ライオンバスから降りた後は、前回来訪時に時間が遅くて別館にしか足を踏み入れられなかった、昆虫館の本館へ。別館の目玉が花々の中を群れ飛ぶ蝶の群れならば、本館の目玉はハキリアリの巣と数多くの標本を収めた標本展示室になるだろう。 ハキリアリは、水槽を幾つも連結させた中で飼育されており、右側の大きな水槽に葉のついた枝と餌、左側の小さな水槽xnに巣、という構成。夥しい数の蟻が蠢く様に、大半の人々が顔を顰めて足早に通り過ぎる中、私はぐずぐずとその場にへばりつき、ほぼ貸し切り状態で係員の説明に耳を傾け、今はもはやボロボロの枝が新鮮な葉付きの枝に交換される頃合いを聞いて再び訪れ、ハキリアリが意外な素早さで葉を丸く切り取り運び去る様を熱心に眺めた。生き物の営みというよりも、ぜんまい仕掛けの機械を見ているような心持ちであった。 |
標本展示室は、ドアを開けた途端に防虫剤(樟脳?ナフタレン?)の臭いが鼻腔を強く刺激し、「これは手早くチェックして出ないと身体に悪そう」と思うのだが、あまりにも標本の数が膨大なもので、ついつい熱心に眺めてしまい刻々と気分が悪くなっていく、そんな罠のような部屋である。標本は専ら、知識(主)の解説(従)として用いられているのだが、私がいちばん興味を惹かれたのは「干渉色(いわゆる金属光沢色)の昆虫一同」であった。 その他にも、ヤゴやアメンボ等の生きた昆虫を仕込んだ、簡易にして明瞭な実験装置があって面白かったり、ある昆虫の飼育槽内では餌にされていた芋or蛆虫が、他の飼育層では「ゴミムシダマシの幼虫」として堂々主役を張っているのだけども、説明パネルには相変わらず「小動物の餌として飼育・販売されている」と明記されていて哀れだったりした。 |
「京都のハート模様のキリンが出産 息子も脚に『ハート』」(asahi.com)・「クマもサルも“涼”丸かじり 京都市動物園 氷のプレゼント」(京都新聞)
★ 「ジョニー・デップ、次は吸血鬼に?切り裂き魔役の新作ポスターも公開!」(eiga.com)
「スウィーニー・トッド」は映画と思い込んでたら全米限定公開ミュージカルで残念だが、代わり?にゴシックホラーTVドラマ「ダーク・シャドウズ」の映画化作品かジョニデ主演(吸血鬼役)らしいので、そちらで満足。
★ 「カラダにいつもアボガドぅ(ありがとう)!」(エキサイト健康コネタ)
果物だが糖分の心配不要、脂肪分の8割が不飽和脂肪酸のオレイン酸とリノール酸でコレステロールを下げ、解毒作用の抗酸化物質グルタチオン、老化防止のビタミンEを含む。但しカロリーが高いので食べ過ぎ注意との事。
★ 「深海鮫とヌタウナギ料理」(デイリーポータルZ)
深海生物捕獲ツアー(→「深海鮫漁とオオグソクムシ」(デイリーポータルZ))で捕ったヨロイザメとヌタウナギを調理&試食。ヨロイザメは、分厚い皮の下に癖のない筋肉質の白身を持ち、ヌタウナギはこりこりした食感だとか。食べてみたくなる。
★ 「ギャル曽根も食べた、大盛り『とろカツ3本乗せカレー』を食べてきた」(デイリーポータルZ)
3人前分+「豚肉ばら肉をいったん煮込んでとろとろの状態にしてから揚げた」とろカツ3本のカレーに制限時間15分で挑む苦行。敗れはしたが、「周りのお客さんから思わず拍手」という爽やかな健闘を讃えたい。