2005-07-12 よってこや「焼きチャーシュー冷やし中華」/ニュースいろいろ/音楽のセンス競争とミュージカルバトン [長年日記]

[雑記]よってこや 焼きチャーシュー冷やし中華

ここ数日貧血気味で、ついでに頭もお腹も痛くてボロボロ状態。貧血の時には、何故か無性に肉が食べたくなる。そう言えば最近あまり肉を食べていなかった。普段ならば「よし、じゃあ今日は安い焼肉屋にでも行ってくるか!」と考えるところなのだが、今日の私は自分の欲望に素直に従いたくない気分だった。

だいたい、貧血→肉食という発想が我ながら安直過ぎる。肉を食べればみるみる血が増えるとでもいうのか。それは単なる思い込みではないか。むしろ妄想の範疇ではないか。思い込みに囚われて行動を起こすのは理性的な人間の態度ではないし、それが妄想であれば病的な人間の態度とすら言える。ここはぐっと踏ん張って肉を食べないでおくのが、賢明な生き方と言えないだろうか。だから焼き肉屋に行くのはやめるべきである。目の前にラーメン屋があるからラーメンがちょうど良い。……えーとでも、焼き肉屋は回避したんだし、チャーシューぐらいはセーフって事でいいよね?(自分への問い掛け→承認)

という訳で、冷やし中華に焼きチャーシュー5枚がトッピングされた夏季限定メニューを食べた。冷やし中華がさっぱりしているのは勿論の事、(多分)辛子味噌と韓国風辛味噌が上にのっている焼きチャーシューもさっぱりとしていて、蒸し暑い夏にぴったりの味だった。ただ個人的には、店頭の写真よりも実物の肉が心持ち薄かったのが残念だった。いや、ラーメントッピングのチャーシューとしてはとても常識的な厚さだったんだけれども、写真の肉はその倍ぐらいの厚さだったんでつい期待しちゃって……。あー、やっぱり肉が食べたい。思う存分食べたい。

[動物]萌え猫画像/萌えアニマル画像

萌え猫画像 ムニムニダンス(ねこなど(7月12日付))・いっぱい いっぱい(うちの雛さん(7月12日付))・割り込み(おちこじんち。(7月12日付))・ごとんごとん。(花猫風月(7月12日付))・濡れ猫クー。(ギャラリー猫の憂鬱(7月12日付))・梅雨の晴れ間(毎日めろめろ(7月12日付))・同時進行(いえねこぐらし/そとねこぐらし(7月11日付)/299〜nikukyu〜(7月12日付)より)・「午後部長」(め か ぶ ろ ぐ(7月8日付)/catv7(7月12日付)より)

萌えアニマル画像 いらっしゃいませ(おでかけの準備/へにょへにょ日記(7月12日付)より)

[食べ物]寒天ブームで品薄

「『健康効果』寒天が品薄 諏訪地方早くも8割出荷」(→関連:発掘!あるある大事典2 第61回 「寒天で本当にヤセるのか!?」

先日スーパーに行った時にところてん売り場がスッカラカンになっていたので、「何処かの健康番組にでも取り上げられたんだろう」と思っていたら、案の定だった。ところてんは、蒸し暑い夏場でも抵抗なく食べられる数少ない食品の1つなのに、こういう変なブームで品薄にされるのは結構迷惑だと思った。とか言いつつ、ダイエット効果は気にならなくもないのだけど。

[その他]「猫のゆりかご」映画化/「樽ドル」でもW60以下をキープ

映画関連 「ディカプリオの製作会社が、人類滅亡のSF小説を映画化」(→関連:日記才人楽天ブックス 「猫のゆりかご」(カート・ヴォネガット/ハヤカワSF))

原作は、ネット上での評判を見るに、「ユーモラスでありながら救いがなく、読みやすいが奥深い」SF小説であるらしい。読んでおきたいが、最近は真面目に本屋に通えてないのでどんなもんだろう。

「話題の樽ドルってなんだ?」ポトチャリポラパ(7月12日付)より)

