2007-08-01 大戸屋「鹿児島指宿産うなぎのせいろご飯」/萌え猫&アニマル/はてブより [長年日記]

[食べ歩き] 大戸屋 鹿児島指宿産うなぎのせいろご飯

一昨日は土用の丑の日。定番通り鰻を食べるか、それとも捻りを加えて穴子を食べるか、どちらも私の気の向くままに~♪と気楽に考えていたところが、降って湧いたトラブルにより、帰宅直前に1時間半の足止めを喰らい、具体的には、課長を筆頭としたSE集団に取り囲まれて審問を受けていた。

そんな具合で、精神的に疲れ切ってヘロヘロと家に帰る途中、「もう鰻とか穴子とか面倒だし、脂ののった食べ物なんて食べる気分じゃないし」とフラフラ入った大戸屋に、うなぎせいろご飯があった。豆腐サラダとのセットでなしに単品を選択すれば、量は小盛り。味も丼や重と比べれば、さっぱりめな雰囲気。これも神の啓示と踏んで、注文してみる事にした。何だかんだ言いつつ、本音では食べたかったらしい。

さてうなぎせいろご飯は、台や固形燃料と一緒に仰々しくやってきた。店員が固形燃料に火を点けながら、「既に火は通ってますが、湯気が出てきたら食べ頃です」というものだから、せいろの蓋から湯気が立ち上るのを待ち構えていたのだが、待てども一向に湯気が立たない。すぐに待ち飽きて店員を捕まえ尋ねると、「あ、もう食べられますので、どうぞ」みたいな事を言われ、蓋を外すがやっぱり湯気は立っておらず、ご飯は全然ぬるかった。ぬるいのは一向に構わない、私は猫舌だから。構うのは待たされた事、でもそれも「空腹は極上のスパイス」という言葉で自分を誤魔化せるから大丈夫。……よし、食べよう。

ほんのり温かいうなぎせいろご飯は、うなぎが柔らかくさっぱり味で量も手頃で、山椒をたっぷりかけると、まさにちょうど今日食べたい方向のうなぎだった。ご飯もタレの甘辛味でなく、野菜の炊き込まれた優しい味のおこわであるところがちょうど良かった。こうやって最後に帳尻が合えば、今日という1日は私の勝ちだと思った、そんな土用の丑の日。日が明けた翌日には、再びSE集団と対峙するという緊張を強いられたのだけど。

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パズル(アポロとチョコの優雅な日々)・サビ猫の親子の夕方散歩(The Greek Cats)・テレビとわたくしの間に(毎日めろめろ)・久しぶりの真鯵(しじみ日記)・コツン(ねこなど)/(タクミノセカイ。)/「人の死期を予知する猫」騒動を考える(1)(2)(※テキスト※/WIRED VISION)・「ぬこさまは見てる」(※テキスト※/続・妄想的日常/カチャマイブックマークより)

“告死天使”猫オスカーについて、“告死”能力が観察者のバイアスによる産物な可能性を示唆しつつ、猫好き故の感動を吐露。しかし、同じ猫好きな筈の私は、「生に執着ある猫嫌いが看取られる図」を想像してしまう。<「人の死期を予知する猫」騒動を考える

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カラー&リード♪(purapura.com)

「ウナギ」(塾講師のつぶやき)

日本含む世界各国の養殖事情に触れて、本質的問題は「中国産」でも「鰻」でも「養殖」でもなく、「本来贅沢品を安く食べよう、というところ」と主張。人々の感覚は巻き戻し可か。RinRin王国より。

「ダサいオヤジは『暴力的存在』であるという本があるみたい」(ぴこていこく)

「男の汚い格好はコミュニケーション放棄と同等」と主張する本へのツッコミ。「ダサイ女」への冷笑視線は、女社会では普遍的とはいえ、男からの公然な指摘も受け入れる土壌がなければ性の非対称→性差別だと思った。→「ダサいオヤジは『暴力的存在』である」(松尾智子/祥伝社新書)

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