先日の猫(にゃん)だ!PARK訪問は、私にとって大変有意義な時間であったが、同行の友人は道のりの遠さに腐れ、「別にねこぶくろでも充分」とコメントした。なので今度はねこぶくろへ行く事となった。
ねこぶくろの利点はアクセスの良さにある。ねこぶくろの欠点は狭さにある。休日ともなれば、利点に心動かされた人々が大勢集って欠点の拡張に勤しむのは間違いない。よほど混んでいたら諦めよう、と受付で混雑状況を尋ねたところ、受付の女性はわざわざ中に入って目測してきてくれた上で、「休日なので混んでますが通行には問題ない程度です」と答えた。返答に満足した訳ではないが(通り抜けする為にわざわざ来たのではない)、中を覗いて確かめてくれた心意気に感謝して、私達はチケットを買い中に入った。そして後悔した。
確かに室内は、人の容積よりも空間のほうが上回る程度の混み具合でしかなかった。しかし猫が。猫が。人の手の届かないガラスの向こうや高みで安息している頭数を除くと、猫より人のほうが多い。そして半数以上の猫は、触らせずにただ眺めさせるだけで終わらせる、気位高い踊り子さん。需要に対して供給が足りてない。他の客を気迫と眼力で蹴散らせば、触りやすい稀少な猫を勝ち得る事も可能だろうが、私は安らぎと温もりを求めてここに来ているのに、そんな仁義なき戦いになぞ身を投じたくはない。
結局、運良く間近で触れ合えた一匹は「俺に譲れやオラァ!」オーラを全身から闘気のように立ち上らせる女性に譲り、空くまで待ってみようと椅子に腰かけても店内はますます混む一方で、更に目の前で若い女性と若くない女性の猫奪い合い(甲の前に猫ゴロリ頭を床にスリスリ→甲、慎重に猫なでなで→乙現れて二人で猫なでなで→乙、おもむろにだっこに挑戦→猫拒絶して逃亡→乙、甲に詫び)を見てしまってますます憂鬱に拍車がかかり、結局写真を一枚も撮らずに退散した。
きちんと断っておくが、ねこぶくろも他のお客も全く悪くない。欲張りで弱虫でネガティブな方面にばかり想像を膨らませがちで、なおかつ昨日猫(にゃん)だ!PARKに行ってあの広さ猫触り放題さに満足を得てきたばかりの私が全面的に悪い。なのでこれを読んだ人は皆、何も心配せずねこぶくろに行くと良いと思う。私もほとぼりが冷めたらきっとまた行くと思う(但し平日)。
さてそんな打ちひしがれた帰り道、捨てる猫あれば拾う猫あり。とぼとぼと歩く裏道に面したアパートのフェンス向こうに、住人の提供によると思しき地面にぶちまけられた猫餌を一心不乱に食べている猫一家に遭遇した。食事が終わった親猫は、至近距離に立つ私を無視しフェンスの下を潜って隣接する駐車場に出、車の下で悠々と毛繕い。残った仔猫3匹の内1匹は単独行動に出かけ、1匹はやや離れた位置からこちらを警戒。しかし残る1匹はこちらの様子に興味津々で、携帯のストラップを振って見せると目で追いかけ、指を突き出すと前足でタッチしてきた。束の間ながら仔猫を1対1で触れ合えて、写真も撮らせてもらえて、とてもとても満たされた。終わり良ければ全て良し。
キレてないっすよ。←小力風(我輩はスコである。)・高速(おちこじんち。)
職場置き菓子サービス「オフィスグリコ」提供の江崎グリコによる、「首都圏で働く男性1000人対象の、おやつに関する調査」結果。チョコレート&ガム人気は、機能性を重視する男性社会人っぽい。
★ 「白金のヨン様レストラン“高矢禮” 総合評価52点 『おごりでも行きたくない』」(痛いニュース)
ヨン様レストランに、ネットでなく雑誌発の厳しい声。公式サイトに料理の写真がないのも怪しいといえば怪しい。その辺で大衆韓国料理を普通に食べつつチャングム観てたほうが良いのかも。
2001年調査の推定1220羽から、更に減少。「日本固有では最も数が少ない鳥の一種ではないか」との事。まずはトキのように人が積極的に介入して繁殖させて個体数を確保しつつ、環境を整備するしかないのでは。
糖時計を片手にプチトマトの甘さ比較。小さい粒・色の濃い粒・値段の高い粒が糖度が高いらしい。しかし実際にプチトマトを買う際には、糖度よりも鮮度が重要であり、色の濃い奴は奥で汁が出ちゃってたりする事も。
15年ほど前からあり売れ行きも好調だった「ししゃも卵燻製」にししゃも卵高騰のトラブル発生、混ぜ物をする事を思い付き、まろやかチーズとピリ辛明太子が加わったとか。食べたい。→石原水産(株)「ぷちぷちししゃも明太」
このHP名にして…というような猫好き炸裂な週末だったようで、読んでいて癒されましたo(^・x・^)o ミャァ♪
でも猫は私の事をそんなに好きじゃないみたいでした。
もう寝ねば…というのは置いておいて、いやぁでも最後に「拾う猫」もあったみたいでよかったじゃないですか(笑)。
そうですね、特に仔猫でしたから尚更良かったです。猫(にゃん)だ!PARKにもねこぶくろにも、仔猫はいませんでしたから。