2005-05-18 ニュースいろいろ/「コンスタンティン」 [長年日記]

[動物]萌え猫画像/萌えアニマル画像/イソヒヨドリの巣作り&子育てを支援

萌え猫画像 あやしいふくらみ(ニャ郎ども通信(5月18日付))・自分で自分を抱きしめる(うちの雛さん(5月18日付))・甘えんぼう。(ネコなん。(5月18日付))・困ったときの猫頼み(sodiumイオンにっき(5月18日付))・一足お先に…(ハナ コンニチワ改(5月17日付)/299〜nikukyu〜(5月18日付)より)・猫の森 3(猫・花・風景・その時々(5月17日付))・あくび(猫日和。(5月17日付))・できない我慢(猫の音(5月17日付))・じらさないでよぅ!(大人猫と暮らしたら?(5月17日付))(以上4件、猫酒ニュース。(5月18日付)より)・ビクゥッ!!(教官不定期日誌(5月18日付))

「イソヒヨドリ4羽ふ化、親鳥の子育てを支援 名護市・川田さん宅」

狭い隙間に巣をこしらえようとして上手くできないボンクラなイソヒヨドリの番いの為に、ベニヤ板で土台を作ってあげたり・ネコやカラスの襲撃を防ぐように金網やトタンを張ったり・更にはカラスの声が聞こえればカラスを追い払ったり、と至れり尽くせり手を尽くす心優しいおじさんの記事。

[食べ物]「おもしろカステラ博覧会」/「小倉 焼きうどん研究所」

「カレーカステラを求めて前編」(→関連:横濱カレーミュージアム おもしろカステラ博覧会

カレーにはこだわらないので、物珍しいカステラが食べたい。ラムカレー・フェスタも気になるので、是非ともカレミューに行っておきたいが、今月末までに足を運べるかどうか微妙。

小倉 焼きうどん研究所適当日記(5月18日付)より)

由緒正しい小倉発祥焼うどんの定義は、「乾麺使用」「キャベツは若松産」「豚肉はバラ肉」「玉葱はその甘みを引き出す」「秘伝のソースは良く研究」「削り節はアジ、サバ節を使用」「小倉地酒で香り豊かに仕上げる」と、大変厳格である。ここまでの徹底はさすがに無理っぽいが、一度気合を入れて丁寧に焼きうどんを作ってみても良いかも、と思った。

[その他]女子学生に科学技術の魅力アピール/SNS型レビューコミュニティ「BIBIO」/「レボリューション」&「ゲームボーイミクロ」&「FINAL FANTASY クリスタルクロニクル」

「女性キャンペーン:科学技術の魅力アピール 内閣府」tama*huwari:NEWS Watching(5月18日付)より)(→関連:Challenge Campaign 〜女子高校生・女子学生の理工系分野への選択〜

女性の理工系離れの理由を「家庭や学校に根強く蔓延る『女性は理工系に進むべきではない』との『偏見』」にあるとして、女子高生及び女子学生に対し「興味を持ち続けてもらう」べく働きかける企画らしい。

「女性は理工系に進むべきではない」だなんて頭の悪い偏見とは幸い無縁ながら、自分自身の頭もまた悪くてちゃんとした理系に進めなかった私は、「興味をそそるだけで充分なのか? 女子理系学力の梃入れは不要なのか?」「そもそも、女子理系離れの理由が周囲の偏見なら、本人じゃなくて周囲にまず働きかけるべきじゃないのか?」といった感想を抱いた。

「ブログ連携機能を備えたSNS型レビューコミュニティサービス『BIBIO』」(→関連:BIBIO レビュー&ランキングコミュニティ)

本・漫画・CD・DVD&ビデオ・ゲームの5カテゴリについてのレビューを掲載できるコミュニティサービス、だそうである。評価に基いた各製品のランキング・投票数に連動した「ユーザーランキング」といった決め細やかな評価を確たるものにする為に、招待制を採用したらしい。自分が見たり参加したりできないのは残念だが、招待制の採用は正しい方向性だと思う。他には、レビューの一部を表示しない「ネタバレ防止機能」の親切さも良い。記事タイトルにも使われている、ユーザーが開設したブログにレビューを同時投稿できる「ブログ連携機能」はいまいち利便性が判らないが。

[映画]コンスタンティン(主演:キアヌ・リーブス/監督:フランシス・ローレンス)

公式サイト

天国と地獄双方から侵入した「ハーフブリード」達の、真の姿を見抜く特殊能力の持ち主コンスタンティン。かつて、誰にも理解されない特殊能力を持て余し自殺を試みたが、僅か2分で蘇生、しかも大罪を犯した咎は拭われずに死後の地獄生きが確定している。ヘビースモーカーが祟って肺を病み余命1年を宣告されている彼は、地獄行きを免れるべく、この世界のバランスを乱すハーフブリード達を双方の世界に送り返すエクソシスト業に励んでいるが、しかし行動動機が私利私欲によるとして贖罪を得られず焦燥に駆られてもいる。そんな折コンスタンティンは、地上における天国と地獄の均衡が崩れかけている気配を察知し、神父・遺物収集家・見習い達と共に事態の調査に乗り出す。

カトリック系の聖書&悪魔知識を散りばめた世界設定・各々に色の異なる翳を宿した登場人物達・謎或いは突っ込み処を敢えて残した感すらあるストーリー・派手でおどろおどろしい特殊効果、全てがオタ好みの要素で作られた映画だった。ヌルオタであり聖書知識はプロテスタント系の私も気に入った。特に登場人物達が言動やら容姿やら服装やら良かった。地獄側は洒落モノでセクシーで下品で不気味、天国側は透明で中性的で残酷、人間達は皆何処かに境界的匂いと底辺の香り。それぞれに個性的なのに、統一が取れているような感じで良かった(「良かった」使い過ぎ)。

キアヌは相変わらず何に出てもキアヌなのだが(ちょうどキムタクみたいな感じ)、今回の超自己中超有能エクソシストな主人公はとても似合っていた。煙草を吸う姿も大変様になっていた。あまりのカッコ良さにいたいけな青少年達が続々真似出す危惧を抱きかけたが、肺癌の恐怖も教えているから大丈夫という事になっているんだろうか? このハーフブリードの襲撃の脅威や地獄の不気味な光景と比べれば、陰だらけのX線写真&喀血の恐怖なんて霞んでしまいそうではあるが、映画なんかに釣られて煙草を吸う子供は例えこの映画がなくとも別の機会に喫煙しそうなので、これ以上気にかけない事にする。

対するヒロインはと言うと、アンジェラは出番こそ多いし「ヒロインが主人公の足を引っ張る」ハリウッド黄金パターンに則って囚われの姫役も演じてはいたものの、ストーリー的なヒロインはイザベラだったように私には見えた。彼女とコンスタンティンの繋がりを、彼女の死の真相(「地獄行きの大罪」)等絡めて深く妄想するのも面白い。今のところまだ自分なりの答えは出ていない。妄想と言えば、スタッフロール後のワンシーンも絶好のネタであり、私は「地上での天国地獄のバランスを取る為にああなった」と見たのだがが、ネット上の議論を覗き見してみたところ私の推測は全然甘い様子だった。

[]