出勤途中、何やらかばんがやたらと重い。「疲れているせいかな？」と思いつつ、一応念の為にかばんを開けてみたらば、中には缶ビールが１缶入っていた。昨夜もらった缶ビールを、「ただでさえ切羽詰まっていて処理能力が怪しいところにアルコールなんか入れられない」と、バッグの中にしまい込んでそのまま忘れていたらしい。重いし人に見つかったら恥ずかしいしすんごい邪魔なんだけど、途中で飲み干す訳にもいかないし、朝から物悲しい気分になった。
早めに帰って髪切りに行って極力さっぱりと短くして気分転換を図る。男の子のように短くしたのに髪が黒いままだとそれこそ男子小学生みたいだから、ちゃんと３０歳の未婚年増だとわからしめる為にも染め直そうと思うが今日は疲れたので明日にまわす。エイプリルフールのネタを披露する余力もなかった。
昨年人里にクマが頻出する原因となったドングリの不作は、「台風の連続上陸による落下」ではなく「蛾（ブナヒメシンクイ）の幼虫による食害」である、とする調査結果。
台風による落実であれば人間は手の出しようがなく、ドングリを植えようと提案して「植生を乱す」と封じられるのが精々だが、虫による食害であればまだ対策の練り様もありそうである。クマと蛾と「どちらが自然界にとってより稀少な存在か」「どちらが人間にどれだけの利害を為すか」にもよるが。
★ 「カナダでアザラシの補殺解禁、３０万頭以上 国際非難も」（ｓｅａ ｏｆ ｔｒａｎｑｕｉｌｉｔｙ（３月３１日付）より）
カナダ政府が漁業従事者の収入確保のために許可したアザラシ猟が、世界の動物保護団体等に残虐行為だとして非難を受けている、との記事。カナダ漁業海洋省は狩猟者に対し、アザラシが苦しまないように絶命を確認するように指導しているが、現場には「意識があるまま、捨て置かれている」アザラシもいるらしい。漁師組織は、漁業従事者は漁業以外の収入源が必要であると強調、動物保護団体等が非難すべき相手は現金収入が必要な漁師ではなく毛皮の購入者だと反論しているそうである。
文化や経済状況を無視して何でも一律に動物虐待だと主張する動物保護団体に賛同する気は更々ないが、カナダ漁師組織の反論は筋が通っていないように思う。動物保護団体が毛皮購入者を非難した結果毛皮消費が減った場合、漁業従事者達は必要な現金収入を得られなくなる訳で、それを彼等が良しとするのであれば最初からアザラシ猟は不要という事になる。売春を「売る少女達よりも買う大人達が悪い」とする言説とは事情が違う（わざわざ違いを説明する必要性を感じないので省略）。
★ 「世界の名水味わって 犬山・リトルワールドで『ウオーターバー』」（→関連：野外民族博物館リトルワールド 新着情報 ウォーターバーＯＰＥＮ＆世界のヘルシー料理）
記事内で触れられているもう１つのイベント「世界のヘルシー料理」のほうが気になった。健康食にしては、どれも美味しそう。特に、ドイツの「カルトッフェルプッファー」（おろしたジャガイモを焼いたものの林檎ソース載せ？）・韓国の「トットリムッ」（どんぐりの粉から作った蒟蒻のようなもの）が美味しそう。しかし犬山市という場所に行く機会はなさそうなので、首都圏内でこれらの料理を扱う各国料理店に遭遇できる可能性に期待。
緑茶や紅茶（チャイ）をサイダーで割って飲むという、「尾道発 新感覚ノスタルジック飲料水」の「チャイダー」。紅茶ソーダがマニアックな支持を得る飲み物なので、緑茶のソーダ割りも同様の人気を得るだろうと想像してみる。
★ 「『食べてやせる』根拠なし サッポロ製薬を業務停止」（→関連：サッポロ製薬）（→関連：大手小町 奥様美容で酢ＢＴについて意見聞かせてください！）
経済産業省から「食事制限なしに痩せられるという触れ込みには合理的根拠がない」と断ぜられた黒酢使用健康食品「奥様美容で酢ＢＴ」について詳しく知りたいと思い、公式サイトを調べてアクセスしたらば、妙なでかい１枚絵が表示されてかなり驚いた。「至急工事中」なのは今回の３ヶ月業務停止命令に関連してなのだろうか。
商品名を検索していて見つけた大手小町のトピが面白い。１番目のレスは「２ヶ月飲んでも全然効果なし、『痩せなかったら全額返金 完全保証』も『よく体動かしてみてください』と言われただけ」というものなのに、その後のレスにはめちゃめちゃ痩せた人が続出。これがもし２ｃｈや自アンだったらば、「工作員乙」「工作員おめ」等と茶化される事必至の流れである。
★ 本メモ 「『ユリイカ』２００５年４月号特集＊ブログ作法」（Ｍｉｎｔ Ｊｕｌｅｐ（４月１日付）より）
ネットで見かけるブログ論みたいなものには簡単にでも目を通してみるぐらいの興味があるけれど、市販の本や雑誌でまでブログ論を読みたいと思うものなのかどうかは、実際に本屋の店頭で見かけて手に取って数ページ読んでみなければわからない。