オー・ファン・パレは、旬の果物をふんだんに使ったタルトのお店である。店頭ショーケースの中の色鮮やかで可愛らしい菓子を見るたび、私は眩いような気恥ずかしいような気持ちに陥り、気後れして前を通り過ぎてしまう。しかし時には勇気を奮って、その可愛くて色鮮やかで果物をふんだんに使ったタルトを買って帰る日もある。
今、季節は秋。かぼちゃのタルトや紫芋のタルトに混ざってそのケーキはあった。かぼちゃや紫芋に比べると色味は地味でも、存在をしっかりと誇示している、その名も「究極のモンブラン」。じゃあきっと他の店に「至高のモンブラン」がある筈……といった定番オタ突っ込みはさておいて、その究極ぶりを味わってみる為にこれを買って帰った。
この究極のモンブラン、究極を名乗る所以は栗をふんだんに使っている点にあるらしい。まずは、上にのっているマロングラッセ。かなり大きくて、しっとりでホクホク。次に、ケーキの周りをうずうずと包むクリーム。これにも栗がたっぷりと含まれているらしく、確かによく見る鮮やかな黄色のモンブランとは違う、上品で落ち着いてかつ濃厚な栗の味。そして土台部分の生地。普通にスポンジかタルト生地だろうという予想を裏切り、ここにまで栗がたっぷりと焼き込められている。
……確かに、究極を名乗るだけの事はある。何から何まで栗の味を堪能させて頂き、大変贅沢な思いをした。しかし上手く言えないが、これは違うと思った。こんな完璧に構えたケーキでは、少なくとも心の安らぎが得られず、「何か大変なモノ食べちゃったよ……」と逆にソワソワしてしまう。それはつまり、私の身の程にあっていないケーキだった、という事なのだろう。
★ 萌え猫画像 朝礼中?(毎日めろめろ(10月25日付))・禁句(うちの雛さん(10月25日付))・先輩風(ネコニッキ(10月18日付))・こっそりと。(purapura.com(10月25日付))・ホントに「猫まみれ」1&2(猫またぎ(10月24・25日付))・はみ毛(そら猫(10月25日付))・かゆいところはここですかニャ?(教官不定期日誌(10月25日付))
★ 萌えアニマル画像 散歩に行けないかりんは・・・(今日の犬様 今日の猫姫(10月25日付))・「迎えに来てチュン! 七条署でキンカチョウ保護」
★ 「松屋銀座 2万1000円のクリスマスケーキ」(ポ☆ニュー(10月25日付)より)
「砂糖で作った白い教会の下に、フランス産チョコレートのムースにクルミとコーヒーのムースを合わせたチョコレートケーキ(直径18cm)を置き、豪華なデザインに仕上げた」ミクニギンザの限定発売ケーキ。とても素敵なケーキだが、「砂糖で作った白い教会」は食べても砂糖の味しかしなそうなので、私の場合は2万1000円分でいろんなケーキを食べ放題食べまくったほうが良さげ。
★ 「世界一のケバブ、お味は?」(楠木坂コーヒーハウス(10月25日付)より)
高さ1.73m・重さ2000kg(2t?)のドネル・ケバブ。これだけの量の肉を見るとさすがに胸焼けする。あと、これだけの量を回転しながら炙り焼くのは、大層な苦痛なんじゃないかと思う。
中華料理「豆腐の千切り炒め」の再現。しっかりと水抜きした豆腐を炒めている。さっぱりとして美味しい麺のような料理なのだろう、と想像。まずは、それを扱っている中華料理屋に行ってみたい。
★ 映画関連 「子供たちがネタバレトークで暴走!?『狼少女』舞台挨拶」(→関連:狼少女公式サイト)・「<第18回東京国際映画祭>妻夫木聡、純愛は嫌い?」(→関連:春の雪公式サイト)・
1件目、「昭和」の「小学生」の友情物語、っぽい。ノスタルジーを感じる要素が2つもあり、また怪談と都市伝説の中間とも言うべき「見世物小屋」の「狼少女」という題材にも興味があり、結構楽しみにしている。
★ 「『聖剣伝説DS CHILDREN of MANA』の公式Webサイト開設」(→関連:スクウェアエニックス「THE WORLD of MANA」)
★ 本メモ 「水族館の通になる」(中村元/祥伝社新書)(琥珀色の戯言(10月25日付)より)・「奇怪動物百科」(ひとりごと(10月25日付)より)
1件目、先日の活字中毒R。(10月18日付)で取り上げられていた、「水族館で死んだ魚は食べちゃうの?」という疑問の他、数々の水族館の謎に答え、なおかつ「全国の水族館情報」が付録としてついてくるらしい本。
2件目、想像上の生物や、実在の動物だけれども伝聞の中で不思議な姿に変えられてしまった生物を集めた本。ハヤカワの海外翻訳モノとなると、「へんないきもの」よりも骨太な感じだろうか、と想像。それにしてもハヤカワは、公式サイトの個別書籍情報にリンクできなくて不便である。