2007-07-30 多摩動物公園・その1 -ライオンバス-/萌え猫&アニマル [長年日記]

[雑記] 多摩動物公園・その1 -ライオンバス-

最近足繁く通っている印象の多摩動物公園。実際こちらは、入場料安いのに広々していてゆったりで、何度でも通いたくなる魅力に満ち溢れている。――交通の便さえ悪くなければ。しかし私が魅力を見出している「敷地の広さ」と「人ごみの少なさ」は、その「便の悪さ」こそがもたらしたものであり、つまり表裏一体であり、受け入れるならば両方共を同時に受け入れなければならない。「仲間由紀恵の顔に叶美香の胸」とかいう風に、コラ作るみたいには良いトコ取りできないのが世の中というもので。

で、今回はまず、ライオンバスに初めて乗った。今まで何度も来ていながら、一度も利用した事がなかった「ライオンバス」とは、「側面強化ガラス張りの見通し良くかつ頑丈な乗り物」であり、「それに乗り込んで、ライオンを放し飼いにしている一画へと出発しよー☆」なプチツアーであった。これに乗らないと、ライオンは上方から小さく眺めるしかできない。逆に言えば、今までにもせめて上方からライオンを眺めさえしていれば、ライオンが点在する広場内を突っ切るライオンバスの姿を目にし、存在を認識していた筈である。

ダベるライオン達見上げ仔ライオン
横向き仔ライオン俯き仔ライオン

振り返れば、今までいろんな動物園に行ったが、「ライオンって素敵な動物だな」と感じた事などなかったように思う。“百獣の王”と呼ばれるライオンでも、動物園の彼等は狭い檻の中でべったりダラダラと寝ているだけで、しかし全身から放たれる威厳と威圧とがユーモアキャラへの転化を許さず、かといってトラやヒョウのような華やかな模様があるでもなく、見ていて見苦しいとまでは思わないけれども、幾分退屈な生き物であった。だから、これまで何度か多摩動物公園を訪れた時にも、広大な敷地の全てを回りきれないのなら、わざわざライオンを見に行こうとは思わなかったのである。

がしかし、多摩動物公園のライオン達は凄かった。10頭を優に超える頭数が広い敷地に放たれているだけでも凄いのに、その中を前述した「見通し良くかつ頑丈な」ライオンバスで突っ切るのである。東京の郊外で緑多い敷地とはいえ、それでも充分うだるような暑さの中、ライオン達はアスファルト舗装された車道の脇に、或いは車道に沿って設けられた木製の台の上に、数匹単位で固まってダベっていた。ダベっている姿は他の動物園と変わりないけれども、敷地が広くて頭数が揃っていて間近で観察できるから、興奮度合いが段違いである。

しかも、体躯は猫よりも遥かに大きいけれども、体つきや表情がまだまだあどけない仔ライオンが数頭いて、バスのガラス越しに愛嬌を振りまくものだから、バス内は大歓声。私も今日一日で、ライオンがかなり好きになった。またライオンに会いに、多摩動物公園を訪れたいと思う。

[動物] 萌え猫画像

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