2005-12-30 朝マックでピカチュウ/カレキチの福神漬けおじさん/ニュースいろいろ/「羊たちの沈黙」/「ハンニバル」/「レッド・ドラゴン」 [長年日記]

[雑記]マクドナルド ハッピーセット

ハッピーセット(ピカチュウ)久々に朝マックしようと思い店に入った。肉々しいモノを好んで食べると思われてそうな私であるが、朝っぱらに食べるのはできれば肉っ気のないモノが望ましい。通常時間のチマチマしたプチパンケーキではない、でかいホットケーキを食べる事にした。店員に「セットになさいますか?」と尋ねられたので、せっかくだからセットにする事にした。すると店員は言った、「おもちゃをお選び下さい」。

……おもちゃ? おもちゃって何? 戸惑う私に、店員は微笑んでメニューを差し出した。ハッピーセットのメニューを。……何故ハッピーセット? 私は確かに背が低いし服装はカジュアルだけど、でもさすがに子供には見えないと思うんだけど何故バリューセットじゃなくてハッピーセット? 非常に訝しく思いつつも、おもちゃがポケモンだった為に素直に店員の勧めに従い、ピカチュウのフィギュアをもらってきた私だった。ピカチュウの頭を押すと円盤が飛び出すよ!

[雑記]カレキチ

CoCo壱番屋よりもずば抜けて美味しくそして安いのがリトルスプーン。CoCo壱番屋よりも美味しくそしてずば抜けて安いのがカレキチ。そういう訳で、ここんところずっとCoCo壱番屋には行っていない。

今日はカレキチでポークカレー+チーズを食べた。横に座っているおじさんが、テーブル備え付けの福神漬けを同じくテーブル備え付けの紙ナプキンの上に山と盛って、ジョッキビールを飲み飲みムシャムシャ食べていた。このおじさんはビールしか注文していないのだろうか、だとしたら何と漢気溢れる人だろうかと内心ドキドキしながら様子を見守っていたが、すぐに牡蠣フライカレーが出されたので、安心すると同時にガッカリした。

[動物]萌え猫画像/萌えアニマル画像

萌え猫画像 google videoの猫さん特集その2(cat@log)

[医療・健康]副作用リスクに応じて大衆薬の販売方法を変更

「大衆薬の販売方法、副作用リスクに応じて見直し 厚労省」sodiumイオンにっきより)

安全性の評価が確立していない薬については、健康被害についての説明を義務化し、カウンター越しの対面販売とする、との事。安全性の評価が確立している薬であれば、今まで通り売り場で手にとって選べるだけでなく、「電話相談窓口設置などを条件にインターネットなどでの通信販売を認める」そうで、流通量に差が現れそう。二重の意味で健康被害を防ぐ、という穿った見方もできるが。

[VIDEO・DVD]羊たちの沈黙(主演:ジョディ・フォスター/監督:ジョナサン・デミ)

TSUTAYA online 作品紹介

若い女性を殺した後皮を剥ぐ、猟奇連続殺人事件が発生。FBI訓練生クラリスは上司の指示の元、現在は精神病院の独房に厳重隔離されている、元天才精神科医にして猟奇連続殺人犯のレクター博士を訪ねる。そして、彼女に個人的興味を抱いたレクター博士に彼女自身の過去を語って教えるのと引換に、犯人に迫る手掛かりを与えられ、事件の真相に少しずつ迫っていく。

有名な「ハンニバル」シリーズの第1作(原作では2作目?)。猟奇殺人犯を2人も扱いながら、全体的に“上品で知的”な印象なのにとても感心した。グロテスクな場面をそのまま映像化しない配慮が為されている為に、目に見える恐怖(流血)に心を奪われず目に見えない恐怖(人間の狂気)が真に迫って感じられるのも素晴らしい。その「静かな狂気と恐怖」は、物語の要たるレクター博士の内包する狂気と彼が発散させる恐怖にも、通じるモノがあるかも。

[VIDEO・DVD]ハンニバル(主演:ジュリアン・ムーア/監督:リドリー・スコット)

TSUTAYA online 作品紹介

FBI捜査官クラリスは、指揮した事件の失敗を内外から厳しく追求され、孤立し窮地に陥っていた。そんな彼女の元に、行方をくらましたままのレクター博士からメッセージが届く。クラリスはこれを機にレクター博士の捜査を始めるが、レクターに“顔”を奪われ以後復讐の機会を窺い続けていたメイスンもまた、これに乗じてレクターを捕獲しようと動き出す。

「羊たちの沈黙」の続編だが、主演女優と監督が交代。「羊たち〜」のクラリスはまだ初々しく野暮ったさを残した女性であり、「ハンニバル」のクラリスは熟練したベテラン女性捜査官であるので、それぞれの女優が違っている事に違和感はなかった。しかし、残虐シーンを直接的な映像に起こさない細やかな配慮が為されていた前作と、方針が180°転回しているのは大きかった。登場人物も増えて複雑化したストーリーよりも、残虐映像のほうが印象に残るほど。“脳味噌ディナー”はあまりにも有名だが、“先祖の後を継いで首吊り”もまた、絵面のグロさと意匠の残虐さのW効果でインパクトが強かった。よくぞここまでやったもんだ、と1作目とは逆の方向で感心した。あとゲイリー・オールドマンは、キチガイの役がはまり過ぎる。

[VIDEO・DVD]レッド・ドラゴン(主演:エドワード・ノートン/監督:ブレット・ラトナー)

TSUTAYA online 作品紹介

深い洞察力をもって数々の難事件を解決に導いてきたレクター博士が、調査中の事件の犯人である事を看過してしまったFBI捜査官グレアムは、レクターに追い詰められつつも無事切り抜けてレクターを逮捕した後、FBIから退いていた。しかし一家連続惨殺事件が発生、グレアムはその捜査を元上司より依頼されてしまう。

「羊たちの沈黙」より前の話にあたる作品で、原作でも1作目にあたるらしい。クラリスが登場していないのと、レクターが脇役に退いてしまっているのとで、ストーリーの印象がほとんどない。他の異常者をも巧みに操ってしまうレクター博士の頭脳に恐れおののいたのと、あと「クラリスとグレアムは私から見れば似たタイプの人間なのに、何故レクター博士は前者を守ろうとして後者を排除しようとしたのだろう」という疑問が頭から離れなかった、そのぐらいしか覚えていない。

で、レクター博士のクラリスとグレアムの扱いの差については一応自分なりに答えを2つ考えてみた。その1、「クラリスは自分を捕まえていないので憎まない、グレアムは自分を捕まえたので憎んでいる」。その2、「クラリスは女なので愛情を注ぐ対象となりうる、グレアムは男なのでそうならない」。原作を読めばあっさり書かれていそうな気もするが、まだ読んでいない今の内に妄想を楽しんでおく。

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