彼がそう遠くないこの先に思春期を迎えて母親離れした後には、彼女や女友達と一緒に来るか、或いは再び母親と打ち解けて再び一緒に行動するようになるかしないと、もうこの店には来る事がないのだと思うと、何だかとても理不尽な気がしたのだった。

[動物] 萌え猫画像

肩乗り猫(ほんわかにっき)・人、1人分のスペース(毎日めろめろ)・直接対決?(purapura.com)・ねむくって、あつくって(我輩はスコである。)

[動物] 萌えアニマル画像

「海水浴は楽しいゾウ」(時事ドットコム→gooニュース)

「フィンランドのチョコ好きリス、食品店通いが日課」(ロイター)

1日2回以上食料雑貨店を訪れ、キンダーサブライズをその場食いするリス。「包み紙を慎重にはがす」は可愛いが、「おもちゃは置いたまま」は、ビックリマンブーム時日本小学生男子の行動と真逆にして同等の行儀悪さ。

「福岡・玄界灘にサメやエイ数百匹 海水浴場を遊泳禁止」(asahi.com)

鮫の種類はアカシュモクザメ。シュモクザメは頭がT字型してるのだけが特徴だったかと思いきや、死亡事故例があった。そりゃ慌てる訳で。→Wikipedia「シュモクザメ」

「OXOの天才的なコーン落とし」(ギズモード・ジャパン)

とうもろこしを綺麗に削り取って手元に溜め込む道具。サラダやスープの材料として用いるのを想定されているようだが、「茹で上がりに齧り付くと薄皮が歯に挟まってブルー」な人の普段用に使っても良いかも。

「寂しいオンナの夜のおとも」(しゃべりたがる私のINPUT★OUTPUT)

「他人の喜ぶ顔が見たい」系料理好きさんが、一人の時に陥る罠(かも)。チープな焼鳥の良さを語る文章にほのぼの。夏場の私は温かい食べ物へのこだわりがないので、酒のつまみは豆腐か漬物か枝豆&空豆か山芋希望。

「『お笑いウルトラクイズ』にみる芸人愛とその戦友意識」(てれびのスキマ)

「お笑いウルトラクイズ」の番組公式本。“面白い”人間に着目し光をあて演出も加えて飾り立て持て囃す行為が、素人とお笑い芸人とでどんな差があるか(私はあると思っている)、考えながら読みたい。→Amazon「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ!! 21世紀版―非常識大百科」(日本テレビ放送網)

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]
air (2007-08-16 22:28)

知らなかった! >男性単独客お断り

boogaloolime (2007-08-17 10:07)

>食欲旺盛な男子運動部に襲撃されて根こそぎ食い尽くされる <br>理由はまさにこれです。大昔ですが内部に知り合いがいたので間違いないです。女子同伴だとカッコつけるので食べる勢いが違うのかも?

素光 (2007-08-17 22:44)

>airさん <br> <br>店まで行って知ったんじゃなくて、本当良かったです。あと私の書き方が判りにくいですが、「男性のみ複数客ならOK」という事ではないです。あくまでも女性のみ又は女性同伴、だそうです。

素光 (2007-08-17 22:46)

>boogaloolimeさん <br> <br>「女子マネージャー1人を先頭に立てた食欲旺盛な男子運動部に襲撃されて根こそぎ食い尽くされる」って事はないのですかね。やっぱそういう場合は女子マネージャーが必死に抵抗するのでしょうか。 <br>(思春期に男性との交流がなかったので、全く想像がつきません)

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