チェーン展開ラーメン店の中でいちばん好きなチェーンが、この揚州商人。最近はあまり行ってなかったのだが、今日たまたま店舗の1つの近くを通ったので寄ってみた。
混んでいる店では食事を取る気がしないので外から様子を窺っていると、こちらがドアの外に立っているのを目敏くこちらを見つけ、笑顔を浮かべて中からドアを開ける店員。そのままつられて店内に招き入れられ、店中に響く「いらっしゃいませー」らしき言語(不明瞭なのできちんと聞き取れない)の唱和で迎え入れられた。ここの店員達は入退店時のみならず、各テーブルの注文を取る都度にもメニュー名を復唱しあっていた。おかげで、何処か他のテーブルの注文が「全部大盛り」だという、ちょっと微笑ましいだけで何の役にも立たない情報を仕入れられたりして、それはそれで楽しかった。
何か肉っぽいものに飢えているところだったので、大肉湯麺を注文して食べた。トロトロに煮込まれた角煮が丼いっぱいに長々と横たわっている、そんな素敵なラーメンである。こんなデカイ肉が載ったラーメンを喜んで啜っている人間が、他人の「全部大盛り」を笑っちゃいけないように思ったので、今後は気をつけようと思う。
ところで店のサイトを見ていて気がついたのだが、「揚州で古くから受け継がれている豚肉を団子の形で煮込んだ名物郷土料理」だという獅子頭麺を扱う店舗が立川にできていたらしい。「揚州商人が出す豚肉の肉団子が美味しくない筈がない」と期待して、その内こちらにも行ってみる予定。
★ 萌え猫画像 トラジくん、あらあら、変な顔ですよ。(フクトラ日記(3月23日付))・鼻の穴に入ったニャ(明日から/おちこじんち。(3月24日付))・春眠暁を覚えず。(花猫風月(3月24日付))・飼い主の好み(うちの雛さん(3月24日付))・余計なこと書くな(教官不定期日誌(3月24日付))
★ 萌えアニマル画像 「斗内の水田にハクチョウ/三戸」
お湯や水に溶かして紅茶にする他、そのままかんだり舐めたりして楽しむよう開発された、紅茶の錠剤「ティーピル」。紅茶の味を味わえるだけでなく、本物の紅茶同様の「爽快な気分」が得られるとの事。
そう言えば以前聞いた話では、紅茶には豊富はビタミンCが含まれ、紅茶を毎日飲むと風邪予防になるんだとか。もしこの話が事実で、またティーピルにも本物同様のビタミンCが含まれているんだとしたら、「気軽に紅茶を楽しめてついでに風邪予防」できて画期的だと思った。
★ 植物関連 「苦節15年――世界初の『黒いヒアシンス』が誕生!!」(sea of tranquility(3月23日付)より)・「春はもちろん、秋も冬も咲きつづける不思議な桜」
1件目、黒いヒアシンスの画像付記事。春に咲く花なのだから、従来の白やピンクや青が似合うと思うのだが、マニアは違う考えなのだろう。毎年春になると、「また今年もヒアシンスの水栽培をし忘れた」とガッカリする。咲く時期になって思い出しても意味がない。
2件目、夏以外の秋から春にかけて絶え間なく咲き続けるという「不断桜」。誤って「普段桜」と変換してもあまり違和感がない。紅葉と桜の揃い踏みや、雪の中の桜といった景色が実在すると思うと胸がどきどきする。観に行く価値は充分あると思う。
★ 「宮沢りえ『阿修羅のイメージで』…艶やかどくろ帯」(→関連:阿修羅城の瞳 公式サイト)
今まで特に気にも留めていなかった映画だが、何故か最近気になり始めてきた。同時期に他に観たい映画があったらビデオでも良いけど、とりあえずメモ。
★ 「判りにくい文章を書く方法」(inside out(3月24日付)より)
判りやすい文章を書くにあたっての注意事項。長文にこそ「情報不足」の落とし穴がつきもののように思うので、注意を心がけたい。
世界の支配を目論み、その妨げとなるユニコーンを倒すよう手下達に命じた魔王。その頃、森を散歩していた王女リリーと青年ジャックは2頭のユニコーンに出会う。リリーは感激のあまり、ジャックの制止も聞かずに禁忌を犯してユニコーンとの接触を試みる。だがユニコーンがリリーの差し伸べる手に触れたちょうどその時、魔王の手下達は立ち止まったユニコーンに矢を射って倒し、額の角を奪い去ってしまう。その瞬間から世界は豹変、吹雪と氷に包まれる。雪の中で倒れていたところを妖精達に助け起こされたジャックは、リリーとユニコーンの角を取り返し世界を元に戻すべく、剣と鎧をまとった騎士となって魔王の元へ向かう決意を固める。
オーランド・ブルーム主演&リドリー・スコット監督作品「キングダム・オブ・ヘブン」を観る前に、同監督のヒロイックファンタジー系統作品を予習しておこうと思って借りてみたのだが、観てみたところ魔王や妖精やユニコーンが出てくる方面のファンタジーであり、いわゆるヒロイックファンタジーではなかったっぽい。ヒロイックファンタジーならば「グラディエーター」を観た方が予習としてはまだ役立ったかも知れない。いずれこちらも借りてみようと思う。
で、「キングダム〜」の予習としてではなく1つのファンタジー作品として観た感想は、「(この作品が作られた1985年当時にはどうだったか定かではないが)今の時代に観るとなると王道的過ぎて膨らみのないファンタジー」であった。草原中をキラキラした埃のような物質が舞い飛んでいたり、雪原にはシャボン玉が浮いている等、綺麗な映像を創り出そうとする姿勢は理解できるが、王女・騎士・妖精達の造形もあわせて学芸会じみたこぢんまり具合。箱庭めいた狭苦しい世界で「光を取り戻そう」云々言われても、危機感はあまり伝わってこない。魔王や魔王に囚われた王女の造形は妖精達に比べれば幾分尖った感じで悪くなかったが、逆にそこだけ浮き上がってバランスが崩れてしまった感もある。
しかし、こういう小さくまとまったファンタジー作品は、タイトルから壮大なスケールを期待した落差を乗り越えた後には「そういうもの」として楽しめる。何よりも、若いトム・クルーズの端整な容貌を堪能できたのは良かった。ロンゲのトム、王女よりも美しく見えるトム、でも歯並びは悪いトム。今まで観たトムの中でいちばん愛嬌があり可愛らしかった。この時彼は何歳だったんだろうか。