2006-09-20 萌え猫/はてブより/「ハードキャンディ」 [長年日記]

[動物] 萌え猫画像

似てるかな?(そよ風)・ケンシロウ 油断のおていれ。(世界はニャーでできている。)・密着(ほんわか写真日記)・へへ(ねこなど)・キャットスパ(耳折れ兄弟/かーずSPより)

「ヤンデレとメイドカフェ」(ぴこていこく)

“ヤンデレ”=「恋愛感情が暴走した末に精神的にアレ状態となり、独占欲とか恋敵の排除行動が一線を越える状態」。「愛してるっていわなきゃ殺す」というフレーズ例示で「ヤンキーデレ」かと思ったが「病んデレ」。

泉質について

温泉&鉱泉の泉質分類。「温泉療法の効果がでるまで1月間以上」だそうなので、肌への効果と温まり度合いと、あとは湯色・香り・ヌメリ等によるリラックス効果を期待して選び分ける感じか。いろいろ入ってみたい。

「まさお君 6年間の旅卒業で“社長賞”」

今後はスタジオ中心の出演となり、旅のほうは息子のだいすけ君が引き継ぐとの事。記事に「天性のボケ」とあるが、まさお君はきっぱり「馬鹿犬」だよな可愛いけど。→ポチたまホームページ「まさお君日記」

「うまいバナナを求めて」

「高いんだけど甘酸っぱくてとにかくうまい」島バナナ(沖縄バナナ)他を、ナハバナナ園で観察&試食。樹の上で黒くなるまで熟させたバナナがいちばん美味しいらしい。島バナナ試食がなかったのが唯一残念。

キューピーニュースリリース「マヨネーズはホットケーキを『ふんわり』『サクッと』『おいしく』します」

マヨネーズ独特の風味が焼き洋菓子に合わないのではないかと思ったが、自ニュF投稿記事経由簡単マヨネーズケーキは「独特の味も酸味もない」との事。

「くら寿司おそるべし」(医学都市伝説)

全自動回転寿司「無添くら寿司」。座席の液晶ディスプレイで注文、品物到着はBEEP音で連絡、皿裏のQRコードで清算&廃棄時期に自動廃棄、どれも素晴らしいが、回収機構近くの席には座りたくない。

「イノシシ:県内農作物の食害急増 ブタと交配、繁殖力高まる?/群馬」

「野生のイノシシが生むウリ坊は1〜2匹」「ブタは発育が早く、1年に2〜3回妊娠し、一度に12匹程度出産」「両種のDNAは99%が同一」「イノブタとなると、イノシシと遺伝子上ではほとんど違いがなくなる」

「クラゲアイスが食べたい 」

加茂水族館の、クラゲを始めとする海洋生物展示紹介&クラゲスアイスを始めとするクラゲ料理試食レポート。売店のアイスはクラゲアイスオンリーという強気な姿勢が好印象。→鶴岡市立加茂水族館「クラゲレストラン」

[映画] ハードキャンディ(主演:パトリック・ウィルソン/監督:デイヴィッド・スレイド)

公式サイト

ネットのチャットで知り合った、カメラマンのジェフと14歳の少女ヘイリー。カフェで会う約束をした2人は、顔を合わせた後お互いに意気投合、ジェフの穏やかな制止を振り切ってヘイリーはジェフの家を訪れる。しかしこれはヘイリーの仕掛けた罠だった。ジェフはヘイリーの作った飲み物を飲んだ直後意識を失い、やがて意識を取り戻した時には身体の自由を奪われていた。

「分別ある男を巧みに誘う天真爛漫な少女か、はたまたロリコン男の巧妙な罠か」と見せかけて、実は少女の仕掛けた無邪気で冷酷な罠だったという最初の出会いからその後もずっと、「ヘイリーがジェフに何かを問い掛け或いは仕掛け、ジェフの反応や証拠やを引き出し、その結果刻々と変化する状況に沿って、観客の目に2人の関係や立場が変貌して映る」という仕掛けの作品。密室での息詰まる展開と、それを支える男&少女の熱演が見応えある作品だった。

難を言えば、ジェフの立場の変化が見えやすくわかりやすかったのに対し、ヘイリーの正体が最後まで謎だった割には具体的ヒントらしきものがチョロチョロ提示されていて、どっちつかずな印象だったのが惜しい。公式サイトにも載っているヘイリーの台詞を彼女の正体(曖昧にぼかせば「子供で女で被害者」)とするなら、ヘイリーはもっと浮き世離れしていたほうが良かった。

とは言え、「ジェフ相手にはリードを許さず状況を支配し続けていながら突然の来訪者の対応で動揺しまくる」場面からは、「計画設計→実行は大人顔負けでも、経験不足故にアドリブには弱い、背伸びした子供」というヘイリーの内面(正体に非ず)が伺え、「出会い系チャットで少女を漁る男の家に押し掛けて睾丸を切除しようと企む」行動や携帯電話での会話シーンと併せて、冷酷と無邪気と幼さを巧い具合に同居させた魅力的なキャラであった事は間違いない。

以下は、映画と直接関係ない感想。

  • わざと自ら隙をひけらかしておいて、あっさり罠にかかったロリコン男に対し、「こっちが誘っても大人で分別あるおまえのほうが無視すりゃいいじゃん」と言い放つヘイリーに多少の憎悪を感じた。「誘いすらかけてないのにロリコンの毒牙にかかって心身に傷を負ったり命を落としたりする数多くの少女達とおまえを一緒にすんなよ?」的な。
    • 「ヘイリーのような極例でも少女お咎め無し→誘ってないのに被害を被った少女達は完璧お咎め無し」みたいな理屈を構築しようとしているのかもしれないが、その逆に「被害に遇った少女は皆ヘイリーのように男を誘ったに違いないよ→被害に遭った少女も悪い」みたいな偏見を誘発しかねないのではないかという危惧。
    • あと、「幾ら最初はこちらが誘ってても、口でOKを示さなかったり土壇場でNOと言った場合は強姦」といったような、「女=弱者の皮を被った強者」の傲りもあるようなないような。
  • 男性は、自分自身のみならず自分の同族が去勢されるというシチュエーションに格別の恐怖と憎悪を味わい、去勢を施す人物が女性であればその恐怖と憎悪は尚更であると聞いた。私にそれがさっぱり理解できないのは、私が女だからなのか、それとも自分に性的価値があると考えていないからなのか。
    • そりゃ、例えば私にしたって、子宮や乳房を取られるよりは取られないほうが良いし、取られる事について何も感じない訳じゃない。
    • しかしそれは「素人手術の術中術後の痛み」と「術後の細菌感染」と「子宮や乳房を失った後の不便さの想像つかなさ」が怖いのであって喪失の哀しみではない。
    • 更に言えば、手や目を奪われるのとの比較なら、子宮を抉り取られるほうがはるかにマシだと思う。これは純粋に、生活における有用度の違いに因る。

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