2005-10-22 ニュースいろいろ/「サマータイムマシンブルース」 [長年日記]

[動物]萌え猫画像/福井県が「エチゼンクラゲ」の呼称変更要望

萌え猫画像 メゲないわ!働いてますマリリンの夢(Living with Cat(6月17日付・7月11日付・10月21日付)・ヤバイでしょ。(ネコなん。(10月22日付))・樹上から様子をうかがう子猫(じぶん更新日記(10月22日付))・これは…渡さんぞ!!(タクミノセカイ。(10月21日付))

「『エチゼンクラゲと呼ばないで』…福井県が要望」sea of tranquility(10月21日付)より)

漁網に入り込んで網や魚に被害を与えるエチゼンクラゲの「エチゼン」という呼称を改めるよう、福井県が漁協やマスコミに要望している、という記事。「『エチゼンガニ』等のブランドに傷が付く」と言われても、エチゼンクラゲからエチゼンガニを連想して「エチゼンガニもやっぱ邪魔モノ?」等と思う人の存在が想像できないので、正直要らぬ心配だとしか思えない。しかし、「エチゼンガニは1920年に福井県高浜町沖で発見され、実際の古名では『越前』ではなく『若狭』だが、なぜか『エチゼンクラゲ』と命名された」という話であれば、「エチゼン」には大した意味がなさそうなので、少なくとも通称だけでも差し障りのなさそうなモノに変えたって問題ないんじゃないかと思った。

[食べ物]メキシコで「マルちゃん」大人気/魚食で犯罪抑止プロジェクト/卵かけご飯シンポジウム

「日本の即席ラーメン『マルちゃん』 メキシコで国家的人気」

日本から遠く離れたメキシコで、日本の即席ラーメン「マルちゃん」がメキシコ伝統料理を脅かす人気を博しており、「簡単にできる」「すぐできる」という意味の単語としても用いられる程らしい。安さと手軽さが人気の理由らしい。

日本での即席ラーメンの値段はどんなもんだったろうか、最近買って食べてないのでよく判らんと思い確認してみた。即席袋麺が90円・即席カップ麺が150円、というところらしい。値段だけ見れば確かに安いのだが、しかし実際に食べるとなるとあまり安い気がしないのは、私が一食を即席麺1つで済ませられない大食らいだからだろう。量も少なすぎるし味わいも物足りない。生卵1個加えだってまだ足りない。

「魚を食わせて犯罪抑止!?」(海外ボツ!News(10月22日付)より)

「脂の乗った魚に含まれる『オメガ3脂肪酸』という物質が衝動的な行動を抑える効果があるのではないか」という予測の元、ボランティアの囚人に脂の乗った魚をたくさん食べさせて、それが犯罪抑止に繋がるかを研究するノルウェーの研究プロジェクトの話。魚の種類にもよるだろうけれど、水銀の悪影響が心配。

「『卵かけご飯』を語ろう…島根・雲南でシンポ開催へ」sea of tranquility(10月21日付)より)(→関連:第1回日本たまごかけごはんシンポジウム

「生卵に角切りトマトとウスターソースを混ぜご飯にかける」等の各種レシピがサイト上で発表される事を期待。「角切りトマト〜」は近々試してみたい。

[医療・健康]「抗菌石鹸」に特別な殺菌効果なし

「『抗菌』せっけん、効果は『普通』…米FDA」sea of tranquility(10月21日付)より)

「抗菌石鹸に普通の石鹸以上の感染症予防効果はない」とする、米食品医薬品局(FDA)の見解。のみならず、抗菌商品に含まれる殺菌成分「トリクロサン」について、「耐性を持つ細菌を生み出す恐れがある」と警告しているらしい。

どうしても殺菌効果を求めたいのであれば、飲食店の従業員が実施しているような「石鹸洗浄→アルコール消毒→自然乾燥」といった方法を取り入れれば良いんだろうか。

[映画]サマータイムマシンブルース(主演:瑛太/監督:本広克行)

公式サイト

暑い夏休みをサークル棟でダベって過ごす「SF研」の男子部員5人は、ある日ふとした事から大切な部室備え付けクーラーのリモコンを壊してしまう。サークル顧問に修理を依頼するも望みは薄く、代わりに涼を得るべく扇風機を調達しに出かけるも成果ははかばかしくない。暑さに消沈する彼らの前に、しかし唐突に「タイムマシン」が登場。誰かのネタだと思いおふざけで「起動」させたそれが、しかしどうやら本物らしいと理解した彼等は、「昨日に戻って壊れていないクーラーのリモコンをゲットしてこよう!」と、意気揚々と昨日へ向けて出発するが……。

「踊る大捜査線〜」で有名な監督らしいが、「踊る大捜査線〜」はちゃんと観ていないので監督に対する興味は特になく、映画館上映の予告編が大層面白そうだったので観てみた次第。地方大学オタ系サークルのヌルい空気&それに属する人々が「タイムマシン」に示す反応のリアリティ、「昨日」というごく短い過去へのタイプスリップによって生じる細々とした伏線の数々と鮮やかな回収、てんこもりなのに本筋の邪魔になるどころかかえって物語世界のリアリティに繋がっている笑い、等々、期待以上に面白かった。「SF研」の男子部員5人があまりに無邪気で元気である意味童貞っぽ過ぎて、大学生というより高校生に見えたのと、あと他の皆がキャラ立っていた中でヒロインの上野樹里は上野樹里である必要性が感じられなかったのが、重箱隅突き的難。

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