実家に帰った時(もうだいぶ前)、食卓にキムチがあり、食べたら随分と美味しかった。母親が言うには、朝鮮人の人が漬けて売っているキムチなのだという。美味しい美味しいと褒め称えたところ、家に送ってもらえる事になったのだが、送られてきた量が半端なかった。米じゃあるまいし、キムチを何パックも送られても、そんなすぐには食べきれない。持て余している内に、キムチのパックは冷蔵庫内でぐんぐん膨らみ、そして破裂して、冷蔵庫内に赤い漬け汁とキムチ臭を撒き散らした。
母親からは前もって、「酸っぱくなったキムチは炒めれば食べられる」と聞いていたが、炒め物じゃたいして消費できない。一体どうしたものか途方に暮れる私に、インターネットは強い味方だった。「炒め物だけじゃなく煮物もOK」だと、そっと教えてくれた。要は火を通せば良いらしい。火を通せば酸味がどれほどどうにかなるのか正直疑わしくはあったけれども、そのままにしておいたって埒は明かない。私は友人にネットの検索結果を話し、友人はそれを受けて牛筋を買い込み、キムチと一緒に煮てくれた。
そしたらこれが、驚くほどに美味しかった。火を通したおかげか、それとも牛筋の脂か、或いは友人の調理の腕前か、容器を破裂させる勢いの酸味が和らいで、辛味に対する程好いアクセントとなった。私の中で、「酸っぱくなったキムチは火を通せば食べられる」伝聞が、「キムチに火を通して食べる場合は酸っぱくなったキムチを用いるべし」事実に置き換わるまでの、素晴らしい逆転ぶり。
「こんな事なら、毎日キムチを買って毎日放置して毎日酸っぱくして毎日破裂させて、でもって牛筋と煮てもらって食べたいものだ」とまで考えたが、プリン体過剰摂取の危険性と他人の労働力と自分の何も料理しなさ至らなさとを考えて、取り下げた。
天のお告げ。(1匹と2人)・やすらぎ(ねこなど)/YouTube“kid and cat (pool)”(自ニュFより)・「スパイダーマンのように自在に壁を登るネコ」(※動画※/GIGAZINE)
エアコンの店内で爆睡するノラちゃん(ノラちゃんのギリシャ!)/「記事:勇敢なチワワはガラガラヘビに立ち向かった」(科学ニュースあらかると/自ニュFより)
人間の赤ん坊を庇い、愛らしい外見に不釣り合いな勇ましい額の傷跡。チワワのほうが毒に弱げな体格なのだが、知能劣る“身内”を護るのが自分の役目と自負したのだろうか。<勇敢チワワ
★ 「カリフォルニア州沿岸で巨大イカが異常繁殖、地球温暖化の影響?」(Technobahn)
地球温暖化とマグロ乱獲の影響で、数千匹の群生となり魚を食い荒らす、体長最大2mものイカ。ここで焦って乱獲して食用国向けに輸出すると、マグロ復活フラグが折れかねず。痛いニュースより。
★ 「中国産の何を信用すればいいのか?日本側生産者団体の仕掛け説も」(13Hz!)
「国産鰻約半数が“里帰り”で事実上偽装」説、「中国鰻危険報道は国内業者の陰謀」説、等。「日本に言論弾圧がない」と信じたところで、マスコミの偏向ぶりは不二家で学んだ。RinRin王国より。
★ 「1日1缶のソフトドリンクはメタボの元、カロリーゼロでも同じ-研究」(Bloomberg.co.jp)
平日は大抵1缶/日ダイエットコーラを飲んでいる私に衝撃的な記事。「ソーダ類は血糖値の高さや善玉コレステロールの少なさ、腹部脂肪などメタボの個々の要素を悪化させる」。RinRin王国より。
★ 「女子だってたまにはヨシギュウを掻ッ込みたくなるときがある。松屋で豚肉と飯粒を思いッきり頬張りたくなる日もある。」(ル・クルーゼひとつ・ライフ)
男子の砦における、女子の小粋な振舞作法。誤用でないジェンフリの人には怒られそうだが大方納得。ただあくまで個人的に、「ドア際の席へ行け」は逆かな、と思った。入口付近は、入る人にも通行人にも悪目立ちする。