2005-07-11 天丼てんや「いかと枝豆とみつ葉のかき揚げ天丼」/ニュースいろいろ/自アン系〜自アンオフ告知/やおいの距離感と「バナナブレッドのプディング」とサークルクラッシュ [長年日記]

[雑記]天丼てんや いかと枝豆とみつ葉のかき揚げ天丼

てんやの季節限定メニューが7月中旬終了予定と知って、終わる前に慌てて行ってきた。先日「天然稚鮎の天盛うどん」の注文を受け間違えた店員がまだ働いているのを確認、「良かった、私のせいでクビにされてなかった」と胸を撫で下ろしつつ、残る夏メニュー2つの中から「いかと枝豆とみつ葉のかき揚げ天丼」を注文した。

何のトラブルもなく無事運ばれてきたそれは、いかと枝豆のほこほこした食感と淡白な味が夏にふさわしい味覚でとても美味しかった。しかしここ最近てんやでうどんばかり食べていた私には、久々の天丼の量が結構厳しく、危うく「天丼食べ残し女」に成り下がりかけたが気合で何とか切り抜けた。

ちなみに残る夏メニュー「鰻と太刀魚と新芽生姜の夏天丼」は、同行の友人が注文したものを一口二口わけてもらって食べた。どちらもたっぷり脂がのった鰻と太刀魚は美味しい反面くどさがあるが、香りの強い新芽生姜の天麩羅でそれを和らげる感じ。私の味音痴な舌でも、鰻と太刀魚の区別はつくらしいと知って安堵した。

[動物]萌え猫画像/OCNペット情報サイト「うちのコ大好き!」

萌え猫画像 夢の世界(ねこなど(7月11日付))・ジャンプする足(ニャ郎ども通信(7月11日付))・箱にイン。(シナモン。(6月30日付)/299〜nikukyu〜(7月11日付)より)・選り好み(だから東京が好き! ねこブログ(7月11日付)/教官不定期日誌(7月11日付)より)

「OCN、ペット情報サイトを開設。動画配信サイトなどのリニューアルも実施」(→関連:OCNペット うちのコ大好き!

犬&猫&その他ペットの写真がたっぷり眺められるペットな1枚!と、「猫(にゃん)だ!PARK」生中継のLIVE 猫(にゃん)だ!が良い感じ。

[食べ物]カップ麺の調味油を「お召し上がり直前」に入れる理由/食べ物を燃やす

「『お召し上がりの直前に入れてください』に迫る」

「カップ麺に添付されている調味油には何故『お召しあがりの直前に入れて下さい』と注意書きされているのか?」という疑問と、その回答。「オイルを先に入れると麺にオイルが浸透し、その後に注いだお湯を弾いて麺が柔らかくならなくなるから」だそうである。

「燃える食べ物・燃えない食べ物」

いろいろな食べ物に火をつけて燃やしてみる試み。ペースト状の食品に火をつけるところから始まって、固めるテンプルを用いてろうそくを作ったりしているノリっぷりが素晴らしい。ところでろうそくに色をつけるには、削ったクレヨンを用いると手軽で便利。小学校の授業で学んだ知識である。

[その他]「サマータイムマシンブルース」/「実験小説 ぬ」

「ぷらら、瑛太・上野樹里主演『サマータイムマシンブルース』ブロードバンド試写会を実施」(→関連:サマータイムマシンブルース 公式サイト

ブロードバンド試写会には興味がないが、映画に興味があるのでメモ。映画館上映の予告編がなかなか面白そうだったのだが、本広克行というこの作品の監督が、他に「スペーストラベラーズ」や「踊る大捜査線THE MOVIE」を手がけている人だと知って、一層興味が沸いた。

本メモ 「実験小説 ぬ」(浅暮三文/光文社文庫)(Mint Julep(7月11日付)より)

異形コレクションに掲載されていた短編+書き下ろし短編らしい。異形コレクションはほぼ毎号欠かさず買って読んでいるが、浅暮三文の実験小説は発想がとてもユニークな上にオチもしっかりしていて、大変感心した記憶がある。これは是非とも買っておこう。

[自アン系]自アンオフ告知

毎年恒例の自アン夏オフを開催しようと思います
例のごとく日時は勝手に決めてしまいました
8/6(土) 17:30 ユニクロキヨスク新宿駅新南口店前 集合
目印はフロッピーディスクです。
今回偽者による混乱回避の為ブログに明記しておきました
http://love.ap.teacup.com/ohusaku/ です
何かあったらこちらをご覧ください。
よろしくな!
byオフ作

行くかどうか未定ですがとりあえずメモ。「偽者による混乱回避の為」とは、前回の自アンオフのオフ当日にオフ作を騙る人物が集合場所変更なる票をオフ箱に投じた事を指している。その他は、日時や場所の変更を希望する票が入ってはオフ作氏に却下される、という相変わらずの流れ。自アンオフは別にオフ作氏の独占所有物ではないので、日時や場所が気に入らない人は別口でオフを企画すれば良いんじゃないかと思う反面、「何度もオフ会開いたって参加者が無駄に分散するだけじゃん」と反論されればその通りであり、難しいところ。幹事って大変ですね。

[日記読み]やおいの距離感と「バナナブレッドのプディング」とサークルクラッシュ

やおいの距離感(妖精現実 フェアリアル(6月12・13日付)/inside out(6月12日付)より)を読んだ雑感&妄想。

「バナナブレッドのプディング」の感想

「やおいの距離感」の一例として挙げられている「バナナブレッドのプディング」に興味を惹かれ、友人に借りて読んでみた。主人公の少女・衣良は、「『世間に後ろめたさを感じている』男色家」と交際して彼の「世間への後ろめたさ」を払拭する事で、世の中の役に立ち社会から必要とされたいと願う、ごく大雑把に言えばぶっ壊れ系不思議少女であった。

衣良は一見男色に対して理解を持ち合わせているように見えた。しかし実際には、衣良のままごとじみたボランティア精神に周囲の人々が振り回された結果、彼女は自己犠牲精神を引換にしないで済む真の支えを手に入れた反面、2人の男色家達はこっぴどい目に遭うという、男色家受難で物語は終わった。少女の持つ繊細さとエゴイスティックさを美しく表現した、恐ろしい少女漫画であった。

「やおいの距離感」が生むサークルクラッシュ

一時期ネットで話題になったサークルクラッシュについて、「問題を引き起こす側(=サークルクラッシャー)が原則として女性想定なのは、引っ掛かった男の僻みを根底とした女性蔑視」みたいな意見があった(うろおぼえ&ソースなし)。私自身もぶっちゃけ、「サークルクラッシュ問題は大抵の場合、不慣れな三次元に欲出して手を出して自滅した男オタが悪い」と思っていた。

……のだが、「基本的にその世界に入り込まず、傍観者・構築者・夢想者・第三者・神の立場に留まる」やおい世界の鑑賞者としての視点をそのまま現実世界に引っ提げた女オタが、オタサークルに潜入したとしたら。自分は何処まで行っても当事者にならないと固く信じ込んでいる彼女達は、ビッチと見紛うばかりの奔放で無自覚な攻撃を繰り出す上に、自分自身に当たり判定が存在しないときている。これは大層タチが悪い。「無自覚なのだからしょうがないよ」と庇う人達がいるのも又タチが悪い。

そしてこのタチの悪さが、「やおい世界の鑑賞者としての視点」という特性に因る以上、性別を単純に男に置き換えた「タチの悪いサークルクラッシャー男」を想定して彼女達の罪深さを相殺する事はできない。

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