2005-03-20 塩うにのパスタ/ニュースいろいろ [長年日記]

[ダメ料理] 塩うにのパスタ

塩うにとは、生うにを塩漬けしたものである。生うにと比べて日持ちがする代わりに塩味がきつい。塩漬けなのだから当たり前であるが、塩味がきついとなるとどんな風に消費していけば良いのかわからず、ご飯に載せて食べる以外に方法が思い浮かばずに結局食べ切る前に半分はダメにしてしまう(塩漬けなのに)のが常であった。

しかし今回は今までと違う。ネットで調べて良いレシピを見つけた。塩うにのパスタである。作り方も簡単、塩うにと卵黄を混ぜ少量の醤油で味を調えバターを加えておいて、そこに茹で立て熱々のパスタを放り込みパスタの余熱でバターを溶かしつつ混ぜ合わせ、皿に盛って刻み海苔をかけるだけ。簡単にして美味しく、そしてご飯で食べるのとは段違いな量の塩うにを消費できる、素晴らしいレシピ。インターネットって素晴らしい。

[動物] 萌え猫画像/萌えアニマル画像/東京で増えるクマネズミ/飼い犬をはねた運転手に土下座させて訴えられる

萌え猫画像 フクトラ、あらあら、寄り添ってお昼寝ですね。(フクトラ日記(3月19日付))・かぶりつき(とんぢる劇場(3月19日付))・真下にストーブがあるから降りられないらしい(Here is “EDEN”(3月20日付))・腕ひしぎ十字固め(教官不定期日誌(3月20日付))

萌えアニマル画像 わんこにおい、嗅ぐ。(わんこが、くるぢょ。(3月20日付))・「ムササビ、夜間遊泳 岩国の城山で巣作り」ミオン動物園(3月20日付)より)

「“都会の猛獣”東京で急増中…“猫いらず”も効かず」sea of tranquility(3月18日付)より)

ヒートアイランド現象で気温上昇中の東京に熱帯原産のクマネズミが急増している、との記事。私は昔ハムスターやパンダネズミを飼っていたからか、ネズミに対する嫌悪感はあまり持っていないのだが、クマネズミはイエダニを撒き散らしたり電線を囓って火災の原因を作ったりするらしく、見た目を受け入れられれば大丈夫といった次元の話ではないようである。

「『ペットに土下座』は不当=慰謝料支払い命ずる判決−中国」

飼い犬をタクシーにはねられた飼い主がタクシー運転手に暴力を振るい、警察官が来るまでの間土下座を強いる等した事件について、タクシー運転手の「人格の尊厳を傷つけられた」との訴えを認め、損害賠償の支払いを命じたという訴訟。

この記事ではペットがどうなったのか(怪我だけで済んだのか命を失ったのか)がわからないので何とも言えないが、仮に命が奪われていたとしたら、飼い主が暴れたり謝罪を強いたりする気持ちはわかる。わかるからといって、それが正しいと支持するも訳でもないが。

[食べ物] うどんと蕎麦の地域性

「うどんと蕎麦、その地域性と天気の関係」

うどんの原料である小麦は寒さに弱いので、温暖な気候の西日本で多く収穫され、蕎麦の材料である蕎麦は荒地や寒冷な気候に強いので、寒冷地で多く収穫される、といった事らしい(土地が別格に広い北海道は除外)。またそうめんは寒い冬に天日で乾燥させて作るので、降雪量が多い日本海側を避けた太平洋側に名産地が集中しているらしい。

私はうどんと蕎麦では断然うどんのほうが好みなのだが、それは単に「美味しい蕎麦」を食べた経験がないからかもしれない。うどんの美味しさは喉越しと弾力とあとは炭水化物特有の腹もち感であり、作る側はさておき食べる側の敷居は低い、と思う。

[医療・健康] 親の喫煙で子供の動脈硬化リスク高まる

「親の喫煙、子に『害』じわり…動脈硬化のリスク高まる」sea of tranquility(3月19日付)より)

親が喫煙している家庭の子供は、動脈硬化を防ぐ善玉(HDL)コレステロールの値が低い、との調査結果。そう遠くない将来、「子供の前で煙草を吸う大人は児童虐待」と見なされるようになるかもしれない。

[その他] 5色にライトアップされた草津温泉湯畑/美人とは「逸脱」

「草津温泉湯畑を5色にライトアップ」ポトチャリポラパ(3月20日付)より)(→関連:湯 love 草津(草津温泉公式サイト) ゆもみ通信 ライトアップの様子

JPGへの直接リンクを避けたら何やらまだるっこしい事になったが、関連リンク先のライトップ湯畑は大変に綺麗。草津温泉行きたい。臭いけれど。

中村うさぎ「美人とは何か?」ぽいんつさんのブログ.(3月20日付)より)

「顔が整っているだけではインパクトに欠け『美人』とは呼ばれない」「美人はパーツのバランスが微妙に崩れているが故に、その逸脱が他人に強い印象を与えて『美人』と呼ばれるが、逸脱がある故に自分の容姿にコンプレックスを抱きがちである」には肯けたが、「美人もブスも同じく逸脱であるが、ブスには明確な『記号』がある故にブスが美人とされる事はない」というのは違うかもしれないと思った。時代や地域によって美人とブスの立場が容易に引っ繰り返る以上、ブスと美人に明確な境界は存在しないと思う。

ところで、この中村うさぎの文章と同じような「美人とブスは紙一重、真に整った顔立ちというものは人目を惹かない事が多い」といった意見を挙げると、「自分が美人じゃないからって僻んで美人とブスと一緒くたにしようと頑張るんだろw」的な反論をしてくる人がいたりする。別に、美人とブスが紙一重だからって美人のステータスが貶められやしない筈なのに、筋違いな擁護による的外れな攻撃にはやりきれない。

[]