★ [食べ歩き][買い食い] 冬の大北海道展@新宿伊勢丹
行ったのは1月下旬だったか2月初旬だったか。私内定義では「買ってきた物をきっちり食べ終えるまでが物産展」なのだが、私の中の物産展が無事終了しここに書き残せるまでに随分時間を要してしまった。そしていざ書き残せるようになった頃合いには、会場で食べたりしたモノの記憶が薄れかけているという現実。あっちを立てればこっちが立たず。いや、欲張って1つにまとめようと目論むのが間違いなだけで、それぞれをその日付で書けば何も問題ないのだけど、そうすると後で読み返す時に私が面倒。
- スープカレー(ナット・挽肉ベジタブル)@村上カレー店プルプル
- イートイン。「ナット」という表記が具体的に何を指しているのか深く考えずに、「『チキン』と『挽肉ベジタブル』か、じゃあ野菜が豊富な方にしよう」と思ってこちらを注文したら、納豆入りのスープカレーが出てきたので軽く驚いた。オクラもゴロゴロ入っており、ネバネバ度更にアップ。カレーの臭いにかき消されずに自己主張する納豆臭と、スープカレーの一般常識から外れたとろみっぷりとが気にならなければ、スープカレーで挽肉なのに何故か不思議なこってり感のある味わいを満喫できる。友人の食べていた「チキン」のほうは、いわゆるごく普通の美味しいスープカレーだった。見映えはそちらのほうが断然綺麗なので、メインで食べてないそちらの画像を日記にメモ。
- ソフトクリーム
- 北海道といえば酪農王国、ソフトクリームを出している店が幾つもあり、その内のどの店だったか(全く覚えていない)で「チーズソフト」と「バニラソフト」のWを注文。濃厚なチーズとさっぱりなバニラを交互に食べて愉しんだ。
- チーズオムレット@スナッフル
- 北海道といえば酪農王国、チーズケーキを出している店も幾つもあり、試食を食べ比べて選んだ店がこちら。ふわっとろの軽く滑らかな口当たりでチーズの味がしっかりしていて甘さ控えめ、そしてお値段は手のひらサイズが1個100円台とコンビニ並みの気安さ。しかも味に自信があるからか、或いは値段の安さ故か、試食が大変気前良くて感じ良かった。
- 秋刀魚&シシャモ糠漬け
- 子供の頃に本で読んで存在を知った魚の糠漬けを、今回生まれて初めて目の当たりにした。秋刀魚のそれを一口試食させてもらったところ、明らかに獲れ立てではない秋刀魚だというのに、岩手の沿岸で秋に獲れたばかりの秋刀魚並に脂がのっていて、今まで食べた秋刀魚の内で一二を争うぐらいに凄まじく美味しかった。魚の糠漬けがこんなに美味しかったなんて!&秋刀魚は北のほう程美味しいというけどやっぱ北海道最強!?と驚いたが、ここで驚くのはまだ早かった。最近では偽物(キャペリン)しか出回っていないというシシャモの本物、その糠漬けもがそこに! これまた試食させてもらったところ、本物のシシャモはキャペリンと違って、身が軟らかく脂がのっていて、卵ばかりでなく身までも美味しかった。稀少品?だけあって「蛋白源」でなく「嗜好品」ととらえなくてはならないお値段だったが、あまりに美味しかった故に買ってしまった。
- 松尾ジンギスカン
- 見送りその1。こちらの味付け冷凍ジンギスカンが、都内で見かけるジンギスカン店の生肉よりも美味しいという話を聞いていたので元より興味津々で、会場では確か試食ももらって食べて美味しく感じた記憶もあるのだけど(うろ覚え)、シシャモで贅沢した分をここで我慢する事にした。
- 毛皮製ぬいぐるみ
- 見送りその2。ミンクか何かの毛皮でこしらえられた、犬だったか熊だったかのぬいぐるみ。体の真ん中や手足との接合部分に縫い目が全く見当たらなかったのだから恐ろしい。察するに、小動物から服を脱がすようにして丁寧に毛皮を剥いだ後、詰め物をして手足の先端と顔だけ作っているのではないか。毛皮製品は全般的に業深いモノであるが、ここまで業深い品はそうそうお目にかかれない。同行の友人が欲しがっていたものの、薄々予想していた通り庶民の手が届くお値段ではなかったので諦めてもらった。
★ 「不二家:FC800店のうち30~40店舗閉店」
記事タイトルは「FC800店」だが記事本文は「直営店+FC店計約800店」。「長期間の営業停止で店舗が入居しているビルの所有者などから立ち退きを迫られたのが主な理由」。完全復活までには険しく長い道のりとなりそう。