「ウエストのくびれがほとんどなく、ぽっこり膨らんでいるアイドル」が「樽ドル」だそうである。「ボヨンポヨンのおなか」にも「歩くたびに波打つ太もも」にも自信アリアリの私は、「30歳越えちゃったけどようやく私の時代がやってきたか!」と一瞬勘違いしかけたが、腹や太股に肉が付いていても肝心の胸に肉が付いていなければお話にならない事に気付いてしょんぼりした。

ところで、樽ドルの一例として記事からリンクを張られている青木りんという女性だが、「B108cmのKカップ」と謳っている下で「B96cm」となっているのも謎なら、樽ドルにカウントされているのに「W59cm」と60cm切りに固執するのも謎で、グラビアアイドルは奥が深いと思った。

[日記読み]音楽のセンス競争とミュージカルバトン

「なぜ音楽はセンス競争が一番強力に働くのだろうか?」(ARTIFACT@ハテナ系(6月23日付))を読んで、ミュージカルバトンがネット上を席巻していた先頃のあの恐怖をまざまざと思い出した。バトン流行の真っ最中に言及するのは「アンチバトン派の1人」と見なされかねなかったので自粛していたが、今やそんなツッコミを入れる人もいないだろう頃合いなので、満を持して?書く。

ミュージカルバトンを始めとするバトン企画に対しては、当時から「『5人にまわす』という指定がSPAM的で気持ち悪い」やら「ネット上の交友関係が露呈されるから怖い」とかいった意見が出ていた。しかし私にすれば、そんなのは別に大した恐怖ではなかった。何が怖いかって、「音楽趣味を語る事によって、自分のセンス無さっぷりを世間に露呈しなければならない」事が怖かった。

私の場合、好きな本や映画を語る際には、普段の日記でやっているように、何を意図して書かれた・作られたモノであるかを自分なりに読み解く事ができる。そしてそれが一般的な見方と外れていても、元より自分の見方だけが真だとは思っていないので、あまり気にせずにいられる。しかし音楽を語るとなると、途端に身が竦む。音楽は、私には景色を眺めるのと同じようにしか受け止められない。音楽のジャンルを見抜く能力も全くなく(例:ハードロックとパンクとメタルの区別が全く付かない)、聞く音楽は70−80年代の歌謡曲や数年前の流行辺りを受け身でだらだら聴く程度。

そんな私にとって、ミュージカルバトンは大変酷なバトンであった。「万が一バトンが回ってきても答えなければ済む話じゃん」と思うなかれ、巡回サイトの管理人氏達によるバトン回答を読むのさえ、自分の音楽センス皆無な劣等感が刺激されて辛かった。有名ブログから始まりテキストサイトやweb日記に至るまで、バトンがぐるぐると巡り続けている間、私は必死に身を縮め、流行が廃れるのをひたすら待っていたのだった。

そういう訳で、ネット内での交友関係がネット外同様に壊滅的な私にもせっかくバトンをまわして下さった希有な存在の皆様方(という程の人数じゃないけど)におかれましては、今日まで長々とシカトかましていた事態を深くお詫び申し上げる次第であります。上記に書いた音楽への劣等感は常日頃から明言しているモノでもないので、「音楽苦手な私にバトン回しやがってこの野郎!」的な逆恨みは一切抱いておりませんのでよろしくです。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]
素光 (2005-07-20 09:13)

サイコドクターぶらり旅<http://psychodoc.eek.jp/diary/?date=20050715#p01>
> しかし、音楽だと、どこが好きか、どのように好きかを語れといわれると、はたと行き詰まってしまう。私は演奏をしたこともなく聴くだけの人間で、さらに音楽用語も全然知らない。聴いたことのない人に対して、その音楽の魅力を言葉で表現してみせることができるかどうか。私にはとても自信がないのだ。

こちらは、音楽の魅力を理解できているけれども、それを他者に表現する自信がない人。
私は、音楽の魅力を理解できている自信がない人。

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