2005-04-07 お台場初体験/ニュースいろいろ/「ハサミ男」/自アン系〜妹シャドウボクシング [長年日記]

[雑記]お台場初体験

単館上映の映画を観る為にお台場へ出かけた。新橋まで出て、ゆりかもめに乗り換え。大きめの車窓から見える、新しい高層ビルの群々やらレインボーブリッジやら観覧車やらといった夜景は、とても綺麗だったがしかし空々しくもあった。新宿の西口ら辺・桜木町のみなとみらい・立川北口のファーレ立川等に共通する空虚さ。地に足が着いていない感じというか、人が生きている街じゃないというか。単に私が、ごちゃごちゃと猥雑な街が好きで、だだっ広くてオサレな真新しい街が苦手、というだけかもしれない。

仕事帰りにお台場まで足を伸ばせば、時間帯はレイトショー限定。レイトショーを観た帰りは、電車がある内にとっとと最寄り駅まで帰らざるを得ず、最寄り駅に着いても飲食店の選択肢が乏しい状況。久々に松屋に寄ったまでは悪くなかったが、キムチ豚めしのつもりで牛めしの食券を買ってしまい萎えた。値段が同じで紛らわしいったら。

[動物]萌え猫画像/萌えアニマル画像/「虫のうんこ」展示

萌え猫画像 春だから(とんぢる劇場(4月7日付))・白いのと黒いのと(Here is “EDEN”(4月7日付))・壮絶!ヨーグルトバトル(こねここぶろぐ(4月6日付)/教官不定期日誌(4月7日付)より)

「子どもにも大人にも大人気!『むしのうんこ』」(→関連:伊丹市昆虫館 ミニ展示「うんコレ2005」開催中! & ミニコーナー「うんこ染め」展示中

「虫と虫のうんこ、触るならどっち?」という2択を出してみたら、結果が綺麗に分かれそうな気がする。

[食べ物]うなぎパイ工場見学キャンペーン

「雑記帳 『うなぎパイ』の製造工程が見られます」(→関連:春華堂 うなぎパイファクトリー概要

工場見学者にはもれなく「できたてうなぎパイ」がプレゼントされるらしい。

[医療・健康]日米比較:歯科事情

聞きかじり☆☆思い込み?☆☆ 日米比較:歯科事情Crescent is in the blues.(4月7日付)より)

「日本の歯科治療技術は米国のそれよりも20−30年遅れている」との、本当であれば衝撃的な事実。これを衝撃的に感じるのは、「日本は世界の主要先進諸国であり、技術面で日本が他国に引けを取る事はあり得ない」という誇りというか傲慢というか、があるからだろうか。

個人的には、私の歯が悪いのは素材と怠惰な生活が原因だと思っているので、それを治療する日本の歯科医の技術が劣っていたとしても、それを責める気にはならない。あとそれから、このページの犬の写真(「このページを読んで、落ち込んでしまった方、ハナタン(私の愛犬)の写真(左)をじ〜っと眺めてみて下さい。」)が可愛いと思った。

[その他]エスカレーター歩行が危険な理由

「エスカレーターを歩くとなぜ危険か?」(じぶん更新日記(4月7日付)より)

エスカレーター上の歩行が危険である理由は、歩行者が転倒したり他の乗客?と接触事故を起こしたりするからという他に、「エスカレーター上を走歩行して発生する振動・衝撃により安全装置が作動し、エスカレーターが急停止して思わぬ事故に繋がる可能性がある」というものもあるらしい。普段想定しない危険だけに、起きた時にはとんでもない怪我を負いかねない。むしろ「そんなに危険な乗り物なのに、何故片側歩行文化が定着するまで放置していたのか?」という疑問まで湧く。

[映画]ハサミ男(主演:豊川悦司/監督:池田敏春)

公式サイト

女子高生の首にハサミをつきたてる手口で世間を震撼させているサイコキラー「ハサミ男」。この「ハサミ男」による被害者と思しき少女の遺体を偶然にも発見した男女は、警察の手を借りず独自に事件の真相へと迫る。

原作は既読、「この叙述トリック作品をどうやって映画化したんだろう?」という好奇心から観に出かけた。別の手法に置き換えてあり、随分と力技だったが面白かった。しかし、当初注目していたそのポイントが霞んでしまうほどに、別の部分に驚かされた。殺人鬼という非日常的存在の緻密な日常描写に不思議な味わいのあった原作が、火曜サスペンス劇場クラスの古臭くてチープな映像作品に化けるとは……。もちろんこれが狙って作られた古さ&安さだろう事は理解できるが、何故この古さ&安さを狙ったのかは理解できない。森村誠一や松本清張原作であれば理解できる演出なのだけど。

チープさは映像に留まらず、シナリオも侵蝕していた。導入部分の殺人3連続はテンポ良くて良かったが、全体的に時間経過がはしょられ過ぎであり、犯行が短絡衝動幼稚で「警察の捜査を潜り抜けて未だ逮捕されない連続殺人犯」に似つかわしくなく見えた。また、「ハサミ男」が犯行に走る理由や「ハサミ男」への救済を用意したのは私には蛇足と感じた。一般人にその内面が理解できないからこそのシリアルキラーであり、また非現実的な筋立ての救済があってしまっては、それまでの彼の行動や警察の追跡等までが薄っぺらくなってしまう、と思った。

しかし、俳優は個人的にツボな人が多かった。主演の豊川悦司と麻生久美子は、どちらもが儚げ幸薄げなのに妙な迫力ありげ、阿部寛は「気さくなエリート」が似つかわしく、所轄の刑事達は各々きちんとキャラ立ちしつつも十派一絡げ的雰囲気、遺体発見者のもう片割れは原作とは違う路線の気持ち悪さで良かった。特に麻生久美子は渾身の嘔吐演技が見所で、ああいう美人が悶え苦しみながら嘔吐物を撒き散らす様は、そういう趣味の人にはたまらない見物なんだろうなー。

[自アン系]妹シャドウボクシング

おかずを取られたらあなたはどうしますか?
その行動の後に妹は何を言うと思いますか?

自アン+定番の妹ネタ箱。「自アン+の妹箱は全てナトリが作っている」という噂も実しやかに囁かれていたりするが、真相を知るのは箱作と管理人だけである。そんな事はさておいて、太るよ?項より和やかなやり取りをメモ↓

太らない体質だもん!
へー、ふーん・・・そうですかそうですか。
むー、なんか気になる言い方ー
お前食う割にペタンコだもんな。
あー酷い!気にしてるのに〜
あーわかったわかった。おかずやるからさっさと大きくなりなさい。
なんかごまかされた気がする・・・
妹シャドウボクシングはやめなさい君たち

和やかなのに、眺めていると物悲しい気分にもなるのは何故だろうか。

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