2005-06-30 ニュースいろいろ/ネット文章の誤読&被誤読対策 [長年日記]

[動物]萌え猫画像/萌えアニマル画像/鳥の巣展示会

萌え猫画像 長いひげ。(花猫風月(6月30日付))・ボクタン物申す。(purapura.com(6月30日付))・こそ泥健在(しじみ日記(6月26日付))・寝転がりながら喧嘩(チビでぶ/へぼ日記(6月27日付))・雨上がりの公園で(にゃうの手帖(6月29日付)/猫酒ニュース。(6月29日付)より)

萌えアニマル画像 「雑記帳:黒ヒョウが後足で立ち上がり話題に 愛媛の動物」sea of tranquility(6月29日付)より)

「拝み黒ヒョウ」ブームが全国各地の動物園で沸きあがったりしませんように。

「鳥の巣はトリの数だけあった」(→関連:鳥の巣クラブ

様々な種類の鳥の巣展示会レポート。繊細なものから豪胆なものまで鳥の性格の違いを反映しながらも、それらをクチバシで作った努力&誰にも教わらずにこういったものを生み出す不思議に感嘆させられる。関連リンク先には鳥の巣画像が盛りだくさん。

[食べ物]「かき氷博覧会」/山本山の「和風シリアル」/キャラ弁blog「Rico&Coco」/印国聖職者教会が牛バーガーを非難???

「ナンジャタウンで『かき氷博覧会』開催」(→関連:ナムコ プリン博覧会

7月1日−8月31日の期間限定で、ナンジャタウン「アイスクリームシティ」内にて「かき氷博覧会」が開催される、との記事。「カルサンバッチ」(トルコ)・「パッピンス」(韓国)・「ハロハロ」(フィリピン)等、世界各地のカキ氷にも興味を惹かれるが、いちばん気になるのは千葉の落花生シロップを使ったカキ氷。前にネットで記事を読んでから、ずっと食べてみたいと思っていた。

詳細情報を知ろうと公式サイトに跳んでみたが、「かき氷博覧会」の情報は見つからず、代わりに「プリン博覧会」が同じく8月31日終了であるとの情報を得た。どっちもちゃんと満喫できるかなあ……。

「誰もが知るアノ老舗が開発した“和風シリアル”とは?」

お馴染み「山本山」の開発した和風シリアル。最初「海苔入りのシリアル」という部分を読んで、「具や味付けをちょっとアレンジしたお茶漬けを気取ってそう呼んでみただけ」だと早合点したのだが、どうやられっきとしたシリアルなようである。たっぷりの海苔の他にも、ドライフルーツや乾燥野菜が入り、味も抹茶・レモン・バナナ・すだち・キャラメルと5種類取り揃えられていて、なかなか魅力的。全国デパートに商品展開される日を楽しみに待つ。

Rico&Cocoポトチャリポラパ(6月30日付)より)

キャラ弁blog。前にメモしたりーりのお弁当は可愛い系で、こちらのRico&Cocoはユニーク系と見た。

「『牛バーガー』を非難 印国の聖職者教会」(テクトイックス・タブロイド(6月30日付)/※ネタ※)

ここのネタ記事のセンスがたまらなく好き。

[その他]「全国統一オタク検定試験」

全国統一オタク検定試験つかれた(6月30日付)より)

縁あって雑誌収録の模試版を眺める機会があったのだが、ゲームの問題は多少判る程度・コミケの問題は全く歯が立たなかった。コミケに精通してない人間はオタとしても半端者という事だろうか。

[日記読み]ネット文章の誤読&被誤読対策

「自分の記事を誤解して書かれた記事が有名サイトで紹介され、広まってしまった時の悲しみ」(ARTIFACT(6月20日付))。自分の書いた記事が誤読された上で批判され、その批判記事が大手ニュースサイトに取り上げられてネット上に広まってしまい、しかし今度は別の大手サイトが批判記事の誤りを指摘し、最終的には批判記事を書いた人が謝罪し元記事を訂正して決着に至った……という出来事。時間も経って騒動もすっかり鎮静化した今、さてこの話から自分自身のネットライフに取り入れるべき教訓があるかをひっそり考えてみた。

まずその1、自分が誤読された立場だった場合。今回の件は、「自分が明らかに書いてない事例を前提に話を進める」という、第三者の目にも判りやすい誤読のされ方だった。しかし一般的な誤読は、「筆者である自分の意図と違う方向に文脈が解釈される」例が多い。この場合、相手に対して誤読であると宣言するのは難しい。自分の文章力不足でないとは言い切れないからである。「てめえの文章が拙い癖に読み手のせいにすんなよw」とギャラリーに追い打ちをかけられるぐらいなら、該当エントリまたは後日エントリにて「本当はこういう意図で書いたつもりだったけど書き方が拙くて誤解を招きましたごめんなさい」と謝罪を盛り込みつつ精一杯自己フォローするか、或いは誤読反論に気がつかなかったフリを決め込んで更新を続けるほうが私の精神衛生上よろしい。

その2、自分が誤読した立場だった場合……は、誠意を込めて速やかに謝れば普通は問題にもならないので、誤読の有無に関わらず自分の言及が元で相手を傷付けた場合。というか、前もって傷付けないようにする方法。これは、「相手の文章をちゃんと読み込む」「感情的な批判はしない」といった常識的なラインから始まり、「相手の意見からやや外れた話を書きたい時はその旨断り書きをする」「断定調のような強い物言いを避けて相手を追い詰めないよう留意する」「自分の中から否定意見しか引き出せなそうな時には敢えて言及しない」と段階を進めるに連れ、自分の文章が毒にならない代わりに薬にもならないモノに成り果てる危険が高まる。しかし、他人を傷付けて反響を得るよりも、誰にも評価されない代わりに誰も傷付けないほうが私の精神衛生上よろしい。

その3、自分の愛読サイトが他サイトに誤読されて批判されているのを見かけた場合。ここは一つ、(ゲーモク氏を庇った加野瀬氏のように)颯爽と立ち上がって弁護したくなる場面である。だがしかし、飛び出す前に落ち着いてよく考えなければならない。自分の愛読サイト管理人氏は、果たして自分の弁護を望んでいるだろうか。弁が立って影響力もあるサイトならともかく、稚拙な文章しか綴れない弱小へぼへぼサイトが争いの中に飛び出していったところで、何か役に立つだろうか。却って迷惑をかけるだけではないのか。むしろ「ネットバトルと見れば食いついてくる煽ラーUZEEE」と蔑みの眼差しを向けられはしないか。だったらいっそ、ここもやはり何も行動を起こさないでおいて、愛読サイト管理人氏がmixi日記辺りで自分の不幸を嘆いているところを「大変ですね」と慰める程度に留めた方が、これまた私の精神衛生上よろしい。

以上、3つの状況を想定し、どの例でも「私の精神衛生上よろしい」対策を用意する事ができた。その割には、やり切れない空しさが胸の内にもやもやと湧き上がってくるのは何故だろう……。あうあうあー。

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